スマホで解く過去問解説!平成28年度2級建設機械施工技士学科試験過去問題
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
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平成28年度2級建設機械施工管理技士(補)共通学科試験過去問題
[cc id=465]土木工学一般
No. 1 道路土工に用いられる岩掘削の難易による岩分類の名称と説明に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
岩分類 ・・説明
1 硬岩・・き裂が多く、密着のよいもの
2 中硬岩・・風化のあまり進んでないもの(き裂間隔30〜50 cm 程度のもの)
3 軟岩・・固結の程度がよく、リッパ掘削のできないもの
4 転石群・・岩塊、玉石が混入して、掘削が困難なもの
No. 2 土の性質に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 土の含水比は、土を締め固めるときの締固め効果や、建設機械の施工能率に大きな影響を与える。
2 土を締め固めると、間隙比が減少するとともに、飽和度が大きくなる。
3 土の乾燥密度は、小さい方がよく締まった土といえる。
4 間隙比の大きな土は、大きな荷重をかけると、体積が減少する。
No. 3 コンクリートに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 コンクリートの強度は、一般には材齢28日における標準養生供試体の試験値で表す。
2 コンクリートの水セメント比が大きくなると耐久性が向上する。
3 AE 剤を用いると、ワーカビリティが改善され材料分離が少なくなる。
4 スランプが大きいコンクリートほど、流動性が高い。
No. 4 土量の配分に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 土量の変化率C は、地山の土量に対する締め固めた土量の体積比である。
2 土量の変化率C は、土の配分計画を立てるときに用いる。
3 土量の変化率Lは、土の運搬計画を立てるときに用いる。
4 土量の変化率Lは、ほぐした土量に対する締め固めた土量の体積比である。
No. 5 盛土材料に適する土として次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 圧縮性の大きい土
2 吸水による膨潤性の低い土
3 締固め後のせん断強度が高い土
4 侵食に強い土
No. 6 地山の掘削作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 基本的な掘削方法としては、ベンチカット工法とダウンヒルカット工法がある。
2 ブルドーザ、スクレープドーザ、スクレーパなどで掘削運搬を行う工法では、下り勾配を利用して施工する。
3 掘削した土を盛土に利用する場合には、含水比の高い部分の土を、常に優先して利用する。
4 粘性土の掘削にあたっては、建設機械の走行路となる部分の地盤の土をこね返さないように注意する。
No. 7 伐開除根に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 伐開除根には、主にモータグレーダやブルドーザ、レーキドーザが用いられる。
2 伐開除根で発生した木根は、チップ化し植生基盤材などとして再利用することを検討する。
3 河川堤防の場合には、大きな立木は伐採とともに除根を行う。
4 盛土の中に草木、根、腐葉土が混入すると盛土は弱体化し、将来不均等な沈下の原因となる。
No. 8 土工の敷ならしに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 敷ならし厚さは試験施工によって定めるのが望ましい。
2 敷ならし作業では、敷ならし厚さが均等になるようにトンボなどを設けて施工する。
3 自動追尾式トータルステーションやGPSを用いた敷ならし管理システムでは、トンボを省略した施工もできる。
4 敷ならし作業に用いる機械は、ブルドーザ、トラクタショベルなどである。
No. 9 アスファルト混合物と舗装に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 密粒度ギャップアスファルト混合物を半たわみ性舗装の表層に用いた。
2 砕石マスチック混合物を透水性舗装の表層に用いた。
3 ポーラスアスファルト混合物を透水性舗装の表層茜基層に用いた。
4 開粒度アスファルト混合物を鋼床版舗装の基層に用いた。
No. 10 舗装の構成に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 アスファルト舗装では、摩耗及びすべり止めに対処するために摩耗層を設ける場合がある。
2 アスファルト舗装は、一般に表層、基層、路盤から構成される。
3 コンクリート舗装では、アスファルト中間層を設ける場合がある。
4 コンクリート舗装は、一般にコンクリート版と路床で構成される。
No. 11 杭基礎の施工法に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 場所打ち杭工法は、一般に打込み杭工法に比べると、振動・騒音が大きいため採用が限られる。
2 打込み杭工法は、大径のコンクリート杭の施工には不向きである。
3 場所打ち杭の施工法には、圧入方式と置換方式がある。
4 既製杭の埋込み杭工法には、プレボーリング杭工法、アースドリル工法がある。
No. 12 軟弱地盤対策工に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 押え盛土工法は、のり先に発泡材、軽石、スラグなどにより盛土を行い安定性を確保する工法である。
2 軟弱地盤対策工の主な目的は、沈下の促進・抑制、安定の確保、液状化による被害の抑制である。
3 サンドマット工法は、軟弱層の圧密のための上部排水の確保とトラフィカビリティの確保のために実施される。
4 盛土載荷重工法は、構造物施工前に盛土を行い圧密を先行させ、地盤の強度を増加させる工法である。
No. 13 各種測量と測量機材に関する次の組合せのうち、適切でないものはどれか。
測量の種類・・測量機材
1 角測量・・光波測距儀
2 距離測量・・鋼巻尺(スチールテープ)
3 水準測量・・スタッフ(標尺、箱尺)
4 平板測量・・アリダード
No. 14 施工計画立案のための事前調査の項目として必要でないものは、次のうちどれか。
1 設計図書
2 動力源
3 現場進入路
4 工事用地の価格
No. 15 品質管理に用いるヒストグラムを示した下図の(A)〜(C)にあてはまる用語の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
品質管理に用いるヒストグラム は実際の過去問題をご覧ください
(A)・・(B) ・・(C)
1 品質特性値・・度数・・バラツキ
2 品質特性値・・度数・・ゆとり
3 度数・・品質特性値・・バラツキ
4 度数・・品質特性値・・ゆとり
No. 16 道路の路床、路盤の地盤反力係数を求めるために行われる試験として次のうち、適切なものはどれか。
1 土の密度試験
2 道路の平板載荷試験
3 CBR 試験
4 土の標準貫入試験
建設機械一般
No. 17 建設機械にディーゼルエンジンが多く使用される理由に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 熱効率が高く、運転経費が安い。
2 耐久性があり保全性もよい。
3 出力当たりのエンジン質量が小さく、軽量化が可能である。
4 軽油を使用するため、火災に対する危険度が低い。
No. 18 建設機械用ディーゼルエンジンの運転及び取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 エンジン始動に失敗した場合は、間隔をおかず始動モータを何度も始動するまで回す。
2 燃料系統のフィルタエレメントを脱着した場合は、エア抜きを行う。
3 作業終了後は、燃料消費の無駄を抑えるため、ただちにエンジンを止める。
4 エンジン停止後は、燃料タンクのコックを閉じ、バッテリスイッチを切る。
No. 19 ディーゼルエンジンの燃料として用いられる軽油に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 高粘度であるため、低温流動性が重要である。
2 セタン価は、高いほどエンジンの始動が容易である。
3 排出ガス規制に対応するため、硫黄分は10 ppm以下となっている。
4 燃料フィルタが閉塞する目詰まり点の温度は、流動点より低い。
No. 20 エンジンオイルに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 マルチグレードオイルと呼ばれるものは、夏冬通して使用できる。
2 ディーゼルエンジンには、植物油ベースのものが一般的に使用されている。
3 外気温が高い場合は低粘度、低い場合は高粘度のものを使用する。
4 10W 等、粘度グレードの番号にWが付いたものは夏用である。
法規・安全・衛生
No. 21 建設業法による施工体制台帳に記載すべき事項として適切でないものは、次のうちどれか。
1 下請負人の過去の工事施工実績
2 下請負人が請け負った建設工事の内容
3 健康保険等の加入状況
4 外国人建設就労者の従事の状況
No. 22 建設業法で定めている建設業の許可に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 建設業の許可を受けた建設業者は、附帯する工事であっても、当該許可を受けた業種以外の建設工事は行うことができない。
2 舗装工事業は、施工技術の総合性、施工技術の普及状況その他の事情を考慮して定められた指定建設業の一つである。
3 都道府県知事許可の建設業者は、許可を与えた都道府県知事が管轄する区域内に限り、営業を行うことができる。
4 2以上の営業所を有する建設業者は、一定の資格又は経験を有する専任の技術者を、代表する一つの営業所に置けばよい。
No. 23 道路法上、沿道で工事を行う場合に道路管理者の許可等を受けなくてもよいものは、次のうちどれか。
1 道路の損傷を防止するために砂利等を局部的に補充する場合
2 工事現場の敷地に余裕がなく、やむを得ず道路上に資材を置く場合
3 工事用搬入路として、道路の歩道を切り下げる場合
4 歩行者等の通行の妨げにならないようにして、道路上に工事用板囲を設置する場合
No. 24 振動規制法上、指定地域内において特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者が、作業開始前に市町村長に届け出なければならない期限は、次のうちどれか。ただし、特定建設作業を緊急に行う必要がある場合を除く。
1 5日前まで
2 7日前まで
3 10 日前まで
4 14日前まで
No. 25 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律に規定されている入札及び契約の適正化の基本となるべき事項として適切でないものは、次のうちどれか。
1 入札及び契約の過程並びに契約の内容の透明性が確保されること
2 契約された公共工事の適正な施工が確保されること
3 入札及び契約からの談合その他の不正行為の排除が徹底されること
4 入札に参加しようとし、又は契約の相手方になろうとする者の間の適正な調整が徹底されること
No. 26 労働基準法における労働時間に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 使用者は、その雇入れの日から起算して4箇月間継続勤務した労働者に対して、10 日の有給休暇を与えなければならない。
2 災害その他避けることのできない事由によって臨時の必要がある場合においては、使用者は、労働者に時間の制限なく労働させることができる。
3 使用者は、原則として、週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き日について時間を超えて労働させてはならない。
4 休憩時間は、労働時間の途中であれば、その開始時刻は使用者が労働者ごとに決定することができる。
No. 27 労働基準法の説明として適切なものは、次のうちどれか。
1 労働時間、休憩、休暇など労働条件の最低基準を定めた法律
2 必要な技術を持った労働者を企業に派遣する事業に関する法律
3 合理的な労働条件の決定又は変更が円滑に行われるようにすることを目的とする法律
4 労働者の生活の安定、労働力の質的向上等のために賃金の最低額を保障した法律
No. 28 労働基準法において、使用者が時間外又は休日に労働させるために必要な事項は、次のうちどれか。
1 労働契約締結の際、口頭で時間外又は休日の労働について労働者に説明すること
2 時間外又は休日の労働についての割増賃金について、支給細目が決まっていること
3 全ての職場において、就業規則が作成されていること
4 労使の協定書を書面で締結し、行政官庁に届け出ること
No. 29 業務に係る免許又は労働安全衛生法で定められた技能講習の修了もしくは資格を必要としない業務は、次のうちどれか。
1 機体重量が3t 以上のブルドーザを使用した作業
2 機体重量が3t 以上のパワーショベルを使用した作業
3 機体重量が3t 以上のローラを使用した作業
4 機体重量が3t 以上のアースドリルを使用した作業
No. 30 労働安全衛生法上、作業主任者の選任を必要としない作業は、次のうちどれか。
1 掘削深さが4mの土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取付けの作業
2 長さが18 m の既製コンクリート杭の杭打ちの作業
3 高さ 5m 以上の橋梁の上部構造であって、コンクリート造のものの架設の作業
4 高さが6mの足場の組立て又は解体の作業
平成28年度2級建設機械施工管理技士(補)共通2種ショベル試験過去問題
〔No. 1〕 油圧ショベルに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 油圧ショベルとは、油圧シリンダ等により作業動作を行うもので、上部旋回体が 360 度旋回でき、掘削作業を行う機械をいう。
2 ミニショベルとは、運転質量が3,000 kg 未満の油圧ショベルをいう。
3 後方超小旋回形油圧ショベルとは、後端旋回半径がクローラ全幅の120 % 以内で旋回できる油圧ショベルである。
4 超小旋回形油圧ショベルとは、後端旋回半径とフロント旋回半径がクローラ全幅の120 % 以内で全旋回できる油圧ショベルである。
〔No. 2〕 深さ10 m以上の開削工事における揚土作業に一般的に使用されるショベル系機械として次のうち、適切なものはどれか。
1 バックホウ
2 ショベル
3 ローディングショベル
4 クラムシェル
〔No. 3〕 ショベル系掘削機の特徴や主な用途に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 ワイヤロープ式クラムシェルは、バケットが自重で土砂に食い込んで掘削する。
2 ローディングショベルは、機械設置面より低い地盤の掘削、積込みによく使用される。
3 油圧ブレーカは、油圧圧砕機に比べて作業騒音が小さい。
4 ドラグラインは、機械の設置地盤より高い所を掘削する機械である。
〔No. 4〕 油圧ショベルの構造茜機能に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 原動機には、一般的にターボチャージャ付ガソリンエンジンが採用されている。
2 走行の駆動力は、油圧モータ → センタジョイント → スプロケット → クローラの順に伝達される。
3 旋回ベアリングは、下部走行体に対し上部旋回体をスムーズに旋回させるものである。
4 旋回駐車ブレーキは、上部旋回体の旋回動作を無理なく停止させるものである。
〔No. 5〕 油圧ショベルの下部走行体に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 クローラ式は、ホイール式より移動性に優れている。
2 クローラ式は、ホイール式より軟弱地盤での作業性に優れている。
3 クローラ式は、ホイール式より狭地での作業性に優れている。
4 クローラ式は、ホイール式より不整地での作業性に優れている。
〔No. 6〕 油圧ショベルの作業装置に関する仕様と主な機能茜用途に関する組合せとして次のうち、
適切でないものはどれか。
( 仕 様 ) ( 主 な 機 能・ 用 途 )
1 エジェクタ付きバケット ― バケット内部の土砂を強制的に押し出す
2 梯形バケット ― V 形溝の掘削作業
3 クラムシェルバケット ― 荷のつり上げ作業
4 のり面バケット ― のり面の仕上げ作業
〔No. 7〕 ショベル系掘削機の運転時の留意事項に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 作業装置と機械後端の旋回半径内には、人や他の機械などを入れてはいけない。
2 機械を運転するときは、潤滑油を速やかに行き渡らせるためにエンジン始動後直ちに作業に入る。
3 運転中は、各計器の指示、エンジンの調子、各部の異音や異臭など機械の状況に注意する。
4 地形などの状況に対して不安を感じたときは、必ず一旦停止をして状況を調べてから運転する。
〔No. 8〕 標準操作方式のバックホウの運転操作に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 左作業レバーを前方に倒すとアーム押し作業となり、レバーを後方に倒すとアーム引き作業が行える。
2 左作業レバーを左に倒すと左旋回が行え、右に倒すと右旋回が行える。
3 右作業レバーを前方に倒すとブーム下げ作業となり、レバーを後方に倒すとブーム上げ作業が行える。
4 右作業レバーを左に倒すとバケットダンプ作業、右に倒すとバケット掘削作業が行える。
〔No. 9〕 バックホウのクローラベルトに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 一般的に軟弱地及び砂利道ではやや張り気味にする。
2 張りすぎるとバックホウの牽引力が減少する。
3 ゆるめすぎると、波打ち現象を起こし、ローラやリンクを傷める。
4 張りすぎるとピン、ブッシュとスプロケット及びリンク踏面の摩耗を早める。
〔No. 10〕 油圧ショベルの故障内容と主な原因の組合せとして次のうち、適切でないものはどれか
( 故 障 内 容 ) ( 主 な 原 因 )
1 全操作力不足 ― 油圧ポンプの機能低下
2 アーム操作だけが作動しない ― 作動油量の不足
3 走行できない ― センタジョイントの破損
4 油温が上がる ― オイルクーラの汚れ
〔No. 11〕 ショベル系建設機械の機種選定に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 掘削機が設置される地盤より下方を掘削する場合は、フェースショベルが適している。
2 ビルの根切りや地下の狭い空間の掘削作業では、ショートリーチ型フェースショベルが有効である。
3 ローディングショベルは、バックホウに比べると掘削力がなく汎用性に欠ける。
4 高揚程の掘削には、油圧テレスコピック式クラムシェルよりワイヤロープ式クラムシェルの方が適している。
〔No. 12〕 ショベル系建設機械による作業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 作業能力は、サイクルタイムが短いほど小さくなる。
2 サイクルタイムは、積込み時の旋回角度が小さいほど長くなる。
3 積込み作業の効率は、ルーズな状態より地山の方がよい。
4 建設機械の組合せによる全体の作業能力は、能力が小さい建設機械に左右される。
〔No. 13〕 バックホウの作業方法に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 高い地盤から下部の掘削を行う場合は、下から薄くかき上げる。
2 のり面の整正は、アームとブームの複合操作でゆっくりと行う。
3 硬い地盤ののり切りは、バケットでこづきながらかき落とす。
4 斜面を登るときは、走行モータを後側にして前進する。
〔No. 14〕 ショベル系建設機械による作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 バケットの爪が切羽に食い込んでいる状態で、旋回してはならない。
2 ダンプトラックの運転席側から旋回して積み込んではいけない。
3 掘削位置からの旋回角度が大きくなるように運搬機械の位置づけを決める。
4 走行時は、バケットの高さを地面から40 cm 程度に保ち走行する。
〔No. 15〕 バックホウの掘削積込み作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 ダンプトラックの配置は、掘削積込み機の左右に両着けするなどしてタイムロスを防ぐ。
2 強い掘削力を必要とするときは、ブームとアームの交差角を 90 度よりやや大きめにして、ゆっくりと掘削するとよい。
3 バックホウの積込み箇所の地盤高さは、ダンプトラックの荷台程度の高さにするとよい。
4 足元の掘削時は、クローラの向きを掘削面と平行にするとよい。
〔No. 16〕 バックホウによる溝掘削に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 掘削角度の範囲は、垂直にしたアームの前方45度から手前30度が適切である。
2 バケットを溝に入れて走行力を使いながら掘削すると能率がよい。
3 溝底の整形は、バックホウが後退する前に終わらせる。
4 ブームオフセット機構を持った機種では、境界ぎりぎりの掘削が可能である。
〔No. 17〕 バックホウの作業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 硬い地盤の掘削では、バケットをツルハシ代わりに使用する。
2 バケットを使って杭打ち作業をする。
3 バケットを左右に振って地ならしをする。
4 シリンダをストロークエンドまで作動させないようにして掘削する。
〔No. 18〕 ショベル系掘削機の作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 大塊などの積込みは、細粒分を先に敷き込み、その上に大塊を積み込むとよい。
2 重い土砂や硬い土砂は大容量のバケットを、軟らかく軽い土砂は小容量のバケットを用いる。
3 のり面などで、転石や大塊が出た場合には、機械の前に土堰堤を築くとよい。
4 硬い土を掘削する場合は、バケットの掘削角を小さくして掘削抵抗を減らす。
〔No. 19〕 クラムシェルに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 テレスコピック式クラムシェルの傾斜地での山側への旋回は禁止とし、谷側への旋回も低速で慎重に行う。
2 水中掘削を伴う場合の機種選定は、油圧テレスコピック式クラムシェルを基準として検討する。
3 油圧テレスコピック式クラムシェルは、アームシリンダによるバケットの押付け掘削が可能である。
4 ワイヤロープ式クラムシェルは、ブームを立てた方が重量のある揚土作業に有利である。
〔No. 20〕 バックホウにより掘削積込み作業を以下の条件で行う場合、1時間当たりの作業量として次のうち、適切なものはどれか。
(条件) 1サイクル当たりの掘削量:1.0 m3
土量換算係数 :1.0
作業効率 :0.8
サ イ ク ル タ イ ム :45 秒
1 36 m3/h
2 56 m3/h
3 64 m3/h
4 100 m3/h