🌞🌞2級建設機械施工管理技士 よく出る過去問題出題ポイント集🌞🌞
ようこそ、このサイトは私が、合格した2級土木施工管理技士、建設機械施施工管理技士、防災士などの受験経験をもとにした建設業資格応援情報サイトのみならず、日本復興サイトです。
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
(土木工学) 土と岩
- 1 土の分類と粒径についての過去問題出題ポイント
- 2 土の強度と透水性についての過去問題出題ポイント
- 3 土のこね返し(鋭敏比)についての過去問題出題ポイント
- 4 土の締め固めと含水比についての過去問題出題ポイント
- 5 含水比についての過去問題出題ポイント
- 6 土の内部摩擦角についての過去問題出題ポイント
- 7 岩の分類についての過去問題出題ポイント
- 8 盛土材料・伐開除根についての過去問題出題ポイント
- 9 法面についての過去問題出題ポイント
- 10 堤防・河川についての過去問題出題ポイント
- 11 土量変化率ついての過去問題出題ポイント
- 12 機械化作業の種類についての過去問題出題ポイント
- 13 運搬距離についての過去問題出題ポイント
- 14 トラフィカビリティ、コーン指数について過去問題出題ポイント
- 15 ベンチカット工法とダウンヒルカット工法についての過去問題出題ポイント
- 16 バックホウによる主作業についての過去問題出題ポイント
- 17 土留め支保工内の掘削底面の破壊現象についての過去問題出題ポイント
- 18 軟弱地盤対策の覚え方についての過去問題出題ポイント
- 19 コンクリートの強度についての過去問題出題ポイント
- 20 スランプ値についての過去問題出題ポイント
- 21 水セメント比についての過去問題出題ポイント
- 22 レイタンスとブリージングについての過去問題出題ポイント
- 23 コンクリート運搬、打込み、締固め等についての過去問題出題ポイント
- 24 道路の構造についての過去問題出題ポイント
- 25 アスファルト舗装の構造についての過去問題出題ポイント
- 26 コンクリート舗装の構造についての過去問題出題ポイント
- 27 特殊な機能を持った舗装についての過去問題出題ポイント
- 28 舗装工事使用機械と作業についての過去問題出題ポイント
- 29 杭基礎工についての過去問題出題ポイント
- 30 ケーソン基礎についての過去問題出題ポイント
- 31 土留め壁についての過去問題出題ポイント
- 32 工事測量についての過去問題出題ポイント
- 33 施工計画についての過去問題出題 ポイント
- 34 工事管理工程表の種類についての過去問題出題ポイント
- 35 施工のための各種試験についての過去問題出題ポイント
- 36 ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの比較についての過去問題出題ポイント
- 37 ガバナについての過去問題出題ポイント
- 38 燃料についての過去問題出題ポイント
- 39 潤滑剤他についての過去問題出題ポイント
- 40 ショベルの分類についての過去問題出題ポイント
- 41 ショベル機種別の特徴と主な用途についての過去問題出題ポイント
- 42 安全性・環境対策の向上についての過去問題出題ポイント
- 43 機械の質量
- 44 バケット容量・設置圧・掘削力・安定性についての過去問題出題ポイント
- 45 エンジンと動力伝達装置についての過去問題出題ポイント
- 46 走行装置による分類についての過去問題出題ポイント
- 47 油圧ショベルの作業装置についての過去問題出題ポイント
- 48 点検整備等一般的注意事項についての過去問題出題ポイント
- 49 油圧ショベルの故障と対策についての過去問題出題ポイント
- 50 各作業条件下での運転操作時の取扱いの心得
- 51 ショベル機種の選定・作業上の注意事項についての過去問題出題ポイント
- 52 バックホウ作業運転操作の基本についての過去問題出題ポイント
- 53 バックホウの作業能力
- 54 建設業許可についての過去問題出題ポイント
- 55 騒音規制法についての過去問題出題ポイント
- 56 振動規制法についての過去問題出題ポイント
- 57 道路占用に関する法律についての過去問題出題ポイント
- 58 車両制限令についての過去問題出題ポイント
- 59 資源有効利用促進法についての過去問題出題ポイント
- 60 建設リサイクル法についての過去問題出題ポイント
- 61 産廃法についての過去問題出題ポイント
- 62 労働基準法
- 63 労働安全衛生法
土の分類と粒径についての過去問題出題ポイント
土の分類
土はいろんな粒の大きさの土がまじりあってできている。
試験では粒径の大きさ 何 mm というところまで覚える必要はないが、土の大きさの名前の順番を覚える必要がある。
覚える粒径の大きさ 名称は下記の通り
レキ(礫)>砂>シルト>粘土>コロイド
(右に行くほど粒径が小さくなる)
覚え方として
レッサシーネンコ
とロシアのフギュアスケート選手名みたく覚えよう。
レッサシーネンコ選手とは、5回転ジャンプはお手の物、スマートで鼻は高く黒いもっこりタイツがよく似合う羽生結弦くんのライバルだ。
右に行くほど大きいというような意地悪問題も出るがレッサシーネンコと覚えていれば大丈夫だ
コロイド<( 粘土 )<シルト<砂<( 礫 )
礫と砂についてはさらに細分化されるから注意が必要。(たまに出題される)
礫と砂については下記のようにさらに細分化される。
礫(粗 中 細) 砂(粗 細) がある
つまりこういうこと
レキ(粗 中 細)>砂(粗 細)>シルト>粘土>コロイド
砂については礫より小さいため中がないと覚えればよい。
土の粒度分布
ひとつの土の中に入っている 粒径の異なる土のボリュームゾーンを表しているのが 土の粒度分布の表だっ!
粒度分布が広い場合、傾きは緩やかで広範囲 ② (粒度分布が良い)
粒度分布が狭い場合、傾きは急で狭い範囲 ③ (粒度分布が悪い土)
狭い範囲で傾きが急な土は粒度分布が悪い土といわれる。( 締め固まりにくいということ)
(色々な大きさの土の粒が入っていた方が土同士の隙間が埋まり密になりよく締め 固まりやすくなる)
鉄腕ダッシュで溶鉱炉を作る際の煉瓦造りで 同じことを言っていた
土の強度と透水性についての過去問題出題ポイント
切り土面が崩れるのは土が重力に耐えられず滑ることにより起こる。
つまり、土には強度がある(強度は摩擦力と粘着力で構成される)
土の強度は土粒子間の 粘着力と摩擦力 により決まる。
→ 覚えてもらいたいのは この2つ 摩擦力のある砂と粘着力のある粘土
ポイントは粘土と砂土は相反する関係ということ。 なので 最低でも片一方だけ覚える
粘土の土の強度→粘着力大・摩擦力少
砂の土の強度 →摩擦力大・粘着力少
そして、締め固められた土は強度が増大し、密度が高まり、水が通りづらくなり(透水性)は(低下)する
土のこね返し(鋭敏比)についての過去問題出題ポイント
粘土系の土は長期間堆積していると結合して強度が上がる。
しかしこね返すと結合が壊れ、強度が下がる
これを土の( こね返し )という。
粘土性の土は長い年月堆積すると土粒子間に電気的、化学的な結合が起こり強度が増大するが、こね返すことにより結合が壊れ強度が低下する。
土の締め固めと含水比についての過去問題出題ポイント
締固め試験
土は一定の水を加えて固めると 強度が出る
締固め試験は水を加えながら 締固める試験で 土を事務所に持って帰り 最適な水の 投入量を 求める 試験
締固め曲線は( 乾燥密度 含水比)を理解するのが ポイント
この問題が出た場合は専門的な話は抜きにして、乾燥密度を土の密度(硬さ)、含水比を水含み具合と考えよう。
つまり簡単に言ってしまうと土は水を加えながら締固めていくと締固めが最高点に達する。(うどんやそばと同じ)
その時の水の量を最適含水比といい、一定以上の水を加えすぎると締固めが弱まりぐちゃぐちゃ ドロドロになるということ
つまり 短く言うと、締固め試験で乾燥密度が最大になる含水比を最適含水比という。
締固め曲線(最大乾燥密度と含水比の相関図)
土は土の粒がそろってない方が大きな土の粒のあいだに小さな土の粒が入るため高い 密度に締め固めることができる
含水比についての過去問題出題ポイント
含水比とは土に含まれる水の質量の土粒子の質量に対する比を示す
簡単に言ってしまうと土の中に含まれている水の割合ということ
土の強度、締固め、機械の施工能力に大きな影響をあたえるのが含水比。
地山における自然な含水比を( 自然 )含水比という( 土の中に元々自然に含まれている水の量ということ)
ただ土も色々な種類があるので自然含水比 は土の種類によって 自然含水比 は違ってくる。
つまり( 自然 )含水比は土により変化する
土による自然含水比の含まれ具合
砂質土(20~30%以下)<粘性土(40~50%以上)<有機質土(200%以上)の順で含水比 は多くなる
自然含水比 は粘土性に比べ砂質土のほうが低くなるということ
最低でも自然含水比 は土の種類によって変わると覚え、砂に近くなるほど自然含水比 は低くなると覚えよう
土の内部摩擦角についての過去問題出題ポイント
内部摩擦角の大きな土は一般に ( 安定 )した土。(内部摩擦角は土の安定度を示し、普通の土は30°から40°程度)風呂温度と覚える)
適度な含水比の砂質土では、内部摩擦角は( 大きい ) 海水浴場での砂のお城
含水比の大きな粘性土では、内部摩擦角は( 小さい ) ドロドロぐちゃぐちゃでは山にならない
土の粘着力及び内部摩擦角は( 土の一面せん断試験 )で求める。
土の一面せん断試験
岩の分類についての過去問題出題ポイント
岩の分類
岩の分類は5種類に分類される
硬岩 中硬岩 軟岩 転石群 岩塊、玉石
転石群、岩塊、玉石についてはおバカでも覚えられる。
硬岩 中硬岩 軟岩を 覚えるのが ポイント
岩盤の硬さによって工事の施工能率が変わる。
覚え方キーワードとして自分のチ〇コの硬さだと思えばOK
よく出るところ。押さえておこう。
覚え方キーワード
硬岩 (こう) 亀裂が全くないか少なく密着の良いもの
(つまり 欠点の全くないギンギンの密着の良い完璧な硬い亀チ〇コと覚えよう)
中硬岩 (ちゅう)風化のあまり進んでないもの 亀裂 間隔 30 cm から 50 cm ぐらい
(風化があまり進んでない(つまり少し劣化した)亀裂のある30秒~50秒しか持たない中くらいに硬いチ〇コと覚えよう)
軟岩 (なん) 風化の進んだ第三紀層以前のものリッパ 掘削のできるもの
(つまり(風化)劣化の進んだ3番目4番目のリッパでないふにゃチ〇コと覚えよう)(3、4紀層とかリッパとか書いてあれば軟岩)
転石群 (てん) 大小の転石が密集しており掘削が困難なもの
(転石と出たら転石群と覚えよう)
岩塊、玉石 (がん) 岩塊、玉石購入して掘削しにくく バケットなどに空隙の出来やすいもの
(岩塊、玉石 と出たら岩塊、玉石 と覚えよう)
まとめキーワード
上段 こう ちゅう なん てん がん(または玉)
下段 かめなし 風化 りっぱ てん がん(または玉)
(土木工学) 土工と各種土構造物
盛土材料・伐開除根についての過去問題出題ポイント
最適な盛土材料
よく出る箇所
①盛土材料は、(良質)な材料を選べない場合、工夫して流用する。
②盛土材料に適した土は
敷均し、締固めが(容易)
締固め後のせん断強度が高く
圧縮性が小さく
雨などの浸食に強く
吸水による(膨張性)性の低い土
適さない盛土材料
③盛土材料に適さない土
A (吸水性)が大きい土、圧縮性大きい土
B へんなものを含んだ土(蛇紋岩風化土 温泉余土 酸性白土 有機質土 凍土 氷雪 植物 含んだ土)
蛇酸有機アンモナイトなどの植物有機系名称は盛土に適さないと覚えよう
④捨土の対象にすべきかどうかは各種条件を考慮し、経済性を検討し、個々の現場において決定する。
土の質量は盛土選択の条件ではない。
伐開除根
伐開除根(ばっかいじょこん)で発生した木根は、再利用できるものは 再利用する
河川堤防の伐開除根では、大きな立木はしっかりした堤防がつくれないので除根する必要がある
盛土に異物が入ると均一に沈下しないので取り除く必要がある
法面についての過去問題出題ポイント
法面勾配
人工的に形成した斜面を(法面)という。
法面の傾斜の度合いを法面勾配といい、垂直距離1に対する水平距離の比で示す。
のり面の勾配は、一般に(1:α )と表され、高さが1m 上がる(下がる)ときの水平距離が α mであることを示している。(左が高さ)
この図のケースでは1:2となる。
法面勾配は盛土材料、土質、盛土高等に応じ経験的な( 標準値 )が定められている
盛土高とは、のり肩とのり尻の高低差をいう。
堤防・河川についての過去問題出題ポイント
堤防
堤防を中心に川側を( 堤外地 )、反対側を ( 堤内地 )という。
河川の水が流れる部分を( 低水路 )といい、洪水等で増水時に流れる場所を( 高水敷 )という。
自分たちの住んでいる場所は堤防の内側( 堤内地 )で守られていると覚えよう
堤防敷 (確認しておこう)
河川堤防
河川堤防は水の流れる側に向いて ( 右岸堤防 )、( 左岸堤防 )をという
覚え方として川の中に自分の体を入れ背中に川の水が当たるように下流に向いて立ち右手が右岸、左手が左岸となる。
土量変化率ついての過去問題出題ポイント
変化率 L=ほぐした土 量 L はぐに似ているから変化率 L =ほぐした土 量
変化率 C =締め固めた土量のCと覚えましょう
設問
土の運搬計画に必要な土量変化率Lは、締め固めた土量(㎥)/地山の土量(㎥)で定義される。
土量変化率 L はL はぐに似ているから変化率 L =ほぐした土 量ということでこの設問は間違い ということになる
(土木工学) 土工と機械化施工
機械化作業の種類についての過去問題出題ポイント
土工と機械化作業については 建設機械の種類について 覚えていないと解けない
〔例題〕 土工作業の種類と使用される建設機械の組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
土 工 作 業 の 種 類 建 設 機 械
1 掘削積込み バックホウ、ブルドーザ
2 運搬 ブルドーザ、ベルトコンベア
3 敷ならし、整地 ブルドーザ、モータグレーダ
4 溝掘り バックホウ、トレンチャ
掘削、積込み ・・・トラクタショベル、バックホウ、クラムシェル
ドーザと付いたら伐開除根、 運搬
削岩・・ドリフタ、ブレーカー、レッグドリル、クローラー ドリル
名前にドリルとか先っぽがとんがってそうなイメージだったら削岩用
のり面仕上げ・・バックホウ、モータグレーダ
敷き均し・・ モータグレーダ
締固め・・タンパ、ブルドーザ、タイヤローラ ロードローラー ランマ
運搬・・ベルトコンベア トラクタショベル
トレンチャは溝掘用機械
トラクタショベルは主に運搬 積込みに使う
ドリフタは削岩用機械
モータグレーダは 敷き均しに向いている
ベルトコンベアは運搬に向いている
運搬距離についての過去問題出題ポイント
ブルドーザーの掘削運搬距離は60 M 以下で使用する
スクレープドーザ 40 M から 250 m まで
被けん引式スクレーパ 60 m から400 m まで
ショベル系掘削機とダンプトラックの組合わせ 100 m 以上
トラフィカビリティ、コーン指数について過去問題出題ポイント
トラフィカビリティとは走行性 走破性というような 意味を持つ
トラフィカビリティ(走行性、走破性)はコーンペネトロメーターで調べ コーン指数( 地盤の強さ)で表せられる
コーン指数が小さいほど建設機械は走行しづらくなる
大きいほど走行性がよくダンプも通れる。 小さいほどブルドーザーの出番となる
普通 ブルドーザーのコーン指数は500 なのでそれ以下では施工できない。
湿地用ブル ( 200 )コーン指数以上必要
普通ブル ( 500 )コーン指数以上必要
ダンプ ( 1200 )コーン指数以上必要
ベンチカット工法とダウンヒルカット工法についての過去問題出題ポイント
ベンチカット工法
ベンチカット工法は、階段式に掘削を行う工法で、ショベル系掘削機やトラクタショベルによって掘削積込みを行う工法である。
ベンチカット工法は、大規模工事に適し、掘削機械に見合ったベンチ高さの選定が必要である。
ベンチカット工法のベンチとは作業台 陳列台というような意味合いを持つ。公園のベンチも座る台というような意味だろう
ダウンヒルカット工法
ダウンヒルカット工法は、ブルドーザ、スクレープドーザ、スクレーパなどを用いて下り勾配を利用して掘削する工法である。
ダウンヒルカット工法の掘削勾配は、建設機械の登坂能力により決定される。
よく出るところ ダウンヒル下り最速頭文字Dと覚えよう
リッパ工法
リッパ装置付きブルドーザーで行う 掘削をリッパ工法という
ブルドーザーの質量が大きくなればリッパビリティも大きくなる
リッパ作業のしやすさをリッパビリティといい、リッパビリティの判断は地山の弾性速度のほか目視やテストハンマーによっても判断できる
バックホウによる主作業についての過去問題出題ポイント
組合せ作業の計画は、主作業を中心に立案する。
当該作業に求められる作業能力に基づき、主作業の作業能力を決定する。
主作業の作業能力に適合する建設機械を選定する。
従作業の作業能力は、主作業の作業能力より同等以上(大きく)にする。
土留め支保工内の掘削底面の破壊現象についての過去問題出題ポイント
ヒービング 掘削底面付近に含水比の高い粘性土が厚く堆積している場合
パイピング 水みちができやすい砂質土などの場合
ボイリング 地下水位が高い場合、あるいは土留め付近に地下水の供給源がある粘性土の場合
盤ぶくれ 掘削底面付近が難透水層、水圧の高い透水層の順で構成されている場合
(土木工学) 軟弱地盤対策
軟弱地盤対策の覚え方についての過去問題出題ポイント
軟弱地盤では、破壊などの恐れがあり工作物を作ることはそのままではできないので、軟弱地盤対策が必要となる。
軟弱地盤対策工法には色々あるが、このあたりはテキストを全部細かく覚えるというよりも過去問題を何度かといて軟弱地盤工法の名称から推測して工法の内容や地盤に与える効果を推測できるようにしましょう。
軟弱地盤対策の覚え方
軟弱地盤に行う対策の種類を覚える
軟弱地盤に行う対策の種類 | 対策の方法 |
表層処理 | 軟弱地盤 表面に何かを施す |
置き換え | 軟弱地盤を 置き換える |
盛土で押さえ | 軟弱地盤を盛土で押さえてしまう |
盛土中補強 | 軟弱地盤の中に 何か入れて 補強する |
その他 |
いろいろな軟弱地盤に行う対策の種類があるが名称を見るとどんな対策の種類かイメージが湧くのでそこをキーワードにして覚えよう。
つまり 名は体を表すということ
そしてその軟弱地盤に行う対策の種類にも、色々な工法があるということを覚えよう。
例 表層処理の工法には 敷設材工法 表層混合処理工法 表層排水工法 サンドマット工法 があるということ。
そして工法により軟弱地盤にどのような効果をもたらすか 考えましょう。
なぜならその辺りも試験で出てくるからです。
工事方法により地盤にもたらす効果の例として
圧密沈下の促進 | 軟弱地盤工法により地盤の沈下を早めて沈下量を減らす |
全沈下量の減少 | 軟弱地盤工法により沈下量を減らす |
液状化の防止 | 軟弱地盤工法により 地震時の液状化を防ぐ |
地盤強度増加の促進 | 軟弱地盤工法により 地盤の強度を高める |
すべり抵抗の増加 | 軟弱地盤工法により 滑り抵抗を増やし地盤を滑りづらくする |
赤字は要注意場所
工法 | 軟弱地盤工法の名称 | 工法の大体の内容・効果を記入 |
---|---|---|
表層処理 | 敷設材工法 表層混合処理 表層排水 サンドマット |
軟弱地盤の表層に処理を施す工法
表層混合処理工法は、軟弱地盤の表層部分の土とセメント系や石灰系などの添加材を撹拌混合する工法である。 |
置き換え | 掘削設置工法 強制置換工法 |
軟弱地盤を置き換える |
盛土で押え | 押え盛土工法 緩傾斜工法 |
盛土して押さえ |
盛土の中を補強 | 盛土補強工法 | 軟弱地盤の中に何か入れる |
軽い土で荷重軽減 | 軽量盛土工法 | 軽量盛土工法には、盛土材として発泡スチロール、気泡混合軽量土、発泡ビーズなどが使用される |
時間かけて盛土 | 漸増載荷工法 段階載荷工法 地下水低下工法 |
|
あらかじめ荷重し沈下促進 | 盛土荷重載荷工法(プレローディング工法) 大気圧積工法 |
あらかじめ 荷重し軟弱地盤を沈下促進する方法 |
穴あけ砂入れ水抜き沈下促進 | サンドドレーン工法 カードボードドレーン工法 |
サンドドレーン工法は地盤の中に砂柱などの管を作り水を排出する方法で圧密沈下促進作用がある ドレーンとは液体を排出するための管という意味
サンドパイル |
サンドコンパクションパイル工法 | サンドコンパクションパイル工法 | 地盤にケーシングパイプによって砂の杭を打ち込み、振動させることで、よく締まった砂の杭と軟弱な枯土層を一定の割合で強制的に置き換えて、地盤の強さを増加させる
コンパクションとは硬さの尺度という意味 |
振動締固め工法 | バイブロフローテーション工法 ロッドコンパクション工法 重錘落下締固め工法 |
バイブロフローテーション
ゆるい砂地盤中に棒状の振動機(ジェット付き振動体(バイブロフロット))を水の噴射と振動によって貫入し、水締めと振動により砂地盤を締固め、砂またレキを投入し砂杭を形成し地盤を改良する |
地盤固結 | 深層混合処理工法 石灰パイル工法 薬液注入工法 凍結工法 |
石灰などで地盤を固めてしまう
凍結工法は沈下対策に有効で地震時の液状化 防止に対して適切でない |
構造物による工法 | 矢板工法 杭工法 カルバート工法 |
振動棒工法は、棒状の振動体に振動を与えながら地盤中に貫入し、締固めを行う工法である。
バイブロフローテーション参考
(土木工学) コンクリート工
コンクリートの強度についての過去問題出題ポイント
鉄は引っ張りに強く コンクリートは圧縮に強いので両者の特徴を合わせた鉄筋コンクリートというものがある
なので鉄は引っ張りに強いコンクリートは圧縮に強いので圧縮の強度を測る
と覚えておこう
普通ポルトランドセメント→( 28 )日目で圧縮強度のほとんどを発揮!
早強セメント→( 7 )日目で強度のほとんどを発揮!
スランプ値についての過去問題出題ポイント
スランプとはスランプ値のことを言う。スランプ値はスランプ試験により求める
程よいコンクリートの下がり具合が良く(スランプ値が小さい)スランプが大きいということはコンクリートの下がり具合がということですなわち 流動性が高いということになる
水セメント比についての過去問題出題ポイント
コンクリートの強度は骨材の性質、施工方法によっても変わるが一番影響するのは水セメント比(w/c)。
水セメント比とは水のパーセンテージのこと
水セメント比が小さくなると強度が( 大きく )なるが、流動性が小さくなり作業大変
水セメント比が小さいと水が少ないということになりセメントのペースト状になるので 流動性は低くなる
逆に水セメント比が大きいとは 水が多いということで、液状になるため 流動性は高くなる。
必要以上に水の多いコンクリートは経済性もなく、コンクリートの収縮が大きく、( 材料分離 )も起こりやすい。
コンクリート材料分離の原因は主に ( 水 )の分離
( AE 剤 )とは界面活性剤の一種で作業性、耐凍性がアップ
レイタンスとブリージングについての過去問題出題ポイント
種類 | |
---|---|
ブリージング | ( 水 )が表面に浮かぶ現象 |
レイタンス | ( コンクリ表面に )に浮かび沈殿した物質 |
レイタンスはコンクリート同士の接着悪くしてしまう。
人間でいえばたん(カー、ペッ!のたん)みたいなものだから取り除く必要がある
コンクリート運搬、打込み、締固め等についての過去問題出題ポイント
コンクリート運搬についての過去問題出題ポイント
コンクリートの運搬中に( 材料分離 )したら必ず練り直す。
打込みについての過去問題出題ポイント
運搬コンクリは直ちに打込む
水平打継目の施工では、レイタンスなどを完全に除去し 十分に吸水させる必要がある
高い場所からコンクリートを打ち込む場合には、縦シュートを使用する。
打上がり速度は、一般の場合には 30 分当たり 1.0 〜 1.5 m 程度を標 準
打込み中に材料分離を生じた場合には水を加えず練り直してから使用する
外気温( 25 )℃以下→練り混ぜから打ち込みまで 2時間以内
外気温( 25 )℃超える(夏日)→練り混ぜから打ち込みまで 1.5時間以内
コンクリの暑中の直射日光、寒中の凍結に注意
少しでも固まったコンクリは使用してはいけない
追加
打込み中に表 面に集まったブリーディング水は、取り除いてから打ち込む
打ち込む時は、吐出口と打込み面までの高さは、1.5 m 以下を標 準とする。
打上がり速度は、一般の場合には 30 分当たり 1.0 〜 1.5 m 程度を標 準
追加 コンクリートの劣化機構
中性化(二酸化炭素による PH 低下)
疲労(繰り返し荷重)
凍害(水分 凍結)
塩害(塩化物イオン)
化学的侵食(硫酸などで コンクリートが溶解)
アルカリシリカ反応 (コンクリート アルカリ分と骨材 シリカ分が反応)
豆板(ジャンカ)コンクリート表面に砂利が凝縮して露出している部分でありコンクリート打設 不良なので劣化機構には該当しない
締固めについての過去問題出題ポイント
振動機有効な間隔内は一般に ( 50 )cm
振動機は ( 垂直 )に差し込む
振動機は先端 ( 10 )cm 下層のコンクリに入り込むようにする
振動機の 差し込み、引き抜き は静かに行う(跡を残さないため 横に動かしてはいけない)
追加
振動機を一般的に振動させる時間は5~15秒
打継ぎ目についての過去問題出題ポイント
いくつかの区画に分けてコンクリートを打つと、すでに打ったコンクリとの境界に打継ぎ目ができる
打継ぎ目は強度を下げるため、打ち継ぎ目を( せん断 )力の小さな位置にを設け、部材の圧縮する力のかかる方向と直角に打ち継ぎ目面をすることが原則だ!
①先に打った品質の悪い表面の( コンクリート、レイタンス、異物 )を取り除き、コンクリート表面を粗にして十分吸水させる。
養生についての過去問題出題ポイント
コンクリートに養生をする必要性
( 気象 )の変化からコンクリートを保護する
( 衝撃 )・荷重 からコンクリートが( 硬化 )するまで保護する
コンクリが硬化中に所定の( 温度 )に保つ
硬化中のコンクリを十分に( 湿潤 )な状態に保つ
コンクリートの硬化を促進するため一定期間コンクリートはそっとしておく日光や 風にあててはいけない
擁壁の直接基礎
基礎地盤が土のときには、掘削底面に割栗石や砕石等を敷き、転圧した後に均しコンクリートを打設する。
底面に突起を設ける場合には、均しコンクリートや割栗石を貫いて、基礎地盤に十 分貫 入させる。
基礎地盤をコンクリートで置き換える場合には、底面を水平に掘削し、浮石などを除去し、岩盤表面を洗浄してから置換えコンクリートを施工する。
岩盤の場合は底面地盤の不陸を残しつつ、自然の凹凸は生かして、平滑にしない
(土木工学) 舗装工
道路の構造についての過去問題出題ポイント
横断勾配・片勾配についての過去問題出題ポイント
路面には排水のため( 横断勾配 )がつけられている
直線区間 1.5%~2.0%位
曲線区間路面の横断方向に必要な ( 片勾配 )がつけられている。
道路の構造についての過去問題出題ポイント
道路の構造は、 下から順に言うと路体、路床、舗装となる
アスファルト舗装構造と コンクリート舗装構造のイメージ図
アスファルト舗装とコンクリート舗装によって 一番上の舗装が違ってくる
舗装
アスファルト舗装
アスファルト舗装道路の場合、表層、基層、路盤を( 舗装 )と呼ぶ
コンクリート舗装
セメントコンクリート舗装道路の場合、コンクリート舗装版と路盤を( 舗装 )と呼ぶ
路床
舗装の下、約 ( 1 )mまでの層をいう。路床の上面を路床面という。
路体
盛土における路床より下の部分をいう。
アスファルト舗装の構造についての過去問題出題ポイント
道路の構造が分かれば答えを導きやすくなる。覚え方キーワードとして下から順に
体(路体)を寝床(路床)に連れて行き服装(舗装)を脱がす
とエッチに覚えれば覚えやすいぞ
服装(舗装)については表層(表着)、基層(下着)、路盤(ロバンだからパンツ)と覚える
アスファルト舗装道路の場合、表層、基層、路盤を( 舗装 )と呼ぶ
アスファルト舗装では、摩耗及びすべり止めに対処するために摩耗層を設ける場合がある。
アスファルト舗装は、一般に表層、基層、路盤から構成される。
アスファルト舗装の空隙は雨水が通過する場所であり空隙が詰まっても平坦性の低下の原因にはならない
平成26年にも出てるところだから覚えておく
コンクリート舗装の構造についての過去問題出題ポイント
セメントコンクリート舗装道路の場合、コンクリート舗装版と路盤を( 舗装 )と呼ぶ
コンクリート舗装は、一般にコンクリート版と路盤で構成される。
コンクリート舗装では、アスファルト中間層を設ける場合がある。
普通コンクリート版には、縦目地、横収 縮目地および膨張目地を設置する。
普通コンクリート版には、鉄網や縁部補強鉄筋等は使用する場合がある
〔例題〕 コンクリート舗装に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 普通コンクリート版には、縦目地、横収 縮目地および膨張目地を設置する。
2 普通コンクリート版には、鉄網や縁部補強鉄筋等は使用しない。
3 セットフォーム工法は、路盤 上あるいはアスファルト中 間層 上にあらかじめ設置した型枠内にコンクリートを舗設する工法である。
4 スリップフォーム工法は、型枠を設置せず専用のスリップフォームペーバを用いてコンクリートを舗設する工法である。
特殊な機能を持った舗装についての過去問題出題ポイント
保水性舗装表層・・基層に保水された水分が蒸発する際の気化熱により、路面温度の上昇を抑制する。
遮熱性舗装・・舗装表面に到達する近赤外線を高効率で反射し、舗装への蓄熱を防ぐことによって、路面温度の上昇を抑制する。
排水性舗装・・雨水等を路面に滞らせることなく、路側や路肩等に排水する。
低騒音舗装・・一般的にポーラスアスファルト舗装を使用して、吸音により騒音を低減
追加
グースアスファルト舗装・・グースアスファルト混合物を用いた不透水性、たわみ性等の性能の舗装
第粒径アスファルト舗装・・最大粒径 25 mm 以上の骨材を用いて、空隙に保水機能をもたせてある
追加 プライムコート・タック(結合)コート
アスファルト舗装でのプライムコートは、路盤とアスファルト混合物のなじみをよくする。
寒冷期のタックコートの施では、養生期間短縮するため定量のアスファルト乳剤を2回に分けて散布することがある。
プライムコートは、降雨による路盤の洗掘、表面水の浸透を防止する。
プライムコートは、施工機械への付 着およびはがれを防止するために、必要最小限の砂を散布するとよい。
舗装工事使用機械と作業についての過去問題出題ポイント
どのような舗装用機械か画像を見れば イメージが湧くと思う
アスファルトフィニッシャ 瀝青(れきせい)安定処理路盤材料の敷ならし
タイヤローラ アスファルト 混合物の仕上げ転圧
スプレッダ コンクリー舗装のコンクリートを敷きならす (平たんしあげと書いてあったら間違い)
モータグレーダ 路盤材料の敷ならし
建設作業内容には順番があります
作業機械と建設作業の順番を確認しましょう
伐開除根
掘削
積込み
運搬
敷き均し・整地
締固め
(土木工学) 基礎工
杭基礎工についての過去問題出題ポイント
杭基礎工法とケーソン基礎工法など 基礎工にも色々あるがよく出題されるのは 杭工法である
杭基礎工法
杭工法には、既製杭工法と場所打ち杭工法がある。
既成杭工法
工場などで作られた既製杭を使う工法
既製杭工法 (打込み杭工法、埋込杭工法、圧入杭工法、回転杭工法)
一般に、杭を材質により分類すると、鋼杭、コンクリート杭、合成杭に分類される
打込み杭工法及び中掘り杭工法(埋込杭工法の一種)は、既製杭のため杭体の品質は良い。
打込み杭工法
打込み杭とは 杭を地盤に打ち込む方法 大径のコンクリート杭の打ち込み施工には不向き
打込み杭工法は、他の工法に比べ騒音、振動が大きい。
打込み杭工法は、騒音や振動を伴うため公害の問題が生じることがある。
打撃工法では打ち込み 途中で作業を休止すると杭周面の摩擦が増大し 打ち込みが困難となることがある
埋込杭工法
既製杭の埋込み杭工法には、プレボーリング杭工法のほか、中堀杭工法、回転根固め工法がある
中堀杭工法
杭の中空部にスパイラルオーガ―を通し、地盤を掘削しながら杭を打設する工法。地盤の掘削と杭の打設を同時に行える
中掘り工法は、泥水処理・排水処理を必要とする工法である。
中掘り杭工法における先端処理には、最終打撃方式とセメントミルクで固める方法がある
場所打ち杭工法
現場でコンクリートを流し込み杭を作る工法
場所打ち杭工法(機械掘削工法 深礎工法(人力・機械掘削工法))
場所打ち杭工法は現場に深い穴を掘って、その穴に鉄筋を立て込んでコンクリートを流し込み杭を作る方法
一般的な打ち込み杭工法に比べると振動騒音が少ない
場所打ち杭工法は、施工速度が遅く、施工管理が難しい。
場所打ち杭工法は、大口径の杭が施工可能である。
場所打ち杭工法には、機械掘削工法と人力掘削工法がある。
アースドリルは機械掘削方式
ケーソン基礎についての過去問題出題ポイント
ケーソン基礎とは 中空の躯体を地上で作成し、中堀りを行いながら設置する基礎
オープンケーソン 地下水なし
ニューマチックケーソン 地下水あり
オープンケーソン
地上で構築したケーソン本体を掘削しながら徐々にケーソンを沈下させるものである。 潜函(せんかん)工法ともいう。
オープンケーソン工法は、地下水の多い地盤を施工すると、水や泥が作業箇所に流入し掘削作業が非常に困難になる。
ニューマチックケーソン
ニューマチックケーソン工法は、地上で下部に作業室を設けたケーソンを築造し、作業室に圧縮空気を送り込むことにより地下水を排除し、常にドライな環境で掘削・沈下を行って所定の位置に構築物を設置する工法。
土留め壁についての過去問題出題ポイント
切ばり式土留め 障子の格子上のような形状をしているため機械掘削容易にできなくなる
控え杭タイロッド式土留め 自立式土留め では 変位が大きくなる場合に用いられる
アンカー式土留め 機械掘削が容易で片土圧が作用する場合にも適する
自立式土留め 良質な地盤で浅い 掘削に適し、掘削が容易
アンカー式土留めは機械掘削が容易で、偏土圧が作用する場合に適する
偏土圧とは偏った 土圧のこと
親杭横矢板壁 止水性がないため地下水位の低い地盤に適する。
地中連続壁 止水性も高く、適用地盤の範囲は広い。
モルタル柱列壁 柱体をラップさせると止水性は高く、適用地盤の範囲は広い。
鋼矢板壁 止水性がよく、地下水位の高い地盤に適する。
掘削した土を盛土に利用する場合には、含水比の含水比の低い部分の土を常に優先して使う
粘性土の掘削にあたっては、建設機械の走行路となる部分の地盤の土をこね返さないように注意する。
敷ならし厚さは試験施工によって定めるのが望ましい。
敷ならし作業では、敷ならし厚さが均等になるようにトンボなどを設けて施工する。
自動追尾式トータルステーションやGPSを用いた敷ならし管理システムでは、トンボを省略した施工もできる。
(土木工学) 工事測量
工事測量についての過去問題出題ポイント
過去問対策参考(とりあえず道具だけは憶える)
水準測量
水準測量とは、地上の2点間の高低差や任意の地点の標高を求める測量のこと
平板測量
平板測量とは、平板測器を用いて地形、建物などを測量する方法で直接現地で地形図を作成します
角測量
地上のある測点から2方向の目標への方向の間の角度を測る測量で、三角測量や多角測量なども角測量の一種
距離測量
鋼巻尺(スチールテープ)
チルチングレベル
GPS 測量
GPS アンテナ等の機器
GPS を用いて行う 測量
GPS のメリット
GNSS(GPS)測量は、位置情報(三次元座標)を計測できる。
GNSS(GPS)測量は、観測点間の視通ができなくても計測できる。
GNSS(GPS)測量は、夜間夜間でも 計測できる
GNSS(GPS)測量は、人工衛星から発信される電波を利用した計測システムである。
(土木工学) 施工管理法
施工計画についての過去問題出題 ポイント
PDCAサイクル
Plan(計画 プラン) Do(実施ドゥ) Check(検討チェック) Action(処置アクション) のPDCAサイクルをいう
施工計画書の作成では、設計図書と現地条件に相違があった場合、発注者と十分 協議し重要項目は文書で確認して、発注者に提出する。
施工計画書の作成では、工事内容の把握のため、契約書、設計図面及び仕様書の内容を検討し、工事数量の確認を行う。
仮設計画の立案のため、道路状況、現場進入路、給水施設などの調査を行う。
施工計画書の作成は、使用機械の選定を含む施工順序と施工方法の検討が必要である。
近隣住民から騒音の苦情を受けたが発注者に連絡し協議し、苦情に対応する必要がある
民家が多い場合、粉塵・騒音の影響に配慮し、砕石舗装ではうるさいのでアスファルト舗装で計画する
軟弱地盤の部分には、良質土等での置き換えや石灰等による安定処理を行う。
寒冷地の工事用道路で、重車両が通行する坂路では、重い車両が通行する坂路では敷鉄板は使用せず コンクリート舗装をする
砕石舗装の排水性を考慮してアスファルト舗装 よりも横断勾配は大きくする
工事管理工程表の種類についての過去問題出題ポイント
曲線式
工程管理曲線 図表の中にバナナが浮き出るためバナナ曲線ともいう
横線式
バーチャート バーチャートは作業の所要日数を表した図表のこと 作業の進行度合いは分からない
ガントチャート ガント(人名)チャートとは出来高をパーセンテージで表した図表のこと
ガントチャートは出来高比率(パーセンテージ)と覚えよう(頑固者が難しい表を考案した)
メインで出題される横棒線グラフはこの二つなのでこの二つを重点的に覚えましょう
どのグラフが何を表したかという問題が出た場合ガントチャートが出来高 比率と覚えれば 残りの横棒グラフはバーチャートで日数と言うことがわかる
ネットワーク式
ネットワーク式工程表 矢印 線が蜘蛛の巣のように張り巡らされたネットワーク図の事
ネットワーク式についてはクリティカルパス(所要時間が最長となるような経路)を覚える必要がある
クリティカルパスとは重大な経路というような建設現場で行われる工程についての作業内容や 所要日数を記載したネットワーク図のこと
試験ではクリティカルパスを読み解き、工事期間の日数を該当する問題が出る
ちょっとしたクイズを解く感じで過去問題を解いてみよう。
ヒストグラム
ヒストグラムとは測定値のばらつき状態を知るための表をいう。
横軸にデータの値(リンゴで言うと重さ)、縦軸に度数(リンゴで言うと数量)記入する
最小値、最大値
最小値は一番左端、最大値は一番右端となる
最小値4 最大値8
データの範囲
データの範囲は最大値-最小値から求めることができる
最大値8−最小値4=4
測定されたデータの総数
度数(リンゴで言うと数量)を全部合計したものとなる
(n=データ数=22)
データの平均値
データの平均値はグラフ棒の各々のデータの値×度数÷データの値合計(データの総数)となる。
正規分布曲線
ヒストグラムで線を引いてみると釣鐘状の曲線となるこの曲線は正規分布曲線と言う
例 題 (2級土木1次試験問題より)
最小値、最大値
最小値は一番左端、最大値は一番右端となる
最小値28 最大値34
データの範囲
データの範囲は最大値-最小値から求める
最大値34−最小値28=6
測定されたデータの総数
度数(リンゴで言うと数量)を全部合計したものとなる
n=100
(土木工学) 施工のための各種試験
施工のための各種試験についての過去問題出題ポイント
試験の大まかな分類
土系試験 (原位置試験)
土の標準貫入試験 土の硬さやしまりぐあいを求める試験
ポータブルコーン貫入試験 細い棒を地面にぶっさしてトラフィカビリティ(走行性、走破性の意味)を判定するための 試験
一般にトラフィカビリティは、ポータブルコーンペネトロメータで測定したコーン指数で示される。
コーン指数はコーンペネトロメーターで調べる
土系試験 (室内試験)
CBR 試験 C持力指数 CBR 試験は路床土、路盤材の支持力指数を求める 試験 (値は支持力指数で表示)
平板載荷試験 地盤(板)反力係数 平板載荷試験は路床、路盤の地盤反力係数を求める 試験 (値は支持力係数値KN/㎡で表示)(CBR 試験値と似ているから注意)
舗装系試験その他
マーシャル安定度試験 アスファルト混合物の配合設計を行う場合の試験方法
マーシャルとは整理整頓というような意味で配合設計が整理整頓してるかと覚えよう
アスファルト抽出試験 アスファルト 取り出して含有量 検査
ラベリング試験 ラベリングとは 張るという意味で貼り付けたものが 往復して検査するので耐摩耗性
適切なものである
ホイールトラッキング試験 アスファルト混合物の耐流動性を、室内的に確認する為に行う試験
参考
(土木工学) 設計図書と工事費
(建設機械)技術動向・原動機と電装品
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの比較についての過去問題出題ポイント
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンについての過去問題出題ポイント
ディーゼルエンジン | ||
圧縮比 | 複合(サバテ)サイクル
ちょっとばかり複雑なので複合サイクルと覚えよう 14~(24)( 高い ) マツダディーゼルは低い圧縮比14対1達成で驚きの燃費 |
定容(オットー)サイクル
6~(10)(低い) |
---|---|---|
点火方式 | 圧縮による( 自己 )着火(燃料噴射装置) | 電気火花点火(電気点火装置) |
使用燃料 | 軽油またはA重油 | ガソリン |
熱効率 | 30~45%(高い) | 20~30%(低い) |
燃料消費率 | 200~300g/kW | 270~400g/kW |
エンジン回転速度 | 1,500~3,000min-1 | 2,000~6,000min-1 |
出力当りエンジン質量 | 大 | 小 |
出力当り価格 | 高い | 安い |
運転経費 | 安い | 高い |
火災に対する危険度 | 小 | 大 |
試験 出題 ポイントまとめ
圧縮比は ガソリンが低く ディーゼルが高い
建設機械用のディーゼルエンジンは水冷式が一般的である
中・大型エンジンの燃焼室形式にはは現在では直噴式が一般的である
ディーゼルエンジンはエンジン 質量が大きく軽量化が難しい
〔例題〕 ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの特性比較として次のうち、適切でないものはどれか。
(項目) (ディーゼル) (ガソリン)
1 圧縮比 低い 高い
2 熱効率 高い 低い
3 回転速度 低い 高い
4 出力当たりエンジン質量 大きい 小さい
エンジン性能曲線ついての過去問題出題ポイント
ガバナについての過去問題出題ポイント
ガバナとは燃料噴射量を出力に応じて自動的に調整し、回転速度を一定に保つ装置のこと調速機ともいわれる
ガバナには機械に使われているアイドリングから最高回転まで回転を一定に保つ装置であるオール スピードガバナとトラックに使われている低速で円滑な アイドリングを行わせるための低速制御を行うミニマムマキシマムガバナある
ガバナの種類のまとめ
建設機械 オール スピードガバナ アイドリングから最高回転まで回転を一定に保つ
トラック等 ミニマムマキシマムガバナ 低速で円滑な アイドリングを行わせるための低速制御
昔、ブルーバードマキシマ と言う自動車が存在したので、マキシマムガバナ=マキシマ=自動車=トラックと覚えよう
エンジン始動停止等についての過去問題出題ポイント
エンジン始動に失敗した場合は必ず2分ほど 間隔を置いてから始動 モーターを回す
燃料系統のフィルタエレメントを脱着した場合は、エア抜きを行う
作業終了後は5分間くらいの冷却運転を行ってからエンジンを止める
エンジン停止後は 燃料タンクのコックを開けたままバッテリースイッチを切る
(建設機械)動力伝達・油圧駆動装置 タイヤとクローラ
(建設機械)燃料・潤滑剤
燃料についての過去問題出題ポイント
ディーゼルエンジンでは、空気を高圧に圧縮して高温にして、軽油を高圧噴射して自然着火させている。
揮発性はいらないので高粘度の石油が使用されるため、低温時の流動性が重要な性質となる。
燃料の補給は作業終了後に行うのが望ましい燃 料補給は、作 業 終了後に毎日確認し、 燃料タンクは満杯にしておく
軽油の主要JIS規格その他
①軽油は、JIS規格において流動点や目詰まりなどの低温特性により、5種類に分類されている。 数字が上がるほど寒冷地向けとなる。
試験項目 | 種類 | ||||
---|---|---|---|---|---|
特1号 | 1号 | 2号 | 3号 | 特3号 | |
引火点 ℃ | 50以上 | 50以上 | 50以上 | 45以上 | 45以上 |
流動点 ℃ | +5以下 | -2.5以下 | -7.5以下 | -20以下 | -30以下 |
目詰まり点 ℃ | - | -1以下 | -5以下 | -12以下 | -19以下 |
①軽油の引火点は45°以上である
②軽油が流動性を維持できる限界温度を流動点という
流動点は軽油が流動しなくなる(固まる)温度 ポイントが言う 流動点が低いほど低い温度で固まらない
③軽油ワックス分が燃料フィルタをつまらす温度を目詰まり点という
軽油は、始動時の温度が目詰まり点以上の種別から選定する。
※始動時の周囲温度より目詰まり点が高い軽油を燃料とすると、エンジンが始動しなくなる。
始動時の温度が -15℃の場合、 目詰まり X がマイナス19°c 以下の特3号は使用できるが、 目詰まり点が-12°c 以下の 3号は使用できないということ
④密度は0.81~0.87(g/立方cm)、引火点は45℃以上。
⑤発熱量は、1kg当り46,100kJ(11,000kcal)で、発火点は300℃以下。
⑥着火性を示す値として「 (セタン)価」が使用されている。
セタン価が高いほど着火し易く、エンジンの始動が容易でノッキングの発生が少ない。一般の軽油のセタン価は45~55であるが、セタン価が40以下になると、低温時の始動性が悪く白煙を発生する。
着火性を示す値はセタン価である。オクタン価はガソリンのアンチノック性を表す指標である
⑦硫酸イオンが出るので硫黄分(質量)は、ディーゼルエンジンの排気ガス規制に対応するため、1997年からは0.05%以下、2004年からは0.005%以下、2007年からは0.001%(10ppm)以下へと段階的に低減されてきた。
※(燃料)中の硫黄分が少ないと、排出ガス中の微粒子減少し、エンジン腐食も低減し、排出ガス規制にも対応。
〔例題〕 燃料の取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 軽油やガソリンは、消防法で危険物第四類「引火性液体」に分類されている。
2 ドラム缶から燃料補給する場合は、一昼夜以上静置して、沈殿した水分が混入しないように給油するのが望ましい。
3 燃料補給は、燃料タンクの蓋の周辺や、ホースの汚れを落としてから行う。
4 建設機械への燃 料 補 給は、作 業 終了後に毎日確認し、 タンク 容量の5割程度まで減少しているときは補給する。
潤滑剤他についての過去問題出題ポイント
ギヤオイルは、外気温に適合した粘度グレードのものを使用する。
グリースのような半固体の硬さは、ちょう度で示され、数値が大きいほど軟らかい。
不凍液の液量 レベルが下がった場合は不凍液を補給する
不凍液の希釈水には水道水を使用する。(天然水でない)
作動油は、温度による粘度変化の少ないものが望ましい。
運転中の潤滑油圧力の目安は200〜 400 kPa(2〜 4 kgf/cm2)( 桁を変えて出してくるから注意)
SAEはオイルの粘度分類に基づく粘度規格 数字が小さいほど柔らかいオイル
夏にはSAE 番号の大きい潤滑油を使用する。
マルチグレード オイルはガソリンエンジン用のオイルである
マルチグレードとは5w-20 のように 低温 高温の二つの表記がされているオイル
ディーゼルエンジンには植物油ベースのエンジンオイルは使用されていない
外気温が高い場合は高粘度、低い場合は低粘度のエンジンオイルを使用する。
W は ウィンター という意味でエンジンオイルは 冬用である
ディーゼルエンジンのエンジンオイル油圧システムの中で動力伝達液としても使われる
ディーゼルエンジンのエンジンオイル交換時期は100時間から500時間ぐらいである
ディーゼルエンジンのエンジンオイルエンジンが少しあったまったでないとオイル交換がはかどらない
ディーゼルエンジンのエンジンオイル使用する場所の外気温にあった規格のものを使用する必要がある
作業終了後は 燃料タンクのコックを開いたままにする
じんあい(ホコリ)の著しい場所では、エアクリーナの点検を頻繁に行い、エレメントを清掃する。
ディーゼルエンジンのオイル消費が多い主な原因
オイルの粘度が低い方がオイル消費量は多くなる
油圧計や圧力調整弁の不良は油圧異常の原因をもたらすがオイル消費量の原因とはならな
燃料噴射系統の故障ではオイル消費量には影響しない
ピストンリング やライナ 摩耗するとその部分からオイルが漏れてオイル消費量の原因となる
〔例題〕 エンジンオイルに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 エンジン内部の汚れを洗浄する作用も持っている。
2 ガソリンエンジン用は、ディーゼルエンジン用にも使用できる。
3 ギヤオイルや作動油に比べて交換周期が短いのが一般的である。
4 性能が合うエンジンオイルを作動油として使用する建設機械もある。
〔例題〕 建設機械用エンジンの取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 運転中の潤滑油圧力の目安は、200 〜 400 kPa(2〜4kgf/cm2)である。
2 夏季には、SAE 粘度グレードの小さい潤滑油を使用する。
3 土ぼこりの多い場所では、エアクリーナの点検をこまめに行い、エレメントを清掃する。
4 運転中のダイナモの充電状 況は、電流計または充電ランプで確認する。
潤滑作動油についての過去問題出題ポイント
潤滑油の交換はエンジンが温まった状態で行う
粘度が低く さらさらだと漏れちゃうということ)
粘度が高く ドロドロだと余計 負荷がかかっちゃうというか)
ブレーキ液の交換後はエア抜きをしてプリウス ロケットを防止する)
作動油は選定は粘度を第一に考える。
作動油は温度変化による( 粘度 )変化の少ない(高粘度指数)作業油が望ましい。
作業油の粘度分類は、40℃におけるISO粘度分類があり、温度による粘度変化の少ない(高粘度指数)作動油を使用する。
酸化しやすくないもの 選ぶ
温度による粘度変化が少ない。
流動点が低いものを選ぶ
泡の発生がしにくいものを選ぶ
油圧ショベルの油圧駆動の特徴に関するについての過去問題出題ポイント
摩擦などによるエネルギーの損失がある。
ゼロから無段階に動力制御ができる。
アクチュエータには、往復運動と回転運動のどちらでも選択できる。
低速で大トルクの起動ができる。
(2種ショベル系建設機械) ショベル系建設機械全般
ショベルの分類についての過去問題出題ポイント
油圧ショベルは、油圧シリンダなどによって作業動作を行うショベルである。
(ミニショベル)
ミニショベルとは機械 運転質量( 6000 kg )未満、かつ標準バケット 山積み容量( 0.28 )平方メートル未満の油圧ショベル
(超小旋回型油圧シャベル)
狭い現場での作業が可能でクローラー全幅の120%以内で全旋回できる後端旋回半径とフロント旋回半径を持つ油圧ショベルで機体安定性向上を目的にブレードを装備している。
(後方超小旋回型油圧ショベル)
後方超小旋回形油圧ショベルは、クローラ全幅の 120 % 以内で半旋回(後方むきは半人前と覚える)できる後端旋回半径とフロント旋回半径をもつショベル
(油圧ショベル兼用屈曲ジブ式移動式クレーン)
油圧ショベル兼用屈曲ジブ式移動式クレーンは、過負荷制限装置などの安全装置を備えたクレーン機能をもつショベルである。(クレーン作業するにはクレーン免許必要)
油圧ショベル兼用屈曲ジブ式移動式クレーンの安全運転のポイント
油圧シリンダー爆発
動力伝達方式による分類についての過去問題出題ポイント
1)油圧ショベル
エンジンからの動力を油圧に変換し、油圧モータと油圧シリンダによって作業動作を行う掘削機(例 バックホウ)
2)機械ショベル
エンジンからの動力を機械的に伝達し、ウインチドラムに巻かれたワイヤロープによって作業動作を行う掘削機(例 ドラグライン)
ショベル機種別の特徴と主な用途についての過去問題出題ポイント
ショベル系
ショベル
ローディングショベルは大型バケットをを持ち、(鉱山)や砕石の原石山掘削、( 積込 )みなどに使用される。
ホイールローダー
バックホウ
機体設置地盤より( 低い )所の掘削に適した機械で、水中掘削も可能。
硬い土質の掘削や積込みができる。ビルの( 根 )切り、溝掘り、( 法面 )の整形などにも使用。
超小旋回型、旋回半径を小さくするための( オフセットブーム )を備え、機体の安定性向上を目的にブレードを標準装備している。
クラムシェル
( バケット )の自重で爪を地山に食込ませ掘削する。
クラムシェルには、油圧式と機械式がある。
機械式クラムシェル
食込んだ土砂を掴む力はロープ掛数やバケットの種類によって異なり、重掘削用や軽掘削用がある。
油圧テレスコピック式クラムシェル
ワイヤーロープの代わりに釣竿のように伸び縮み可能なジブがついたクラムシェル
作業現場ではおーい、テレスコ 持って来いと言われてるらしい
〔No. 3〕 ショベル系建設機械の特徴を説明した下記の記述に該当する建設機械として次の記 述のうち、適切なものはどれか。
特徴
・地表面下の垂直掘削に適している。
・機械式は、バケットの重みで土砂にくい込み掘削する。
・立坑掘削、ビルの根切り、河川茜海洋浚渫等で使うことが多い。
・足回りは、クローラ式が多い。
1 ドラグライン
2 バックホウ
3 クラムシェル
4 ローディングショベル
・ドラグライン
ドラグラインは河川 などの水中掘削も可能で軟弱地の掘削工事の採取 などに適している
機械の設置地盤より( 低い )所を掘る機械で、ブームのリーチより遠い所まで掘削できる。
水中掘削も可能で、河川や軟弱地の掘削工事、砂利の採取などに適している。
ショベル等に比べ( サイクルタイム )が長い、掘削力が劣る、近場の掘削が浅いなどの面がある。また掘削能力は( オペレーター )の習熟度により大きく左右される。
ドラグライン
安全性・環境対策の向上についての過去問題出題ポイント
・事故の心配のない、後方小旋回型油圧ショベルが急速に普及しており
( ISO )規格に則った手すりやステップ、キャブ内スペースとなっている。
運転員保護ガード OPG オペレーター 保護 ガード
落下物保護構造 FOPS Falling object (落下物) protective(保護) structure(構造)
横転時保護構造 TOPS tip-over(ひっくり返る) protective(保護) structure(構造)ストラクチャー
・環境面でも、硫黄酸化物、窒素酸化物や浮遊粒子状物質の発生を減らし、燃費の改善も図られている。
つり作業もできる、( ジブ )式移動式クレーンが普及してきている。
無線操縦型もあり
機械の質量
機械の 装備品 などの状態により質量に4つの名前がついている
覚えやすいひとつか二つを 覚えておけば 覚えやすい
機械の質量の4つの種類
機体質量(一番軽い)
オイル 工具 燃料などスッカラカンの状態
トラックで言うと自動車製造工場での完成ほやほや状態
機体(気体)だから一番軽いと覚える
機械質量
乗員 75 kg を除いたフル装備(燃料、潤滑油、作動油および冷却水)状態
トラックで言うとディーラー店舗に飾ってお客さん待ちの状態
運転質量
機械質量 +乗員1名分(75kg)と携行工具の質量
燃料、潤滑油、作動油および冷却水を規定量搭載し、指定されたキャブまたはキャノピ、OPG(運転員保護カード)、作業装置などを装備した機体に、乗員1名分(75kg)と携行工具の質量を加えた質量をいう。
簡単に言うと運転作業する前のベスト状態でバケット土砂は含まない
トラックで言うと荷台に何も載せず運転走行中の状態
機械総質量
運転質量+最大積載量 (バケット 山積み土砂質量を加えた状態)
トラックで言うと荷台に最大の荷物を載せ走行している状態
〔例題〕 JIS で規定するバックホウのバケットの山積容量の定義に関する次の記 述のうち、適切なものはどれか。
1 バケットの上縁から1:1の勾配で土砂を盛り上げたときの容量
2 バケットの上縁から1:2の勾配で土砂を盛り上げたときの容量
3 バケットの上縁から 20 cm の高さで土砂を盛り上げたときの容量
4 バケットの上縁から 40 cm の高さで土砂を盛り上げたときの容量
接地圧
接地圧は、運転質量を クローラーの設置面積で除した値kPaで表す。
掘削力
油圧ショベルの掘削量(バケット掘削力)と(アーム 掘削力)の2種類がある
ブーム 掘削力はない
安定性
1)静的安定性
作業装置を( 水平 )方向に最大に伸ばし、バケット内に負荷を静的にかけて徐々に増加し、機体( 後部 )が浮き上がり状態になる。
そのときの荷重が大きいほど静的安定性が良いといい、その荷重を転倒荷重という。
2)動的安定性
( ブーム )を急落下、急停止したときなどに、機体に前後方向の同様(ピッチング)が発生し、これが早くおさまる機械ほど安定性が良い。
動的安定性に影響する要因には、( 接地 )長さ、シュー幅、ブーム速度、カウンタウエイトなどいろいろかかわってくる。
登坂能力は 走行装置製造装置の能力エンジン燃料作動油などの漏れを生じない傾斜限界角度および機械安定性などの制限から決定される(エンジンの傾斜運転限界角度でない)
(2種ショベル系建設機械) 構造と機能
エンジンと動力伝達装置についての過去問題出題ポイント
エンジン
( ディーゼル )エンジンが採用されている。
( 直接 )噴射式でターボチャージャ付きのものが多い
排気量の小さいミニショベルでは渦流室式が多い。
動力伝達装置
上部の動力伝達
エンジン→油圧ポンプ→コントロールバルブ→各油圧シリンダ
各油圧シリンダへ油圧が送られ、ブーム、アーム、バケットが動く
エンジンブルブル 絶好調、 油圧ポンプがシュポシュポ 動き、コントロールバルブで操作して、各シリンダで アームが動く
下部の動力伝達
エンジン→油圧ポンプ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧モータ→減速機→スプロケット→クローラ
ミニ四駆や もしもし はいはいはいはい はーい はいどうぞ戦車ラジコンと同じ構造
センタジョイント
センタジョイントは、上部旋回体の油圧ポンプから下部走行体の油圧モータに油を送る場合、油圧配管がよじれないようにする装置である。
スプロケット
クローラ
〔例題〕 油圧ショベルの油圧ユニットから走行装置までの動 力 伝達装置の油圧経路として次のうち、適切なものはどれか。
1 油圧モータ→センタジョイント→コントロールバルブ→油圧ポンプ
2 油圧ポンプ→センタジョイント→コントロールバルブ→油圧モータ
3 油圧モータ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧ポンプ
4 油圧ポンプ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧モータ
旋回装置
インナーレースの( 内側 )の歯とかみ合う上部躯体のピニオンギアで旋回する
旋回装置は、下部走行体に対し上部旋回体をスムーズに旋回させるもので、一般にボールベアリングが用いられる。
操縦装置
機械リンク式
リンク機構を介し操作する。操作感覚に優れている。大型機械ほど( 操作力 )が必要
油圧ショベルのコンピュータ制御
可変容量型油圧ポンプ制御
( エンジン )回転速度が高くなると、油圧ポンプの吐出量を増やしエンジン出力を有効にする。
軌跡制御
油圧ショベルの動きを制御し、操作の容易化、高度化をおこなうもの
ブレーキ
旋回ブレーキは一般に( コントロールバルブ )、又は旋回モーターのブレーキバルブで行う
旋回ブレーキは上部旋回体の旋回停止させるもので長時間停止している時は旋回駐車ブレーキを使う
旋回ブレーキは、旋回時に旋回体を停止させる。
走行駐車ブレーキは、機体の逸走を防止する
走行装置による分類についての過去問題出題ポイント
1)クローラ式 : クローラ式無限軌道を備え走行するもの。
クローラ式は、接地圧が低く、不整地や軟弱地での作業もできるが、ホイールが遅いので作業現場間の移動は車載して輸送する。
2)ホイール式 : ゴムタイヤで走行するもの。
ホイール式の駆動形式には、不整地作業に適した4×4が主流であり、作業現場間を自走で移動する。
3)トラック式 : ( 普通トラック )に架装したもの。
トラックのシャーシに上部旋回体を加装したもので、走行用エンジンを別に持ち最も機動性にすぐれている。
油圧ショベルの作業装置についての過去問題出題ポイント
バックホウアタッチメント
エジェクタ付きバケット(土砂強制押し出し付きバケット)
法面バケット(法面仕上げバケット)
V 形溝掘削に適したバケットは梯形バケットである。
・油圧ブレーカ・油圧圧砕機
バケットに替えてブレーカや圧砕機を装着し、解体等に使用する。油圧圧砕機は、油圧ブレーカに比べて作業騒音が( 小さい )
ブレーカー
油圧圧砕機
機械式ショベルの作業装置
クラムシェルアタッチメント
タグライン バケットの振れと捩れ、向きを正常に保つ
ドラグラインアタッチメント
ドラグロープを緩めると( バケット )と土砂の重みでバケットから放出
(2種ショベル系建設機械) 点検・整備
点検整備等一般的注意事項についての過去問題出題ポイント
試験にも出る箇所。建設機械施工技術検定テキスト要確認
点検・整備の内容は、点検、調整、給油脂など。
①点検・整備は指定された( 運転 )時間または日数で実施する。
②オイル点検給油は、機械を( 水平 )な場所で実施する。
③補給オイルは同一( 銘柄 )の同一品質のものを使用し、全量交換でも同じものを利用が望ましい。
④給油口やグリースニップルを十分清掃し、( 異物 )の混入を防ぐ。
⑤油量は、適量範囲になるように( 調節 )する。
⑥油量点検は、エンジンを停止( 5 )分以上経過して行う。
⑦点検・整備中は、( 作業装置 )装置は接地させておく。
⑧( エンジン )回転中は、点検・整備も行わない。
⑨点検・整備修理中は、運転席に注意札をかけ、( エンジンキー )は抜いておく。
⑩点検・整備中は( 火気 )厳禁とする。不凍液の原液も引火性があるので十分注意する。
⑪エンジン停止直後は、( ラジエータ )等蓋を開けると、高温の液や作業油が飛散し、危険
⑫エンジン停止直後は、高温になっているので( エンジン )や排気管に触れないようにする。
⑬( 電気 )系統の整備時は、ショートを防止するためバッテリの端子をはずしてから行う。
(2種ショベル系建設機械) 故障と対策
油圧ショベルの故障と対策についての過去問題出題ポイント
故障内容 | 主な原因 | 対 策 |
---|---|---|
全操作力不足 | a)( 油圧 )ポンプの摩擦による機能低下 | 交 換 |
b)( コントロール )バルブ内リリーフバルブのセット圧力低下 | 調 整 | |
c)作動油量の不足 | 補 給 | |
1操作だけ作動しない | a)コントロールバルブのスプール破損 | 修理・交換 |
b)コントロールバルブのスプールに異物の噛込み | 修理・交換 | |
c)配管またはホースの破損 | 修理・交換 | |
d)配管継手部のゆるみ | 増締め | |
e)配管継手部のOリング損傷 | 交 換 | |
f)アクチュエータの損傷 | 修理・交換 | |
g)パイロットバルブの破損 | 修理・交換 | |
h)パイロット配管系の不具合 | 修理・交換 | |
1シリンダが作動しない | a)シリンダオイル内オイルシールの破損 | 修理・交換 |
b)シリンダロッドの損傷による油漏れ | 修理・交換 | |
動作にタイムラグ・力がない | 空気シリンダたまる | 操作数回繰り返す |
まともに覚える必要がなく、動力伝達の流れから故障内容や 故障原因を推測することもできる
エンジン→油圧ポンプ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧モータ→減速機→スプロケット→クローラ
油圧ショベルの故障と原因の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
( 故 障 内 容 ) ( 故 障 原 因 )
1 走行を除く1操作だけが作動しない ― センタジョイントの破損
2 走行操作が作動しない ― 旋回モータの故障
3 シリンダ操作が作動しない ― 走行モータの故障
4 全操作において力不足 ― 油圧ポンプの機能低下
(2種ショベル系建設機械) 作業条件下での取扱い
各作業条件下での運転操作時の取扱いの心得
寒冷時の取扱い
①冷却水は、最低気温に適応した( 不凍液 )の濃度に調整する。
②エンジン始動後は、十分に( 暖機運転 )を行い、作動油が規定の油温で作業を開始する。
③( バッテリー )は、電解液の量、比重、充電状態、保温に注意する。
④作業後、土砂がクローラシュー、走行フレームなどに付着していると凍結して動けなくなるので、土砂は取除き、夜間は土砂の上に駐車せず、コンクリートや木材の上に駐車して( 凍結 )を防止する。
水中で作業を行う場合
①旋回系部品に( 水 )に浸からないよう注意する。
軟弱地や岩盤地などで作業を行う場合
( クローラーベルト )を岩盤地ではやや張りぎみに、軟弱地または砂利道ではややゆるく張る。
運転操作時の留意事項
①エンジンオイルや作動油温度が適正な温度になるまで( 暖気運転 )をする。
②危険を感じたときは、必ず( 一旦停止 )をして状況を調べ、安全を確認して作業する。
各作業条件下における運転操作方法
1)軟弱な地盤での走行
①軟弱な路面を走行するときは、( 敷板 )などを敷いて走行するとよい。
②不整地軟弱地は走行抵抗が大きいので、( 低速度 )で進入、ゆっくりと連続的に切り、急旋回を避け、クローラベルトのはずれや地盤の泥ねい化を防ぐ。
③湿地を脱出する場合は、走行装置と作業装置を併用すると脱出しやすい。
2)傾斜地での走行
①傾斜地での登り下りは、バケットを地上20~30cm程度に保持して慎重に走行する。
②油圧ショベルでの急坂の登り下りで、走行装置のみでの登りが困難なときは作業装置を( 併用 )し、下りでは作業装置をブレーキや支えに併用して降りると安全な走行ができる。
③傾斜面を斜めに横切ったり方向転換すると、横滑りや( 横転 )の危険があるので避ける。また、傾斜地で谷側に( 旋回 )すると転倒する危険があるので避ける。
3)高圧電線下の通過
①高圧電線下を通るときのブーム、アーム、バケットのうちの最も高い部分と電線との安全離隔距離は、下表のとおり
電 圧 | 安全離隔距離 |
6,600v以下 | ( 2 )m以上 |
22,000v以下 | 3m以上 |
66,000v以下 | 4m以上 |
154,000v以下 | 5m以上 |
275,000v以下 | 7m以上 |
500,000v以下 | ( 11 )m以上 |
不整地や軟弱地盤における走行運転では、ステアリングを急旋回せず少しずつ、連続的に切る。
水中で作業を行う場合は、旋回ベアリングやセンタジョイントなどが水につからないようにする。
河川を横切るときは、バケットを使って水深や川床の状況を調べながら渡る。
運転中、地形や足場の状況に不安を感じたときは一作業を停止して安全を確認してから作業する
(2種ショベル系建設機械) 施工方法
ショベル機種の選定・作業上の注意事項についての過去問題出題ポイント
①掘削機が設置される地盤より下方を掘削する場合は、バックホウを使用する
ベンチカット工法の場合は、上段にバックホウを据え、下段に( トラック )等の運搬機械を配する方法が一般的である。
②掘削機が設置される地盤より( 上方 )を掘削する場合は、フェースショベルやローディングショベルを使用する
③フェースショベルでの施工は、地下の狭い空間で、かつ土質が軟弱な場合にはショートリーチフェースショベルが有効である。
④クラムシェルは深度の掘削や間口の狭い掘削に適している。
機械式のクラムシェル
バケットの自重による掘削力
油圧式クラムシェル
バケットによる押付け掘削可能
しかし、バックホウに比べるとクラムシェルの掘削力は弱いため、固く締まった土の場合は、あらかじめゆるめておかなければならない。
⑤油圧式クラムシェルには、テレスコピックアームを備えたり深堀りできる機種もある。より高揚程・超大型のバケットを必要とするときは、機械式クラムシェルが適している。
⑥ドラグラインは長いリーチを活かした沼等の軟弱地の掘削には威力を発揮する。
作業上の注意事項
作業は、( シリンダ )をストロークエンドまで作動させない
掘削現場は、上り勾配側に向かって3~5%の角度をつけ、作業を行うと( 排水 )が良くなる。
( バケット )の容量は、重い土砂、砂利、硬い土砂の掘削には小容量のものを、軽く、軟らかい土砂などの掘削には大容量のものを用いる。
80%程度にセットで燃費よし
土質の硬軟に応じてバケットの掘削角度を変えると、効率的な掘削ができる。
( やわ )らかい土は角を大きくして厚く削るため、切削距離が短くなる。
( かた )い土は掘削角を小さくして切削抵抗を減らす。ただし、爪が食込み難いような硬い土は、掘削角を大きくすると掘削し易い。
( 切羽からの旋回角度 )が小さくなるよう運搬機械の位置を決める。( 旋回角度 )の大小は能率に大きな影響を与える。
( バケット )の爪が切羽に食込んでいる状態で旋回したり、地均しのためバケットを左右に振ってホウキ代わりに使うと、ブームのねじれやアームの曲りを起こす原因となる。
( バケット )の爪をツルハシ代りに使用して、無理な掘削は行ってはならない。
( バケット )で、衝撃を加えた掘削や杭打ちを行うと機械の故障の原因となる。
ダンプトラック等への積込みは、荷台の( 後方 )から旋回して行う。
ショベルとダンプトラック等は、積込み機および運搬機械の能力の( 小さい )方の能力に左右されるので、機械の作業待ちが最少となるようダンプトラックの台数を決める。
バックホウ作業運転操作の基本についての過去問題出題ポイント
バックホウ作業
①走行時は、起動輪の位置を確認し、周囲の安全を確認走行する。バケットは、地面から( 40 )cm程度の高さに保ち走行する。
②急斜面の登り降りはしない。また、急斜面の途中では( ステアリング )を切ってはならない。
③やむを得ず障害物を乗り越える場合は、作業装置を利用して( クローラー )の前方を上げて通過する。
④( バケット )での杭打ち作業は、禁止されている。
走行モーターを前にして斜面を登ると路盤を荒らしたり足回り異常摩耗が発生する
掘削積込み
①ダンプへの積込みは旋回角度をできるだけ小さくし、サイクルタイムの短縮を図る。
サイクルタイム短→作業能率大
②ダンプの配置は、両側にすると車両の入換時間を短縮することができる。
③岩石などの積込みは、( 細粒分 )を先に敷き込み、その上に大塊を積むとダンプに与える衝撃が緩和される。
ベンチカット工法では掘削切羽高さをダンプの高さに設定し、上段から積み込むと視界もよく作業効率が良い。
溝掘削
溝掘削は、( 垂直 )にしたアームの前方45度~手前30度が有効範囲
最大掘削力はアームが( 垂直 )のときに発揮する。
ブームオフセット機構を持った機種では、車体の外側まで掘削可能であり、壁際ぎりぎりの溝掘りができる。
浅い溝の掘削は、掘削の進行に応じて車体を( 後退 )させて、順次掘削する。
溝底の整形は、( バックホウ )が後退する前に終わらせる。
掘削箇所へ再度またいでバックホウを進入させると、土砂崩れや転落の危険がある。
大塊・転石処理
①法面や切羽で転石や大塊が出た場合、機械の手前に( 土堰提 )を築き、岩石の落下災害を防止する。
効率良い掘削
バケットシリンダとアームとの角度が各々90度のとき、掘削力が最大となる。
掘削は、主としてアームの引き込み力を利用し、必要に応じてバケットのかき込み力を利用
強い掘削力を必要するときは、ブームとアームの交差角を90度よりやや多めにして、ゆっくりと掘削
バックホウの作業範囲は、掘削高さ、掘削深さは余裕をもたせ、すかし掘りにならないよう注意する。
足場は、整地して凹凸をなくし、( クローラー )の前下に盛土して乗り上げた形で掘削すると、より安定が良く掘削力が発揮できる。
軟弱地では、特にフロント側が沈み易くなり、安定性が悪くなるので、( 角材 )を数本たばね、枕木としてクローラの下に敷くとよい。
作業足場は、掘削・旋回時の安定を保つために水平にする。斜面では、盛土等により水平に足場を築く。
足元の掘削は、退避を考慮し掘削面に対して( クローラ )を直角にし、( 走行 )モータを後方にして掘削する。
一般に、掘削深さが浅いほど、燃料1ℓ当りの作業量は増加する。深堀りするときは浅く何段かに分けて掘削したほうが経済的である
クラムシェル作業
地表面から下の掘削に用いられ、土質は比較的柔らかいものから中程度のものに限られ、水中掘削も可能
機械式クラムシェル
機械式クラムシェルで掘削する場合の留意点は、以下のとおり。
①ローディングショベルが軟らかい場所は、敷鉄板等の上に機械を据えて作業する。
②ブーム角度をできるだけ大きくとる。
ブームは、立てた方が旋回時に( 安定 )し、高いところへ排土ができる。
排土はロープが短い位置で行う方が振れが少なく正確である。
③深い場所の掘削では、掘削場所が運転席から見えない時は、( 合図者 )の指示にしたがって作業する。
④ワイヤロープの長さは適正に保ち作業する。巻上げ中は、開閉( ロープ )をゆるめない。
また、開閉ロープと巻上げロープの長さが釣り合っていないと、深い掘削では巻上げ中にバケットの口が開いてしまうことがある。
⑤土質によって、バケットの開閉( ロープ )の本数を変える。硬い土質には掛け数を増し、軟らかい土質には減らす。
⑥狭い溝は、バケット幅を所定の幅に合わせ、並進方式で掘削する。深い溝の場合は片側から順次掘削すると溝が垂直にならないので、次のような順序で掘削する。
油圧テレスコピック式クラムシェル
油圧テレスコピック式クラムシェルは、同一機体のバックホウに比べて、機械全体が重く安定性が劣る。
1)転倒防止の留意事項
①移動時は、アームを最短状態にしてバケットを地上( 50 )cm程度の高さにして走行する。
②傾斜地での横断、方向転換は避け、谷側への( 旋回 )は禁止し、山側への( 旋回 )も低速で行う。
③急激な操作は、危険なので、走行時はゆっくり( 発進 )させる。
④走行時や掘削作業時に、バケットを引寄せ過ぎてバケットが前後に揺れ、キャブにあたらないように注意する。
⑤堅固いな足場で作業し、軟弱地盤では敷板等で、養生する。
⑥( クローラー )を掘削方向に向け、走行モータを後ろにして掘削する。
⑦決められたバケットサイズを使用し、バケットの引上げ時は、( アーム )を垂直に保つ。
⑧( アーム )を伸ばした状態で急激な旋回やアームの操作は行わない。
⑨アームシリンダによる( バケット )の押付け掘削は行わない。
⑩運転席から作業対象が見えない場合は、カメラや誘導員の合図にしたがう。
ドラグライン
①バケットのサイズは、機械の能力に見合ったものを用いる。バケットを地面に叩きつけたり、ブームにあてないように操作する。
②ブーム角度は( 30 )度前後が一般的で、作業範囲を広くとることができ、振りおろしの動作、掘削、排土も正確にできる。一方、ブーム角度は大きい方(40~50度)が機械の安定度が増し、旋回動力も少なくてすむ。
③タンプロープの長さは適正にする。
④( ドラグ )ロープが土砂に食い込むと寿命が短くなる。
⑤掘削はブーム先端の( 直下 )(最も効率よい)で作業する。
クレーン作業
屈曲ジブ式移動式クレーンは、クレーン付きショベルで、掘削作業とクレーン作業の両方が行える、運転資格として「車両系建設機械運転技能講習」と「小型移動式クレーン運転技能講習」の両方の修了証が必要である。
平均風速が( 10 )m/秒以上のときは作業を中止し、( 15 )m/以上ではジブは倒しておく。
荷を吊上げるときは、地上から約( 20 )cmで停止させて、機械の安定や重心、荷くずれ、またワイヤロープ、シャックルの外れなどの状態を確認する。
荷を吊って走行は、原則として禁止されている。作業の必要上やむを得ない場合は、メーカが示す吊り荷走行条件と性能表に従って作業をする。
ブレーカ作業
①水平で安定した足場を選び、極力( クローラー )の前後方向で作業する。
②破砕面は安定して打撃できる面を選び、チゼルをその面に垂直に押当て、( クローラー )の前端を少し浮かせて、常にブレーカに適切な押付力をかけながら打撃する。そして、破砕したら直ちに打撃を中止する。
③大きく、硬い破砕物は、割れ易い端から順に破砕し、同じ箇所を1分以上打撃したり、チゼルでこじったりしない。
④空打ちを行ってはいけない。油温度上昇、ボルトのゆるみ、折損を引き起こす。
⑤破砕物の飛散による危険を防ぐため、( 運転席 )のフロントガラスに防護ネットを取付けて行う。作業場周辺は( 立ち入り禁止 )とする。
①ブレーカは、各油圧シリンダのストロークエンドでは絶対に使用しない。
②フレーカは本来の使用目的以外(吊り荷作業、破砕物の移動作業)には絶対に使用しない。
③水・泥の中での作業は、特殊仕様のブレーカを使用する。
⑤バックホウ作業に比べ、破砕作業は重作業のため作業油の劣化、汚染が激しいので、早めに交換する(交換時間の目安は、バックホウ作業の1/3程度)。
コンクリート破砕作業
油圧ショベルに油圧圧砕機を装着してコンクリート破砕作業を行う場合、機体の安定性や油圧圧砕機の油圧、油量などの検討が必要である。
バケットシリンダを最伸長、最縮小状態で機体を浮き上がらせ作業しない。
ビル等の床で行う場合は床の( 床 )の強度に注意する
作動油、フィルタエレメントは早めに交換
バックホウの作業能力
バックホウによる運転1時間当り作業量の算定方式
Q=3600×q×f×E÷cm
3600×1サイクル掘削量×土量換算係数×作業効率÷(サイクルタイム)1サイクル所要時間
簡単に言うと
(サイクルタイム)1サイクル所要時間以外をかけて所要時間で割ると1時間当たりの作業掘削量が出る
地産掘削量を1時間当たりの作業掘削量で割ると作業時間が出る。
(安全環境法令)建設業法
建設業許可についての過去問題出題ポイント
建設業の許可は、5年ごとに更新を受けなければ効力を失う。
建設業者が引き続いて1年以上営業を休止した場合、建設業許可を取り消さなければならない。
都道府県知事の建設業許可で、全国で建設工事をすることができます
500万円未満の(建築一式は1500未満万円)建設工事のみを請け負うことを営 業とする者は、建設業の許可を必要としない。
特定建設業についての過去問題出題ポイント
発注者から直接工事を請け負い、4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上を下請負させる場合は、特定建設業許可が必要となる。
例えば、発注者より直接1億円の建設 仕事を受注した場合、下請けに合計額として4000万以上になるような仕事を任せるには、特定建設業許可が必要となる。
一般建設業の許可を受けた者が、その許可業種について、特定建設業の許可を受けたときは、その許可業種に係る一般建設業の許可は、その効力を失う。(同じ業種で一般と特定は持てない)
特定建設業許可を取るには、1級クラスの資格者と、会社に 潤沢な財産があることが必要です
なお、この特定建設工事では技術者は1級クラスの資格のある監理技術者を現場に設置しなければならない。
工事技術者の現場専任基準についての過去問題出題ポイント
公共性のある工作物に関する建設工事であって、請負金額が3,500万円(建築一式工事 7,000万円)以上となる工事については、技術者は現場に専任となる。
建設業法に定める標識の記載事項ポイント
商号または名称
代表者の氏名
許可を受けた建設業
営業所の所在地は記載要件ではない
(安全環境法令)騒音規制法・振動規制法
騒音規制法についての過去問題出題ポイント
騒音を測定する位置は境界線であり85 デシベルを超えてはいけない
地域指定は都道府県知事
建設工事を施工しようとする者が特定建設作業の実施を届け出なければならない相手は市町村長
騒音規制法上、指定地域内で特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者が市町村長に届け出なければならない事項に該当するもの、しないもの
届出が必要
建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類
特定建設作業の場所及び実施の期間
騒音の防止の方法
届出には必要ない
工事請負契約書の写し
届出に必要が必要でないかというような 4択問題も出る。届ける書類のをイメージすると分かると思う。一番必要なさそうなものが答え
〔No. 26〕 騒音規制法 上、指定地域内で特定建設作 業を実施しようとする者が市 町 村 長に届け出なければならない事項又は添付書類に該当しないものは、次のうちどれか。なお、この問いにおいて「機械」とは、騒音規制法施行令別表第2の各号に規定する機械をいう。
1 特定建設作 業を伴う建設工事の工程の概要を示した工事工程 表で特定建設作 業の工程を明示したもの
2 特定建設作業に使用する機械の名称、型式及び仕様
3 特定建設作業に使用する機械の特定自主検査を行った者の氏名および資格者証番号
4 下請負人が特定建設作業を実施する場合には、下請負人の現場責任者の氏名及び連絡場所
振動規制法についての過去問題出題ポイント
騒音を測定する位置は境界線であり75 デシベルを超えてはいけない
地域指定は都道府県知事
特定建設作業の実施を届け出なければならない相手は市町村長
(安全環境法令)道路占用に関する法律・車両制限令
道路占用に関する法律についての過去問題出題ポイント
1 掘削面積は、工事の施行上やむを得ない場合において、道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないように措置して行う場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。
2 わき水により地盤の緩みを生ずるおそれのある箇所を掘削する場合は、地盤の緩みを防止するために必要な措置を講ずること。
3 掘削土砂の埋戻し1層の厚さは、路床部では原則として 0.2m とし、締固め機械又は器具で確実に締め固めること。
4 道路を横断して掘削する場合は、原則として、道路の交通に著しい支障を及ぼさないと認められる道路の部分について掘削を行い、掘削部分に交通に支障を及ぼさないための措置を講じた後、その他の部分の掘削を行うこと。
1 舗装道の舗装の部分の切断は、のみ又は切断機を用いて、原則として直線に、かつ、路面に垂直に行うこと。
2 掘削部分に近接する道路の部分には、掘削した土砂をたい積しないで余地を設け、土砂が道路の交通に支障を及ぼすおそれのある場合には他の場所に搬出すること。
3 くい、矢板等は、道路の構造又は他の工作物の保全のためやむを得ない事情があると認められる場合には、残置することができる。
4 道路を 掘削する場合 エグリ掘り は行わない
えぐり掘りとは上端部より下端部の方が掘削されている掘削方法をいい とても危険である
〔例題〕 道路法上、道路占用工事における道路の掘削及び埋戻しに関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 打ち込んだくい、矢板等は、残置しないで例外なく引き抜くこと。
2 掘削した土砂が道路の交通に支 障を及ぼすおそれのある場合には、これを他の場所に搬 出すること。
3 電線が地下に設けられていると認められる場合には、保安 上の支 障がない場合を除き、試掘等により電線を確認した後に掘削を実施し、電線の管理者との協 議に基づき、保安 上 必要な措置を講ずること。
4 掘削面積は、工事の施工 上やむを得ない場合において、覆工を施す等道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないように措置して行う場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。
車両制限令についての過去問題出題ポイント
下記を超える車両は原則的には走行してはいけない。
走行する場合は通行許可が必要となる
車両の諸元 | 一般的制限値(最高限度) | |
---|---|---|
幅 | 2.5メートル | |
長 さ | 12.0メートル | |
高 さ | 3.8メートル | |
重 さ | 総重量(車両の総重量20t) | 20.0トン |
軸重
(1本の車軸にかかる重さ) |
10.0トン | |
隣接軸重 | 18.0t:隣り合う車軸の軸距が1.8 m未満 19.0t:隣り合う車軸の軸距が1.3 m以上かつ 隣り合う車軸の軸重がいずれも9.5t 以下 20.0t:隣り合う車軸の軸距が1.8 m以上 |
|
輪荷重1つの車輪にかかる重さ) | 5.0トン | |
最小回転半径 | 12.0メートル |
(安全環境法令)資源有効利用法・リサイクル法・産廃法
資源有効利用促進法についての過去問題出題ポイント
指定副産物
土砂 木材 コンクリート塊 アスファルト・コンクリート塊
アスベスト(石綿)塊 は指定副産物ではない
建設リサイクル法についての過去問題出題ポイント
特定建設資材
コンクリート及び鉄から成る建設資材、建設発生木材、アスファルト、コンクリート塊をいう。
建設発生土は特定建設資材に該当しない
特定建設資材廃棄物の再資源化等が完了
した時は、当該工事の発注者に書面で報告しなければならない。
産廃法についての過去問題出題ポイント
建設残土は産業廃棄物に該当しない
(安全環境法令)労働基準法・労働安全衛生法
労働基準法
労働時間についての過去問題出題ポイント
1週間について40時間
1日 8時間
休憩時間についての過去問題出題ポイント
6時間を超える場合45分
8時間を超える場合、1時間
休憩時間は一斉に与える
坑内労働については、労働者が坑口に入った時刻から坑口を出た時刻までの時間を、休憩時間を含め労働時間とみなす。
〔例題〕 労働基 準 法における労働者の労働時間、休 憩および休 日に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 使用者は、労働 協 定に代え、労働者の同意を得た場合は、その労働者に対し他の労働者とは別の時間に休憩を与えることができる。
2 坑内労働については、労働者が坑口に入った時刻から坑口を出た時刻までの時間を、休 憩時間を含め労働時間とみなす。
3 使用者は、労働者に対して、毎 週 少なくとも1回の休 日を与えることに代えて、4 週 間を通じ4日以上の休日を与えることができる。
4 使用者は、労働者の過半数で組織する労働組合との協定により、法定の事項を定めたときは、定めた対象期間中の特定の週に、休憩時間を除き 40 時間を超えて労働させることができる。
休日についての過去問題出題ポイント
毎週1回の休日
賃金5原則についての過去問題出題ポイント
支払わなければならない賃金支払の五原則
(1)通貨で、(2)直接労働者に、(3)全額を、(4)毎月1回以上、(5)一定の期日を定めて
自分が給料をもらう時のイメージを考えてみよう
月に1回 日を決めて 直接労働者(σ(゚∀゚ )オレ)に お金を 全額払う
就業規則についての過去問題出題ポイント
常時10人以上の労働者を雇用する使用者は、一定の事項について就業規則を作成し、労働基準監督署長に届け出
10人以上の労働者 就業規則を作成し 監督署へ届出
延長して労働させた時間が1週間について40時間を超えた場合は、原則として、40時間を超えた時間の労働について、通常の労働時間の賃金の2割5分以上の割増賃金を支払わなければならない。
労働安全衛生法
作業主任者についての過去問題出題ポイント
作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければならない。
作業主任者選任キーワード
型枠支保工・土留め支保工
つり、張り出し、5m以上足場の解体 組立
2 M 以上の掘削
※ くい関係は作業主任者 配置は不要と覚えよう
〔例題〕 労働安全衛生法 上、高さが5m 以 上のコンクリート造の工作物の解体の作 業における危険の防止のために事 業 者が行わなければならない事項に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 事 業 者は、解体する工作物の形 状、周 囲の状 況 等を調 査し、調 査結果に基づく作 業 計画を定め、当該作業計画により作業を行わなければならない。
2 事 業 者は、器具、工具等を上げ、又は下ろすときは、つり綱、つり袋 等を労働者に使用させなければならない。
3 事 業 者は、外壁、柱 等の引倒し等の作 業を行うときは、引倒し等について一定の合図を定め、関係労働者に周知させなければならない。
4 事 業 者は、コンクリート破砕器を用いて行う破砕の作 業を行うときは、コンクリート造の工作物の解体等作業主任者を選任し、その者に作業の直接指揮をさせなければならない。
〔例題〕 労働安全衛生法上、作業主任者を選任すべき作業に該当しないものは、次のうちどれか。
1 土止め支保工の切りばりの取付けの作業
2 場所打ち杭工法による鉄筋コンクリート杭の築造の作業
3 コンクリートの打設に用いる型枠支保工の組立ての作業
4 張出し足場の組立ての作業
事業者が届け出る工事についての過去問題出題ポイント
労働安全衛生法に基づき事業者がその計画を労働基準監督署長に届け出なければならない仕事
耐火建築物で石綿が吹き付けられているものにおける石綿の除去の作業を行う仕事
高さは31 M 超える建築物の建設の工事の場合 届出が必要
隧道建設仕事であって 隧道の内部に労働者が立ち入る者は届出が必要
最大支間が50 M以上の橋梁の建設仕事は届出が必要
参考 覚え方 例
5メートルの掘削
31m超の建築物の建設
50 M 以上の橋
石綿
ずいどう内労働者
圧気工法
〔例題〕 安全衛生法 上、事 業 者が建設 業の仕事を開始しようとするときに、その計画を 14日前までに労働基準監督署長に届け出なければならない仕事は次のうちどれか
1 労働者が内部に立ち入らないずい道の建設の仕事
2 最大支間 25 m の橋 梁の解体の仕事
3 圧気工法により作業を行う仕事
4 橋 梁を除く、高さ 25 m の工作物の建設の仕事
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1 (土木工学) 土と岩
2 (土木工学) 土工と各種土構造物
3 (土木工学) 土工と機械化施工
4 (土木工学) 軟弱地盤対策
5 (土木工学) コンクリート工
6 (土木工学) 舗装工
7 (土木工学) 基礎工
8 (土木工学) 工事測量
9 (土木工学) 施工計画
10 (土木工学) 工事管理
11 (土木工学) 施工のための各種試験
12 (土木工学) 設計図書と工事費
13 (建設機械) 技術動向
14 (建設機械)原動機と電装品
15 (建設機械)動力伝達装置
16 (建設機械)油圧駆動装置
17 (建設機械)建設車両用タイヤとゴムクローラ
18 (建設機械)燃料・潤滑剤
19 (2種ショベル系建設機械) ショベル系建設機械全般
20 (2種ショベル系建設機械) 構造と機能
21 (2種ショベル系建設機械) 点検・整備
22 (2種ショベル系建設機械) 故障と対策
23 (2種ショベル系建設機械) 運転・取扱い
24 (2種ショベル系建設機械) 施工方法
25 (2種ショベル系建設機械) バックホウの作業能力
26 (安全環境法令)建設業法
27 (安全環境法令)騒音規制法
28 (安全環境法令)振動規制法
29 (安全環境法令)車両制限令
30 (安全環境法令)道路占用に関する法律
31 (安全環境法令)資源の有効な利用の促進に関する法律
32 (安全環境法令)(建設リサイクル法)
33 (安全環境法令)産廃法
34 (安全環境法令)労働基準法