14建設機械(燃料・潤滑剤)



2級土木施工管理技士サポートサイト

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日本の経済成長やスムーズな災害防止復興には永続的なインフラ構築が欠かせません。

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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ




 

14建設機械(燃料・潤滑剤)についての過去問題出題ポイント

燃料

ディーゼルエンジンでは、空気を高圧に圧縮して高温にして、軽油を高圧噴射して自然着火させている。

揮発性はいらないので高粘度の石油が使用されるため、低温時の流動性が重要な性質となる。

燃料の補給は作業終了後に行うのが望ましい燃 料補給は、作 業 終了後に毎日確認し、 燃料タンクは満杯にしておく

 

軽油の主要JIS規格その他

燃料

①軽油は、JIS規格において流動点や目詰まりなどの低温特性により、5種類に分類されている。 数字が上がるほど寒冷地向けとなる。

試験項目  種類
 特1号  1号  2号  3号  特3号
引火点 ℃  50以上  50以上  50以上  45以上  45以上
流動点 ℃  +5以下  -2.5以下  -7.5以下  -20以下  -30以下
目詰まり点 ℃  -  -1以下  -5以下  -12以下  -19以下

 

①軽油の引火点は45°以上である

 

軽油が流動性を維持できる限界温度を流動点という

流動点は軽油が流動しなくなる(固まる)温度 ポイントが言う 流動点が低いほど低い温度で固まらない

 

軽油ワックス分が燃料フィルタをつまらす温度を目詰まり点という

軽油は、始動時の温度が目詰まり点以上の種別から選定する

※始動時の周囲温度より目詰まり点が高い軽油を燃料とすると、エンジンが始動しなくなる。

 

始動時の温度が -15℃の場合、 目詰まり X がマイナス19°c 以下の特3号は使用できるが、 目詰まり点が-12°c 以下の 3号は使用できないということ

 

④密度は0.81~0.87(g/立方cm)、引火点は45℃以上。

 

⑤発熱量は、1kg当り46,100kJ(11,000kcal)で、発火点は300℃以下。

 

着火性を示す値として「 (セタン)価」が使用されている。

セタン価が高いほど着火し易く、エンジンの始動が容易でノッキングの発生が少ない。一般の軽油のセタン価は45~55であるが、セタン価が40以下になると、低温時の始動性が悪く白煙を発生する。

着火性を示す値はセタン価である。オクタン価はガソリンのアンチノック性を表す指標である

 

⑦硫酸イオンが出るので硫黄分(質量)は、ディーゼルエンジンの排気ガス規制に対応するため、1997年からは0.05%以下、2004年からは0.005%以下、2007年からは0.001%(10ppm)以下へと段階的に低減されてきた。

※(燃料)中の硫黄分が少ないと、排出ガス中の微粒子減少し、エンジン腐食も低減し、排出ガス規制にも対応。

 

〔例題〕 燃料の取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 軽油やガソリンは、消防法で危険物第四類「引火性液体」に分類されている。

2 ドラム缶から燃料補給する場合は、一昼夜以上静置して、沈殿した水分が混入しないように給油するのが望ましい。

3 燃料補給は、燃料タンクの蓋の周辺や、ホースの汚れを落としてから行う。

4 建設機械への燃 料 補 給は、作 業 終了後に毎日確認し、 タンク 容量の5割程度まで減少しているときは補給する。

 

答え

 

 

潤滑剤他についての過去問題出題ポイント

潤滑剤

ギヤオイルは、外気温に適合した粘度グレードのものを使用する。

グリースのような半固体の硬さは、ちょう度で示され、数値が大きいほど軟らかい

不凍液の液量 レベルが下がった場合は不凍液を補給する

不凍液の希釈水には水道水を使用する。(天然水でない)

作動油は、温度による粘度変化の少ないものが望ましい。

不凍液

運転中の潤滑油圧力の目安は200〜 400 kPa(2〜 4 kgf/cm2)( 桁を変えて出してくるから注意)

SAEはオイルの粘度分類に基づく粘度規格 数字が小さいほど柔らかいオイル

夏にはSAE 番号の大きい潤滑油を使用する。

マルチグレード オイルはガソリンエンジン用のオイルである

マルチグレードとは5w-20 のように 低温 高温の二つの表記がされているオイル

ディーゼルエンジンには植物油ベースのエンジンオイルは使用されていない

 

外気温が高い場合は高粘度、低い場合は低粘度のエンジンオイルを使用する。

W は ウィンター という意味でエンジンオイルは 冬用である

ディーゼルエンジンのエンジンオイル油圧システムの中で動力伝達液としても使われる

ディーゼルエンジンのエンジンオイル交換時期は100時間から500時間ぐらいである

ディーゼルエンジンのエンジンオイルエンジンが少しあったまったでないとオイル交換がはかどらない

ディーゼルエンジンのエンジンオイル使用する場所の外気温にあった規格のものを使用する必要がある

 

作業終了後は 燃料タンクのコックを開いたままにする

じんあい(ホコリ)の著しい場所では、エアクリーナの点検を頻繁に行い、エレメントを清掃する。

 

ディーゼルエンジンのオイル消費が多い主な原因

オイルの粘度が低い方がオイル消費量は多くなる

油圧計や圧力調整弁の不良は油圧異常の原因をもたらすがオイル消費量の原因とはならな

燃料噴射系統の故障ではオイル消費量には影響しない

ピストンリングライナ 摩耗するとその部分からオイルが漏れてオイル消費量の原因となる

ピストンリング やライナ 摩耗

 

〔例題〕 エンジンオイルに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 エンジン内部の汚れを洗浄する作用も持っている。

2 ガソリンエンジン用は、ディーゼルエンジン用にも使用できる。

3 ギヤオイルや作動油に比べて交換周期が短いのが一般的である。

4 性能が合うエンジンオイルを作動油として使用する建設機械もある。

 

答え

 

〔例題〕 建設機械用エンジンの取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 運転中の潤滑油圧力の目安は、200 〜 400 kPa(2〜4kgf/cm2)である。

2 夏季には、SAE 粘度グレードの小さい潤滑油を使用する。

3 土ぼこりの多い場所では、エアクリーナの点検をこまめに行い、エレメントを清掃する。

4 運転中のダイナモの充電状 況は、電流計または充電ランプで確認する。

 

答え

 

 

潤滑作動油についての過去問題出題ポイント

潤滑油の交換はエンジンが温まった状態で行う

粘度が低く さらさらだと漏れちゃうということ)

粘度が高く ドロドロだと余計 負荷がかかっちゃうというか)

ブレーキ液の交換後はエア抜きをしてプリウス ロケットを防止する)

作動油は選定は粘度を第一に考える。

作動油は温度変化による( 粘度 )変化の少ない(高粘度指数)作業油が望ましい。

作業油の粘度分類は、40℃におけるISO粘度分類があり、温度による粘度変化の少ない(高粘度指数)作動油を使用する。

酸化しやすくないもの 選ぶ

温度による粘度変化が少ない。

流動点が低いものを選ぶ

泡の発生がしにくいものを選ぶ

 

油圧ショベルの油圧駆動の特徴に関するについての過去問題出題ポイント

摩擦などによるエネルギーの損失がある。

ゼロから無段階に動力制御ができる。

アクチュエータには、往復運動と回転運動のどちらでも選択できる。

低速で大トルクの起動ができる。

勉強お疲れさまです♡ 試験頑張ってね♪ 2級建設機械施工技士