スマホで解く!令和3年度2級土木施工管理技士(補)過去問題 前期試験一次検定2021.6.6
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
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令和3年度 2級土木施工管理技士(補)前期試験一次検定過去問題2021.6月
土木一般の過去問題
問題番号 No.1 〜 No.11 までの11 問題のうちから 9 問題を選択し解答してください。
【No. 1】 「土工作 業の種類」と「使用機械」に関する次の組合せのうち,適当でないものはどれか。
[土工作 業の種類] [使用機械]
⑴ 掘削・積込み バックホウ
⑵ 溝掘り ランマ
⑶ 敷均し・整地 ブルドーザ
⑷ 締固め ロードローラ
【No. 2】 土質試験における「試験名」とその「試験結果の利用」に関する次の組合せのうち,適当でないものはどれか。
[試験名] [試験結果の利用]
⑴ 砂置換法による土の密度試験 土の締固め管理
⑵ 土の一軸圧 縮 試験 支持 力の推定
⑶ ボーリング孔を利用した透水試験 地盤改 良 工法の設計
⑷ ポータブルコーン貫 入 試験 土の粗 粒 度の判定
【No. 3】 盛土工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 盛土の締固めの目的は,土の空気間隙を少なくすることにより,土を安定した状 態にすることである。
⑵ 盛土材 料の敷均し厚さは,盛土材 料の粒 度,土質,要 求される締固め度等の条 件に左右される。
⑶ 盛土材 料の含水比が施工含水比の範囲内にないときには,空気 量の調 節が必要となる。
⑷ 盛土の締固めの効果や特性は,土の種類,含水 状 態及び施工方法によって大きく変化する。
【No. 4】 軟 弱 地盤における次の改 良 工法のうち,締固め工法に該当するものはどれか。
⑴ 押え盛土工法
⑵ バーチカルドレーン工法
⑶ サンドコンパクションパイル工法
⑷ 石灰パイル工法
【No. 5】 コンクリートで使用される骨材の性質に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 骨材の品質は,コンクリートの性質に大きく影 響する。
⑵ 吸 水率の大きい骨材を用いたコンクリートは,耐凍害性が向 上する。
⑶ 骨材に有機不 純 物が多く混 入していると,凝 結や強 度等に悪影 響を及ぼす。
⑷ 骨材の粗 粒 率が大きいほど,粒 度が粗い。
【No. 6】 コンクリートの施工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ コンクリートを練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は,外気温が 25 ℃ を超えるときは2時間以内を標準とする。
⑵ 現場内でコンクリートを運搬する場合,バケットをクレーンで運搬する方法は,コンクリートの材 料 分離を少なくできる方法である。
⑶ コンクリートを打ち重ねる場合は,棒 状バイブレータ(内部振動機)を下層コンクリート中に 10 cm 程度挿 入する。
⑷ 養 生では,散水,湛水,湿布で覆う等して,コンクリートを一定期間湿 潤状 態に保つことが重 要である。
【No. 7】 フレッシュコンクリートに関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ コンシステンシーとは,コンクリートの仕上げ等の作 業のしやすさである。
⑵ スランプとは,コンクリートの軟らかさの程度を示す指 標である。
⑶ 材 料 分離抵抗性とは,コンクリート中の材 料が分離することに対する抵抗性である。
⑷ ブリーディングとは,練混ぜ水の一部が遊離してコンクリート表 面に上 昇する現 象である。
【No. 8】 型枠の施工に関する次の記 述のうち,適当なものはどれか。
⑴ 型枠内面には,セパレータを塗布しておく
⑵ コンクリートの側圧は,コンクリート条 件,施工 条 件によらず一定である。
⑶ 型枠の締付け金物は,型枠を取り外した後,コンクリート表 面に残してはならない。
⑷ 型枠は,取り外しやすい場所から外していくのがよい。
【No. 9】 既製杭の打撃工法に用いる杭打ち機に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ ドロップハンマは,ハンマの重 心が低く,杭軸と直 角にあたるものでなければならない。
⑵ ドロップハンマは,ハンマの重量が異なっても落下高さを変えることで,同じ打撃 力を得ることができる。
⑶ 油圧ハンマは,ラムの落下高を任意に調 整できることから,杭打ち時の騒音を低くすることができる。
⑷ 油圧ハンマは,構造自体の特 徴から油煙の飛散が非 常に多い。
【No. 10】 場所打ち杭をオールケーシング工法で施工する場合,使用しない機材は次のうちどれか。
⑴ トレミー管
⑵ ハンマグラブ
⑶ ケーシングチューブ
⑷ サクションホース
【No. 11】 土留め壁の「種類」と「特 徴」に関する次の組合せのうち,適当なものはどれか。
[種 類] [特 徴]
⑴ 連続地 中 壁 あらゆる地盤に適用でき,他に比べ経済的である。
⑵ 鋼矢板 止水性が高く,施工は比較的容易である。
⑶ 柱 列杭 剛性が小さいため,浅い掘削に適する。
⑷ 親杭・横矢板 地下水のある地盤に適しているが,施工は比較的 難しい。
専門土木の過去問題
※ 問題番号 No.12 〜 No.31 までの20 問題のうちから 6 問題を選択し解答してください。
【No. 12】 鋼材に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 鋼材は,応 力 度が弾性限界に達するまでは弾性を示すが,それを超えると塑性を示す。
⑵ PC 鋼棒は,鉄筋コンクリート用棒鋼に比べて高い強さをもっているが,伸びは小さい。
⑶ 炭素鋼は,炭素含有 量が少ないほど延性や展性は低下するが,硬さや強さは向 上する。
⑷ 継ぎ目なし鋼管は,小・中 径のものが多く,高温高圧用配管等に用いられている。
【No. 13】 鋼道路 橋に用いる高 力ボルトに関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ トルク法による高 力ボルトの締付け検査は,トルク係数値が安定する数日後に行う。
⑵ トルシア形高 力ボルトの本締めには,専用の締付け機を使用する。
⑶ 高 力ボルトの締付けは,原則としてナットを回して行う。
⑷ 耐候性鋼材を使用した橋 梁には,耐候性高 力ボルトが用いられている。
【No. 14】 コンクリート の[劣 化 機 構]と[劣 化 要 因]に 関 する 次 の 組 合 せのう ち,適当でないものはどれか。
[劣化機構] [劣化要因]
⑴ 中 性化 二酸化炭素
⑵ 塩害 塩化物イオン
⑶ アルカリシリカ反応 反応性骨材
⑷ 凍害 繰返し荷重
【No. 15】 河川に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 霞堤は,上流 側と下 流 側を不連続にした堤防で,洪水時には流 水が開口部から逆流して堤内地に湛水し,洪水後には開口部から排水される。
⑵ 河川堤防における天端は,堤防法面の安定性を保つために法面の途 中に設ける平らな部分をいう。
⑶ 段切りは,堤防法面に新たに腹付盛土する場合は,法面に水平面切土を行い,盛土と地山とのなじみをよくするために施工する。
⑷ 堤防工事には,新しく堤防を構築する工事,既設の堤防を高くするかさ上げや断面積を増やすために腹付けする拡築の工事等がある。
【No. 16】 河川護岸に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 横帯工は,法 覆 工の延 長 方向の一定区間ごとに設け,護岸の変位や破損が他に波 及しないように絶縁するものである。
⑵ 縦帯工は,護岸の法肩部に設けられるもので,法肩の施工を容易にするとともに,護岸の法肩部の破損を防ぐものである。
⑶ 小口止工は,法 覆 工の上 下 流 端に施工して護岸を保護するものである。
⑷ 護岸基礎工は,河 床を直 接覆うことで急 激な洗掘を防ぐものである。
【No. 17】 下図に示す砂防えん堤を砂礫の堆積層 上に施工する場合の一般的な順 序として,適当なものは次のうちどれか。
【No. 18】 地すべり防止工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 抑制工は,地下水 状 態等の自然 条 件を変化させ,地すべり運動を停止・緩和する工法である。
⑵ 水路工は,地 表の水を水路に集め,速やかに地すべりの地域外に排除する工法である。
⑶ 排土工は,地すべり脚 部の不安定土塊を排除し,地すべりの滑動 力を減 少させる工法である。
⑷ 抑止工は,杭等の構造物によって,地すべり運動の一部又は全部を停止させる工法である。
【No. 19】 道路のアスファルト舗装の路 床・路盤の施工に関する次の記 述のう ち,適当でないものはどれか。
⑴ 盛土路 床では,1層の敷均し厚さは仕上り厚さで 20 cm 以下を目安とする。
⑵ 切土路 床では,土 中の木根・転石などを取り除く範囲を表 面から 30 cm 程度以内とする。
⑶ 粒 状 路盤材 料を使用した下層路盤では,1層の仕上り厚さは 30 cm 以下を標 準とする。
⑷ 粒度調整路盤材料を使用した上 層路盤では,1層の仕上り厚さは 15 cm 以下を標 準とする。
【No. 20】 道路のアスファルト舗装の施工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 加熱アスファルト混合物は,通 常アスファルトフィニッシャにより均一な厚さに敷き均す。
⑵ 敷均し時の混合物の温度は,一般に 110 ℃ を下回らないようにする。
⑶ 敷き均された加熱アスファルト混合物の初転圧は,一般にロードローラにより行う。
⑷ 転圧 終 了 後の交通開放は,一般に舗装 表 面の温度が 70℃ 以下となってから行う。
【No. 21】 道路のアスファルト舗装の破損に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ わだち掘れは,道路横断方向の凹凸で車 両の通過位置が同じところに生じる。
⑵ 道路 縦 断方向の凹凸は,道路の延 長 方向に比較的長い波 長でどこにでも生じる。
⑶ ヘアクラックは等間隔で規則的な比較的長いひび割れで,主に表 層に生じる。
⑷ 線 状ひび割れは,長く生じるひび割れで路盤の支持 力が不均一な場合や舗装の継目に生じる。
【No. 22】 道路のコンクリート舗装に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ コンクリート舗装は,セメントコンクリート版を路盤 上に施工したもので,たわみ性舗装とも呼ばれる。
⑵ コンクリート舗装は,温度変化によって膨 張したり収縮したりするので,一般には目地が必要である。
⑶ コンクリート舗装には,普通コンクリート舗装,転圧コンクリート舗装,プレストレスコンクリート舗装等がある。
⑷ コンクリート舗装は,養 生 期間が長く部分的な補 修が困難であるが,耐 久 性に富むため,トンネル内等に用いられる。
【No. 23】 コンクリートダムの RCD 工法に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ RCD 用コンクリートの運搬に利用されるインクライン方法は,コンクリートをダンプトラックに積み,ダンプトラックごと斜面に設置された台車で直 接堤体面 上に運ぶ方法である。
⑵ RCD 用コンクリートの1回に連続して打ち込まれる高さをリフトという。
⑶ RCD 用コンクリートの敷均しは,ブルドーザ等を用いて行うのが一般的である。
⑷ RCD 用コンクリートの敷均し後,堤体内に不規則な温度ひび割れの発生を防ぐため,横継目を振動目地切機等を使ってダム軸と平行に設ける。
【No. 24】 トンネルの山岳工法における施工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 鋼アーチ式(鋼製)支保工は,H型鋼材等をアーチ状に組み立て,所定の位置に正確に建て込む。
⑵ ロックボルトは,特別な場合を除き,トンネル掘削面に対して直 角に設ける。
⑶ 吹付けコンクリートは,鋼アーチ式(鋼製)支保工と一体となるように注 意して吹き付ける。
⑷ ずり運搬は,タイヤ方式よりも,レール方式の方が大きな勾配に対応できる。
【No. 25】 海岸堤防の形式に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 緩傾斜型は,堤防用地が広く得られる場合や,海水浴等に利用する場合に適している。
⑵ 混成型は,水深が割合に深く,比較的軟 弱な基礎地盤に適している。
⑶ 直 立型は,比較的軟 弱な地盤で,堤防用地が容易に得られない場合に適している。
⑷ 傾斜型は,比較的軟 弱な地盤で,堤体土砂が容易に得られる場合に適している。
【No. 26】 ケーソン式混成堤の施工に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ ケーソンは,海面がつねにおだやかで,大型起 重 機船が使用できるなら,進水したケーソンを据付け場所までえい航して据え付けることができる。
⑵ ケーソンは,波が静かなときを選び,一般にケーソンにワイヤをかけて引き船でえい航する。
⑶ ケーソンの中詰め材の投 入には,一般に起 重 機船を使用する。
⑷ ケーソンの底面が据付け面に近づいたら,注 水を一時止め,潜水士によって正確な位置を決めたのち,ふたたび注 水して正しく据え付ける。
【No. 27】 鉄道の軌道に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ ロングレールとは,軌道の欠点である継目をなくすために,溶接でつないでレールを 200 m以 上としたものである。
⑵ 有道 床 軌道とは,軌道の保守作 業を軽減するため開発された省 力 化軌道で,プレキャストのコンクリート版を用いた軌道構造である。
⑶ マクラギは,軌間を一定に保持し,レールから伝達される列車荷 重を広く道 床 以下に分散させる役割を担うものである。
⑷ 路盤とは,道 床を直 接支持する部分をいい,3%程度の排水勾配を設けることにより,道 床内の水を速やかに排除する役割を担うものである。
【No. 28】 営 業 線内工事における工事保安体制に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 工事管理者は,工事現場ごとに専任の者を常 時配置しなければならない。
⑵ 軌道作 業 責任者は,作 業 集 団ごとに専任の者を常 時配置しなければならない。
⑶ 列車見張員及び特殊列車見張員は,工事現場ごとに専任の者を配置しなければならない。
⑷ 停電責任者は,工事現場ごとに専任の者を配置しなければならない。
【No. 29】 シールド工法の施工に関する下記の文 章の の),)に当てはまる次の組合せのうち,適当なものはどれか。
「土圧式シールド工法は,カッターチャンバー排土用の ( イ )内に掘削した土砂を充 満させて,切羽の土圧と平衡を保ちながら掘進する工法である。一方,泥水式シールド工法は,切羽に隔壁を設けて,この中に泥水を循 環させ,切羽の安定を保つと同じ時に,カッターで切削された土砂を泥水とともに坑外まで ( ロ )する工法である。」
⑴ スクリューコンベヤ 流 体輸送
⑵ 排泥管 ベルトコンベヤ輸送
⑶ スクリューコンベヤ ベルトコンベヤ輸送
⑷ 排泥管 流 体輸送
【No. 30】 上 水道に用いる配水管の特 徴に関する次の記 述のうち,適当なものはどれか。
⑴ 鋼管は,溶接継手により一体化ができるが,温度変化による伸 縮 継手等が必要である。
⑵ ダクタイル鋳 鉄管は,継手の種類によって異形管防護を必要とし,管の加工がしやすい。
⑶ 硬質塩化ビニル管は,高温度時に耐 衝撃性が低く,接 着した継手の強 度や水密性に注意する。
⑷ ポリエチレン管は,重 量が軽く,雨天時や湧水地盤では融 着 継手の施工が容易である。
【No. 31】 下水道管渠の更生工法に関する下記の),)の説明とその工法名の次の組合せのうち,適当なものはどれか。
) 既設管渠内に表 面部材となる硬質塩化ビニル材等をかん合して製管し,製管させた樹脂パイプと既設管渠との間隙にモルタル等の充 填材を注入することで管を構築する。
) 既設管渠より小さな管径の工 場 製作された二次製品の管渠を牽引・挿 入し,間隙にモルタル等の充 填材を注 入することで管を構築する。
⑴ 形成工法
⑵ 製管工法
⑶ 形成工法
⑷ 製管工法
ちょっと休憩
安全環境法令の過去問題
※ 問題番号 No.32 〜 No.42 までの11 問題のうちから 6 問題を選択し解答してください。
【No. 32】 賃金の支払いに関する次の記 述のうち,労働基 準 法 上, 誤 っているものはどれか。
⑴ 賃金とは,賃金,給 料,手当,賞 与その他名 称の如何を問わず,労働の対 償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。
⑵ 賃金は,通貨で,直 接又は間接を問わず労働者に,その全額を毎月1回以 上,一定の期日を定めて支払わなければならない。
⑶ 使用者は,労働者が女性であることを理由として,賃金について,男性と差別的取 扱いをしてはならない。
⑷ 平均賃金とは,これを算定すべき事由の発生した日以前3箇月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を,その期間の総日数で除した金額をいう。
【No. 33】 災害補 償に関する次の記 述のうち,労働基 準 法 上,正しいものはどれか。
⑴ 労働者が業 務 上 死亡した場合は,使用者は,遺族に対して,平均賃金の5年分の遺族補 償を行わなければならない。
⑵ 労働者が業 務 上の負 傷,又は疾病の療 養のため,労働することができないために賃金を受けない場合は,使用者は,労働者の賃金を全額補 償しなければならない。
⑶ 療 養補 償を受ける労働者が,療 養開始後3年を経過しても負 傷 又は疾病がなおらない場合は,使用者は,その後の一切の補 償を行わなくてよい。
⑷ 労働者が重 大な過失によって業 務 上 負 傷し,且つその過失について行 政官 庁の認定を受けた場合は,使用者は,休 業 補 償 又は障 害補 償を行わなくてもよい。
【No. 34】 事 業 者が労働者に対して特別の教 育を行わなければならない業 務に関する次の記 述のうち,労働安全衛生法 上,該当しないものはどれか。
⑴ エレベーターの運転の業 務
⑵ つり上げ荷 重が1t 未満の移動式クレーンの運転の業 務
⑶ つり上げ荷 重が5t 未満のクレーンの運転の業 務
⑷ アーク溶接作 業の業 務
【No. 35】 建設 業 法に関する次の記 述のうち, 誤 っているものはどれか。
⑴ 建設 業 者は,請負契約を締結する場合,主な工種のみの材 料 費,労務費等の内訳により見積
りを行うことができる。
⑵ 元請負人は,作 業 方法等を定めるときは,事前に,下請負人の意見を聞かなければならない。
⑶ 現場代理人と主任技 術 者はこれを兼ねることができる。
⑷ 建設工事の施工に従 事する者は,主任技 術 者又は監理技 術 者がその職 務として行う指導に従わなければならない。
【No. 36】 車両の最高限度に関する次の記 述のうち,車 両制限令上, 誤 っているものはどれか。
ただし,道路管理者が道路の構造の保全及び交通の危険の防止 上 支 障がないと認めて
指定した道路を通行する車 両を除く。
⑴ 車 両の輪荷 重は,5t である。
⑵ 車 両の高さは,3.8 m である。
⑶ 車 両の最 小 回転半径は,車 両の最外側のわだちについて 10 m である。
⑷ 車 両の幅は,2.5m である。
【No. 37】 河川法に関する次の記 述のうち,正しいものはどれか。
⑴ 一 級 河川の管理は,原則として,国土交通大臣が行う。
⑵ 河川法の目的は,洪水防御と水利用の2つであり河川環 境の整備と保全は目的に含まれない。
⑶ 準 用河川の管理は,原則として,都道府県知事が行う。
⑷ 洪水防御を目的とするダムは,河川管理施設には該当しない。
【No. 38】 建築基 準 法の用語の定義に関する次の記 述のうち, 誤 っているものはどれか。
⑴ 建築物は,土地に定 着する工作物のうち,屋根及び柱 若しくは壁を有するもの,これに附属
する門若しくは塀などをいう。
⑵ 居室は,居 住のみを目的として継続的に使用する室をいう。
⑶ 建築設備は,建築物に設ける電気,ガス,給 水,排水,換気,汚物処理などの設備をいう。
⑷ 特定 行 政 庁は,原則として,建築主事を置く市 町 村の区域については当該市 町 村の長をいい,その他の市 町 村の区域については都道府県知事をいう。
【No. 39】 火薬類取 締 法 上,火薬類の取 扱いに関する次の記 述のうち,正しいものはどれか。
⑴ 火薬庫を設置しようとするものは,所轄の警察署に届け出なければならない。
⑵ 爆発し,発火し,又は燃 焼しやすい物は,火薬庫の境 界内に堆積させなければならない。
⑶ 火薬庫内には,火薬類以外のものを貯蔵してはならない。
⑷ 火薬庫内では,温度の変化を少なくするため夏期は換気をしてはならない。
【No. 40】 騒音規制法 上,指定地域内における特定建設作 業の規制基 準に関する次の記 述のうち,正しいものはどれか。
⑴ 特定建設作 業の敷地の境 界線において騒音の大きさは,85 デシベルを超えてはならない。
⑵ 1号区域では夜間・深夜作 業の禁止時間帯は,午後7時から翌日の午前9時である。
⑶ 1号区域では1日の作 業 時間は,3時間を超えてはならない。
⑷ 連続作 業の制限は,同一場所においては7日である。
【No. 41】 振動規制法 上,指定地域内において特定建設作 業を施工しようとする者が行う特定建設作 業の実施に関する届 出先として,正しいものは次のうちどれか。
⑴ 国土交通大臣
⑵ 環 境 大臣
⑶ 都道府県知事
⑷ 市 町 村 長
【No. 42】 港則法 上,船舶の航路,及び航法に関する次の記 述のうち, 誤 っているものはどれか。
⑴ 船舶は,航路内において他の船舶と行き会うときは,左 側を航行しなければならない。
⑵ 船舶は,航路内においては,原則として投びょうし,又はえい航している船舶を放してはなら
ない。
⑶ 船舶は,港内においては停泊船舶を右げんに見て航行するときは,できるだけ停泊船舶に近
寄って航行しなければならない。
⑷ 船舶は,航路内においては,他の船舶を追い越してはならない。
共通工学施工管理法の過去問題
※ 問題番号 No.43 〜 No.53 までの11 問題は,必須問題ですから全問題を解答してください
【No. 43】 測点 No. 5 の地盤高を求めるため,測点 No. 1 を出 発点として水 準 測 量を行い下 表の結果を得た。測点 No. 5 の地盤高は次のうちどれか。
⑴ 6.4 m
⑵ 6.8 m
⑶ 7.3m
⑷ 7.7 m
【No. 44】 公 共 工事 標 準 請負契約約款に関する次の記 述のうち,正しいものはどれか。
⑴ 監督員は,いかなる場合においても,工事の施工部分を破壊して検査することができる。
⑵ 発 注 者は,工事の施工部分が設計図書に適合しない場合,受 注 者がその改造を請 求したときは,その請 求に従わなければならない。
⑶ 設計図書とは,図面,仕様書,現場説明書及び現場説明に対する質問回答書をいう。
⑷ 受 注 者は,工事現場内に搬 入した工事材 料を監督員の承 諾を受けないで工事現場外に搬 出
することができる。
【No. 45】 下図は逆 T 型擁壁の断面図であるが,逆 T 型擁壁各部の名 称と寸法記号の表 記として2つとも適当なものは,次のうちどれか。
⑴ 擁壁の高さ H2,つま先版幅 B1
⑵ 擁壁の高さ H1,たて壁厚 T1
⑶ 擁壁の高さ H2,底版幅 B
⑷ 擁壁の高さ H1,かかと版幅 B
【No. 46】 建設機械の用途に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ フローティングクレーンは,台船 上にクレーン装置を搭載した型式で,海 上での橋 梁 架設等に用いられる。
⑵ ブルドーザは,トラクタに土工板(ブレード)を取りつけた機械で,土砂の掘削・押土及び短距離の運搬作 業 等に用いられる。
⑶ タンピングローラは,ローラの表 面に多数の突起をつけた機械で,盛土材やアスファルト混合物の締固め等に用いられる。
⑷ ドラグラインは,機械の位置より低い場所の掘削に適し,水路の掘削やしゅんせつ等に用いられる。
【No. 47】 仮設工事に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 仮設工事の材 料は,一般の市販品を使用し,可能な限り規格を統一するが,他工事には転用しないような計画にする。
⑵ 仮設工事には直 接仮設工事と間接仮設工事があり,現場事務所や労務 宿 舎等の設備は,間接
仮設工事である。
⑶ 仮設工事は,使用目的や期間に応じて構造計算を行い,労働安全衛生規則の基 準に合致する
か,それ以 上の計画とする。
⑷ 仮設工事における指定仮設と任意仮設のうち,任意仮設では施工者独自の技 術と工夫や改善の余地が多いので,より合理的な計画を立てることが重 要である。
【No. 48】 地山の掘削作 業の安全確保に関する次の記 述のうち,労働安全衛生法 上,事 業 者が行うべき事項として 誤 っているものはどれか。
⑴ 地山の崩壊又は土石の落下による労働者の危険を防止するため,点検者を指名し,作 業 箇所等について,その日の作 業を開始する前に点検させる。
⑵ 掘削面の高さが規定の高さ以 上の場合は,地山の掘削作 業 主任者に地山の作 業 方法を決定
させ,作 業を直 接指揮させる。
⑶ 明り掘削作 業では,あらかじめ運搬機械等の運行経路や土石の積卸し場所への出入りの方法を定めて,地山の掘削作 業 主任者のみに周 知すれば足りる。
⑷ 明り掘削の作 業を行う場所は,当該作 業を安全に行うため必要な照 度を保持しなければならない。
【No. 49】 事 業 者が,高さが5m以 上のコンクリート構造物の解体作 業に伴う災害を防止するために実施しなければならない事項に関する次の記 述のうち,労働安全衛生法 上,誤 っているものはどれか。
⑴ 工作物の倒壊,物体の飛来又は落下等による労働者の危険を防止するため,あらかじめ当該工作物の形 状 等を調 査し,作 業 計画を定め,これにより作 業を行わなければならない。
⑵ 労働者の危険を防止するために作成する作 業 計画は,作 業の方法及び順 序,使用する機械等
の種類及び能 力 等が示されているものでなければならない。
⑶ 強 風,大雨,大雪等の悪天候のため,作 業の実施について危険が予想されるときは,当該作
業 を中 止しなければならない。
⑷ 解体用機械を用いて作 業を行うときは,物体の飛来等により労働者に危険が生じるおそれのある箇所に作 業 主任者以外の労働者を立ち入らせてはならない。
【No. 50】 工事の品質管理活動における)〜)の作 業 内容について,品質管理の PDCA(Plan,Do,Check,Action)の手 順として,適当なものは次のうちどれか。
) 異 常 原因を追 究し,除去する処置をとる。
) 作 業 標 準に基づき,作 業を実施する。
川 統計的手法により,解析・検討を行う。
) 品質特性の選定と,品質規格を決定する。
【No. 51】 レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)の品質管理に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ レディーミクストコンクリートの品質検査は,すべて工 場 出 荷時に行う。
⑵ 圧 縮 強 度試験は,一般に材齢 28 日で行うが,購 入 者の指定した材齢で行うこともある。
⑶ 品質管理の項目は,強 度,スランプ,空気 量,塩化物含有 量である。
⑷ スランプ 12 cm のコンクリートの試験結果で許容されるスランプの下限値は,9.5 cm である。
【No. 52】 建設工事における環 境 保全対策に関する次の記 述のうち,適当でないものはどれか。
⑴ 土工機械は,常に良 好な状 態に整備し,無用な摩擦音やガタつき音の発生を防止する。
⑵ 空気圧 縮 機や発動発電機は,騒音,振動の影 響の少ない箇所に設置する。
⑶ 運搬車 両の騒音・振動の防止のためには,道路及び付近の状 況によって必要に応じて走行速度に制限を加える。
⑷ アスファルトフィニッシャは,敷均しのためのスクリード部の締固め機構において,バイブレータ式の方がタンパ式よりも騒音が大きい。
【No. 53】 「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(建設リサイクル法)に定められている特定建設資材に該当しないものは,次のうちどれか。
⑴ アスファルト・コンクリート
⑵ 建設発生土
⑶ 木材
⑷ コンクリート
問題番号 No.54 〜 No.61 までの 8 問題は,施工管理法(基礎的な能 力)の必須問題ですから全問題を解答してください。
【No. 54】 施工計画作成のための事前 調 査に関する下記の文 章 中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
• の把握のため,地域特性,地質,地下水,気 象 等の調 査を行う。
• の把握のため,現場 周 辺の状 況,近隣構造物,地下埋設物等の調 査を行う。
• の把握のため,調 達の可能性,適合性,調 達先等の調 査を行う。また,の把握のため,道路の状 況,運賃及び手数 料,現場搬 入 路等の調 査を行う。
⑴ 近隣環 境
自然 条 件
資機材 輸送
⑵ 自然 条 件
近隣環 境
資機材 輸送
【No. 55】 建設機械の作 業 能 力・作 業 効率に関する下記の文 章 中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・建設機械の作 業 能 力は,単独,又は組み合わされた機械のの平均作 業量で表す。
また,建設機械の を十 分 行っておくと向 上する。
・建設機械の作 業 効率は,気象条 件,工事の規模,等の各種 条 件により変化する。
・ブルドーザの作 業 効率は,砂の方が岩塊・玉石より 。
じ か ん あ
せい び
うんてんいん
ぎ りょう
おお
⑴ 時間当たり 整備
運転員の技 量
大きい
ちい
⑵ 施工面積 整備
作 業 員の人数
小さい
い
⑶ 時間当たり
暖機運転
作 業 員の人数
小さい
⑷ 施工面積
暖機運転
運転員の技 量
大きい
【No. 56】 工程 表の種類と特 徴に関する下記の文 章 中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
• は,縦軸に作 業 名を示し,横軸にその作 業に必要な日数を棒線で表した図 表であ
る。
• は,縦軸に作 業 名を示し,横軸に各作 業の出来高比率を棒線で表した図 表である。
• 工程 表は,各作 業の工程を斜線で表した図 表であり, は,作 業 全体の出来高比率の累計をグラフ化した図 表である。
【No. 57】 下図のネットワーク式工程 表について記載している下記の文 章 中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,正しいものは次のうちどれか。
ただし,図 中のイベント間のA〜Gは作 業 内容,数字は作 業 日数を表す。
• 及び は,クリティカルパス上の作 業である。
・作 業 F が
遅延しても,全体の工期に影 響はない。
・この工程全体の工期は, である。
⑴ 作 業 C
⑵ 作 業 B
作 業 E 3日
20 日間
⑶ 作 業 B
⑷ 作 業 C
20 日間
【No. 58】 複数の事 業 者が混在している事 業 場の安全衛生管理体制に関する下記の文 章 中の
の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,労働安全衛生法 上,正しいものは次のうちどれか。
・事 業 者のうち,一つの場所で行う事 業で,その一部を請負人に請け負わせている者をという。
• のうち,建設 業 等の事 業を行う者を という。
• は,労働災害を防止するため,う。
の運営や作 業 場所の巡 視は に行
【No. 59】 移動式クレーンを用いた作 業において,事 業 者が行うべき事項に関する下記の文 章
中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして,クレーン等安全規則 上,正しいものは次のうちどれか。
・移動式クレーンに,その をこえる荷 重をかけて使用してはならず,また強 風のため作 業に危険が予想されるときには,当該作 業を しなければならない。
・移動式クレーンの運転者を荷をつったままで から離れさせてはならない。
・移動式クレーンの作 業においては, を指名しなければならない。
【No. 60】 A 工区,B 工区における測定値を整理した下図のヒストグラムについて記載している下
記の文 章 中の の)〜)に当てはまる語句の組合せとして, 適当なものは次のうちどれか。
・ヒストグラムは測定値の の状 態を知る統計的手法である。
・A 工区における測定値の総数はある。
で,B 工区における測定値の最大値は, で・より良 好な結果を示しているのは の方である。
【No. 61】 盛土の締固めにおける品質管理に関する下記の文 章 中の の)〜)に当ては
まる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・盛土の締固めの品質管理の方式のうち工法規定方式は,使用する締固め機械の機種や締固 め等を規定するもので,品質規定方式は,盛土の 等を規定する方法である。
・盛土の締固めの効果や性質は,土の種類や含水比,施工方法によって 。
・盛土が最もよく締まる含水比は,最大乾燥密度が得られる含水比で 含水比である。