9-2施工管理法 (工事管理工程表) バーチャート ガントチャート ヒストグラム
資格は“与えられるもの”じゃない。
現場に立つ覚悟のある人間が、取りに行くものだ。
このサイトは、私自身が合格した 2級土木施工管理技士、建設機械施工管理技士などの 受験経験をもとに作った、建設業資格の独学応援サイトです。
近年、台風や地震などの災害が頻発し、 被災地では建設業者不足により 「修理まで半年待ち」という状況も起きています。
日本の経済成長や災害復旧に欠かせないのが建設業です。 建設業は、昇る朝日のような永遠の成長産業だと私は考えています。
2級土木施工管理技士をはじめとする施工管理系資格は、 比較的チャレンジしやすく、建設業界への就職・転職にも有利。 人材不足の業界で活躍すれば、 やりがいと感謝、そして収入を得ることもできます (もちろんウデと頭は必要ですが)。
建設業系資格を取り、 自分の人生と建設業界、そして日本を一緒に盛り上げていきましょう。
皆さんの合格を、心からお祈りしています。
(-人-) ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
9-2施工管理法 (工事管理工程表) バーチャート ガントチャート ヒストグラムの種類についての過去問題出題ポイント
9-2施工管理法 (工事管理工程表) バーチャート ガントチャート ヒストグラム についての 基本解説動画はこちら
曲線式
工程管理曲線 図表の中にバナナが浮き出るためバナナ曲線ともいう

横線式
バーチャート バーチャートは作業の所要日数を表した図表のこと 作業の進行度合いは分からない

ガントチャート ガント(人名)チャートとは出来高をパーセンテージで表した図表のこと
ガントチャートは出来高比率(パーセンテージ)と覚えよう(頑固者が難しい表を考案した)

メインで出題される横棒線グラフはこの二つなのでこの二つを重点的に覚えましょう
どのグラフが何を表したかという問題が出た場合ガントチャートが出来高 比率と覚えれば 残りの横棒グラフはバーチャートで日数と言うことがわかる
ネットワーク式
ネットワーク式工程表 矢印 線が蜘蛛の巣のように張り巡らされたネットワーク図の事

ネットワーク式についてはクリティカルパス(所要時間が最長となるような経路)を覚える必要がある
クリティカルパスとは重大な経路というような建設現場で行われる工程についての作業内容や 所要日数を記載したネットワーク図のこと
試験ではクリティカルパスを読み解き、工事期間の日数を該当する問題が出る
ちょっとしたクイズを解く感じで過去問題を解いてみよう。
ヒストグラム

ヒストグラムとは測定値のばらつき状態を知るための表をいう。
横軸にデータの値(リンゴで言うと重さ)、縦軸に度数(リンゴで言うと数量)記入する
最小値、最大値
最小値は一番左端、最大値は一番右端となる
最小値4 最大値8

データの範囲
データの範囲は最大値-最小値から求めることができる
最大値8−最小値4=4

測定されたデータの総数
度数(リンゴで言うと数量)を全部合計したものとなる
(n=データ数=22)

データの平均値
データの平均値はグラフ棒の各々のデータの値×度数÷データの値合計(データの総数)となる。
正規分布曲線
ヒストグラムで線を引いてみると釣鐘状の曲線となるこの曲線は正規分布曲線と言う

例 題 (2級土木1次試験問題より)

最小値、最大値
最小値は一番左端、最大値は一番右端となる
最小値28 最大値34
データの範囲
データの範囲は最大値-最小値から求める
最大値34−最小値28=6
測定されたデータの総数
度数(リンゴで言うと数量)を全部合計したものとなる
n=100
