25ショベル(バックホウ作業運転操作の基本)
ようこそ、このサイトは私が、合格した2級土木施工管理技士、建設機械施施工管理技士、防災士などの受験経験をもとにした建設業資格応援情報サイトのみならず、日本復興サイトです。
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
25ショベル(バックホウ作業運転操作の基本)についての過去問題出題ポイント
バックホウ作業運転時の基本
①走行時は、起動輪の位置を確認し、周囲の安全を確認走行する。バケットは、地面から( 40 )cm程度の高さに保ち走行する。
②急斜面の登り降りはしない。また、急斜面の途中では( ステアリング )を切ってはならない。
③やむを得ず障害物を乗り越える場合は、作業装置を利用して( クローラー )の前方を上げて通過する。
④( バケット )での杭打ち作業は、禁止されている。
走行モーターを前にして斜面を登ると路盤を荒らしたり足回り異常摩耗が発生する
掘削積込み
①ダンプへの積込みは旋回角度をできるだけ小さくし、サイクルタイムの短縮を図る。
サイクルタイム短→作業能率大
②ダンプの配置は、両側にすると車両の入換時間を短縮することができる。
③岩石などの積込みは、( 細粒分 )を先に敷き込み、その上に大塊を積むとダンプに与える衝撃が緩和される。
ベンチカット工法では掘削切羽高さをダンプの高さに設定し、上段から積み込むと視界もよく作業効率が良い。
溝掘削
溝掘削は、( 垂直 )にしたアームの前方45度~手前30度が有効範囲
最大掘削力はアームが( 垂直 )のときに発揮する。
ブームオフセット機構を持った機種では、車体の外側まで掘削可能であり、壁際ぎりぎりの溝掘りができる。
浅い溝の掘削は、掘削の進行に応じて車体を( 後退 )させて、順次掘削する。
溝底の整形は、( バックホウ )が後退する前に終わらせる。
掘削箇所へ再度またいでバックホウを進入させると、土砂崩れや転落の危険がある。
大塊・転石処理
①法面や切羽で転石や大塊が出た場合、機械の手前に( 土堰提 )を築き、岩石の落下災害を防止する。
効率良い掘削
バケットシリンダとアームとの角度が各々90度のとき、掘削力が最大となる。
掘削は、主としてアームの引き込み力を利用し、必要に応じてバケットのかき込み力を利用
強い掘削力を必要するときは、ブームとアームの交差角を90度よりやや多めにして、ゆっくりと掘削
バックホウの作業範囲は、掘削高さ、掘削深さは余裕をもたせ、すかし掘りにならないよう注意する。
足場は、整地して凹凸をなくし、( クローラー )の前下に盛土して乗り上げた形で掘削すると、より安定が良く掘削力が発揮できる。
軟弱地では、特にフロント側が沈み易くなり、安定性が悪くなるので、( 角材 )を数本たばね、枕木としてクローラの下に敷くとよい。
作業足場は、掘削・旋回時の安定を保つために水平にする。斜面では、盛土等により水平に足場を築く。
足元の掘削は、退避を考慮し掘削面に対して( クローラ )を直角にし、( 走行 )モータを後方にして掘削する。
一般に、掘削深さが浅いほど、燃料1ℓ当りの作業量は増加する。深堀りするときは浅く何段かに分けて掘削したほうが経済的である
クラムシェル作業
地表面から下の掘削に用いられ、土質は比較的柔らかいものから中程度のものに限られ、水中掘削も可能
機械式クラムシェル
機械式クラムシェルで掘削する場合の留意点は、以下のとおり。
①ローディングショベルが軟らかい場所は、敷鉄板等の上に機械を据えて作業する。
②ブーム角度をできるだけ大きくとる。
ブームは、立てた方が旋回時に( 安定 )し、高いところへ排土ができる。
排土はロープが短い位置で行う方が振れが少なく正確である。
③深い場所の掘削では、掘削場所が運転席から見えない時は、( 合図者 )の指示にしたがって作業する。
④ワイヤロープの長さは適正に保ち作業する。巻上げ中は、開閉( ロープ )をゆるめない。
また、開閉ロープと巻上げロープの長さが釣り合っていないと、深い掘削では巻上げ中にバケットの口が開いてしまうことがある。
⑤土質によって、バケットの開閉( ロープ )の本数を変える。硬い土質には掛け数を増し、軟らかい土質には減らす。
⑥狭い溝は、バケット幅を所定の幅に合わせ、並進方式で掘削する。深い溝の場合は片側から順次掘削すると溝が垂直にならないので、次のような順序で掘削する。
油圧テレスコピック式クラムシェル
油圧テレスコピック式クラムシェルは、同一機体のバックホウに比べて、機械全体が重く安定性が劣る。
1)転倒防止の留意事項
①移動時は、アームを最短状態にしてバケットを地上( 50 )cm程度の高さにして走行する。
②傾斜地での横断、方向転換は避け、谷側への( 旋回 )は禁止し、山側への( 旋回 )も低速で行う。
③急激な操作は、危険なので、走行時はゆっくり( 発進 )させる。
④走行時や掘削作業時に、バケットを引寄せ過ぎてバケットが前後に揺れ、キャブにあたらないように注意する。
⑤堅固いな足場で作業し、軟弱地盤では敷板等で、養生する。
⑥( クローラー )を掘削方向に向け、走行モータを後ろにして掘削する。
⑦決められたバケットサイズを使用し、バケットの引上げ時は、( アーム )を垂直に保つ。
⑧( アーム )を伸ばした状態で急激な旋回やアームの操作は行わない。
⑨アームシリンダによる( バケット )の押付け掘削は行わない。
⑩運転席から作業対象が見えない場合は、カメラや誘導員の合図にしたがう。
ドラグライン
①バケットのサイズは、機械の能力に見合ったものを用いる。バケットを地面に叩きつけたり、ブームにあてないように操作する。
②ブーム角度は( 30 )度前後が一般的で、作業範囲を広くとることができ、振りおろしの動作、掘削、排土も正確にできる。一方、ブーム角度は大きい方(40~50度)が機械の安定度が増し、旋回動力も少なくてすむ。
③タンプロープの長さは適正にする。
④( ドラグ )ロープが土砂に食い込むと寿命が短くなる。
⑤掘削はブーム先端の( 直下 )(最も効率よい)で作業する。
クレーン作業
屈曲ジブ式移動式クレーンは、クレーン付きショベルで、掘削作業とクレーン作業の両方が行える、運転資格として「車両系建設機械運転技能講習」と「小型移動式クレーン運転技能講習」の両方の修了証が必要である。
平均風速が( 10 )m/秒以上のときは作業を中止し、( 15 )m/以上ではジブは倒しておく。
荷を吊上げるときは、地上から約( 20 )cmで停止させて、機械の安定や重心、荷くずれ、またワイヤロープ、シャックルの外れなどの状態を確認する。
荷を吊って走行は、原則として禁止されている。作業の必要上やむを得ない場合は、メーカが示す吊り荷走行条件と性能表に従って作業をする。
ブレーカ作業
①水平で安定した足場を選び、極力( クローラー )の前後方向で作業する。
②破砕面は安定して打撃できる面を選び、チゼルをその面に垂直に押当て、( クローラー )の前端を少し浮かせて、常にブレーカに適切な押付力をかけながら打撃する。そして、破砕したら直ちに打撃を中止する。
③大きく、硬い破砕物は、割れ易い端から順に破砕し、同じ箇所を1分以上打撃したり、チゼルでこじったりしない。
④空打ちを行ってはいけない。油温度上昇、ボルトのゆるみ、折損を引き起こす。
⑤破砕物の飛散による危険を防ぐため、( 運転席 )のフロントガラスに防護ネットを取付けて行う。作業場周辺は( 立ち入り禁止 )とする。
①ブレーカは、各油圧シリンダのストロークエンドでは絶対に使用しない。
②フレーカは本来の使用目的以外(吊り荷作業、破砕物の移動作業)には絶対に使用しない。
③水・泥の中での作業は、特殊仕様のブレーカを使用する。
⑤バックホウ作業に比べ、破砕作業は重作業のため作業油の劣化、汚染が激しいので、早めに交換する(交換時間の目安は、バックホウ作業の1/3程度)。
コンクリート破砕作業
油圧ショベルに油圧圧砕機を装着してコンクリート破砕作業を行う場合、機体の安定性や油圧圧砕機の油圧、油量などの検討が必要である。
バケットシリンダを最伸長、最縮小状態で機体を浮き上がらせ作業しない。
ビル等の床で行う場合は床の( 床 )の強度に注意する
作動油、フィルタエレメントは早めに交換