23ショベル(作業条件下での取扱い)
ようこそ、このサイトは私が、合格した2級土木施工管理技士、建設機械施施工管理技士、防災士などの受験経験をもとにした建設業資格応援情報サイトのみならず、日本復興サイトです。
最近台風や地震など災害も頻繁に発生し被害も大きくなってきていますよね。
災害の復興地では建設業者が足りないため、 修理まで半年待ちという被災者までいるとのこと。
日本の経済成長やスムーズな災害防止復興には永続的なインフラ構築が欠かせません。
そういう意味では建設業は昇る朝日のような永遠の成長産業と言えるでしょう。
2級土木施工管理技士系資格は、比較的受かりやすい資格で、建設業会社への就職にもダンゼン有利!
また人材不足の建設業界で活躍すればサラリーマンとは比較にならない人から感謝され、やりがいのある収入も手に入るでしょう。(当然ウデと頭が必要です)
スムーズに建設業系資格を取って、自分の人生と建設業界と日本を盛り上げましょう。皆さんの建設業系資格合格を心からお祈り申し上げます。
(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
23ショベル(作業条件下での取扱い)での運転操作時の取扱いの心得
寒冷時の取扱い
①冷却水は、最低気温に適応した( 不凍液 )の濃度に調整する。
②エンジン始動後は、十分に( 暖機運転 )を行い、作動油が規定の油温で作業を開始する。
③( バッテリー )は、電解液の量、比重、充電状態、保温に注意する。
④作業後、土砂がクローラシュー、走行フレームなどに付着していると凍結して動けなくなるので、土砂は取除き、夜間は土砂の上に駐車せず、コンクリートや木材の上に駐車して( 凍結 )を防止する。
水中で作業を行う場合
①旋回系部品に( 水 )に浸からないよう注意する。
軟弱地や岩盤地などで作業を行う場合
( クローラーベルト )を岩盤地ではやや張りぎみに、軟弱地または砂利道ではややゆるく張る。
運転操作時の留意事項
①エンジンオイルや作動油温度が適正な温度になるまで( 暖気運転 )をする。
②危険を感じたときは、必ず( 一旦停止 )をして状況を調べ、安全を確認して作業する。
各作業条件下における運転操作方法
1)軟弱な地盤での走行
①軟弱な路面を走行するときは、( 敷板 )などを敷いて走行するとよい。
②不整地軟弱地は走行抵抗が大きいので、( 低速度 )で進入、ゆっくりと連続的に切り、急旋回を避け、クローラベルトのはずれや地盤の泥ねい化を防ぐ。
③湿地を脱出する場合は、走行装置と作業装置を併用すると脱出しやすい。
2)傾斜地での走行
①傾斜地での登り下りは、バケットを地上20~30cm程度に保持して慎重に走行する。
②油圧ショベルでの急坂の登り下りで、走行装置のみでの登りが困難なときは作業装置を( 併用 )し、下りでは作業装置をブレーキや支えに併用して降りると安全な走行ができる。
③傾斜面を斜めに横切ったり方向転換すると、横滑りや( 横転 )の危険があるので避ける。また、傾斜地で谷側に( 旋回 )すると転倒する危険があるので避ける。
3)高圧電線下の通過
①高圧電線下を通るときのブーム、アーム、バケットのうちの最も高い部分と電線との安全離隔距離は、下表のとおり
電 圧 | 安全離隔距離 |
6,600v以下 | ( 2 )m以上 |
22,000v以下 | 3m以上 |
66,000v以下 | 4m以上 |
154,000v以下 | 5m以上 |
275,000v以下 | 7m以上 |
500,000v以下 | ( 11 )m以上 |
不整地や軟弱地盤における走行運転では、ステアリングを急旋回せず少しずつ、連続的に切る。
水中で作業を行う場合は、旋回ベアリングやセンタジョイントなどが水につからないようにする。
河川を横切るときは、バケットを使って水深や川床の状況を調べながら渡る。
運転中、地形や足場の状況に不安を感じたときは一作業を停止して安全を確認してから作業する