スマホで解く過去問解説!令和3年度(第1回)2級建設機械施工技士学科試験過去問題2021.6月20日
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
スマホで解く過去問解答解説 !令和3年度(第1回)2級建設機械施工技士学科試験過去問題
1 土木工学一般
※ No. 1〜No. 12までの 12 問題のうちから9問題を選択し解答してください。
〔No. 1〕 建設工事に用いられる原位置試験の「試験の名 称」と「試験結果から求められるもの」に関する組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(試験の名称) (試験結果から求められるもの)
1 現場における土の単位体積重量試験 土の乾燥密度
2 道路の平板載荷試験 地盤反力係数
3 現場透水試験 土の間隙に含まれる水の量
4 ポータブルコーン貫入試験 コーン指数
〔No. 2〕 岩掘削の難易を対 象とした、「固結程度のよい第四紀層、風化の進んだ第三紀層以前のもの、リッパ掘削ができるもの」の岩に分類されるものとして次のうち、適切なものはどれか。
1 中硬岩
2 軟岩
3 硬岩
4 転石群
〔No. 3〕 フレッシュコンクリートの性質を表す用語とその説明の組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(用語) (用語の説明)
1 ワーカビリティー コンクリートのレイタンスの発生のしやすさ
2 フィニッシャビリティー コンクリートの仕上げのしやすさ
3 ポンパビリティー コンクリートの圧送のしやすさ
4 コンシステンシー コンクリートの変形または流動に対する抵抗性
〔No. 4〕 コンクリートの打込みおよび打継ぎの施工に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 打ち込んだコンクリートは、型枠内で横移動させてはならない。
2 計画した打継目以外では、コンクリートの打設が完 了するまで連続して打ち込まなければならない。
3 打ち継ぐ場合には、下層のコンクリートの表 面を平たんに仕上げ、十 分に吸 水させてから、上 層のコンクリートを打ち込まなければならない。
4 コンクリートは、打ち上がり面がほぼ水平になるように打ち込むことを原則とする。
〔No. 5〕 擁壁の直接基礎の施工に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 基礎地盤が土のときには、掘削底面に割栗石や砕石等を敷き、転圧した後に均しコンクリートを打設する。
2 底面に突起を設ける場合には、均しコンクリートや割栗石を貫いて、基礎地盤に十 分貫 入させる。
3 基礎地盤をコンクリートで置き換える場合には、底面を水平に掘削し、浮石などを除去し、岩盤表面を洗浄してから置換えコンクリートを施工する。
4 基礎地盤が岩盤のときには、掘削面を平滑に仕上げてから本体の施工を行う。
〔No. 6〕 土量の配分に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 土量の配分は、運搬土量に運搬距離を乗じたものが大きくなるように計画する。
2 土量変化率のL は、ほぐした土量(m3)を地山の土量(m3)で除して求める。
3 土量変化率のC は、締め固めた土量(m3)を地山の土量(m3)で除して求める
4 土量変化率のL は、土の運搬計画などの検討に用いられる。
〔No. 7〕 土工作業に関連する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 リッパビリティは、土の締固め試験などで判断される。
2 ベンチカット工法は、下り勾配を利用して、ブルドーザなどにより掘削・運搬を行う工法である。
3 トラフィカビリティは、ポータブルコーンペネトロメータで測定したコーン指数で示される。
4 ダウンヒルカット工法は、バックホウなどにより階段式に掘削する工法である。
〔No. 8〕 各種の舗装に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 アスファルト舗装系保水性舗装は、ポーラスアスファルト混合物の空隙に保水茜吸 水性能を有する材料(保水材)を充てんした舗装である。
2 すべり止め舗装には、グルービングやブラスト処理などによって、粗面仕上げをする工法などがある。
3 低騒音舗装とは、表 層に空隙率の大きい材 料を用いた舗装などにより、エアポンピング音などを空隙に吸 収し、騒音を低減させる舗装である。
4 排水性舗装は、表 層、基層、路盤等に透水性を有した材 料を適用し、路 床まで雨水を浸透させる構造とした舗装である。
〔No. 9〕 コンクリート舗装に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 普通コンクリート版には、縦目地、横収 縮目地および膨張目地を設置する。
2 普通コンクリート版には、鉄網や縁部補強鉄筋等は使用しない。
3 セットフォーム工法は、路盤 上あるいはアスファルト中 間層 上にあらかじめ設置した型枠内
にコンクリートを舗設する工法である。
4 スリップフォーム工法は、型枠を設置せず専用のスリップフォームペーバを用いてコンクリー
トを舗設する工法である。
〔No. 10〕 基礎杭の工法分類に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 既製杭工法には、打込み杭工法や埋込み杭工法、回転杭工法がある。
2 場所打ち杭工法には、オールケーシング工法やリバース工法、アースドリル工法がある。
3 埋込み杭工法には、深礎工法やオープンケーソン工法がある。
4 打込み杭工法には、打撃工法やバイブロハンマ工法がある。
〔No. 11〕 軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 プレロード工法は、土に比べて軽 量な材 料で盛土等を施工し、粘性土層の沈下 量やすべり滑動力の低減を図る工法である。
2 サンドマット工法は、地盤 表 層に砂を敷きならすことにより、軟 弱 層の圧密のための上 部排水を確保する工法である。
3 表 層排水工法は、表 層部にトレンチを設置することにより、トラフィカビリティを確保する工法である。
4 押え盛土工法は、盛土本体の側方部を本体より小 規模な盛土で押さえて、盛土の安定性の確保を図る工法である。
〔No. 12〕 水準測量に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 一つの水準路線についての水準測量は、往復測定とする。
2 レベルの据付回数は、偶数回とし、出 発点に立てた標尺を到 着 点に立て、標尺の零目盛誤差を消去する。
3 標 尺は、前後にゆっくり動かし最小の値を読み取らせる。
4 後視とは、標高を求めようとする点(未知点)を視準することで、野帳にはFS と略記する。
2 施工管理法・建設機械一般
※ No. 13〜No. 22までの 10 問題は必須問題ですから 10 問題すべてに解答してください。
〔No. 13〕 施工計画作成のために行う現場の事前調査として次のうち、適切でないものはどれか。
1 文化財、地下埋設物の有無
2 工事を行う地域の水文気象
3 騒音、振動等に関する環境保全基準
4 発注者の取得した工事用地の取得価格
〔No. 14〕 施工計画の作成に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 発注者の要求品質を確保するとともに、安全を最優先にした施工計画とする。
2 過去の実績や経験のみで満足せず、常に改 良を試み、新しい工法や新技 術を検討して、現場に最適な施工計画を作成する。
3 施工計画は、設計図書と現地条件に相違があっても設計図書に基づき作成する。
4 施工計画は、いくつかの代案を作成して、経済性、施工性、安全性等の長 所茜短所を比較検討して決定する。
〔No. 15〕 工程管理におけるバーチャート式工程図 表に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 図表の作成が容易で、短期工事や単純工事に向いている。
2 作業の手順は曖昧であるが、作業の進行の度合いは明瞭である。
3 工事を構成する各作業を縦軸に列記し、横軸に工期をとって、作業ごとに所要日数を示す。
4 各作業日数の把握は容易であるが、工期に影響する作業は不明である。
〔No. 16〕 品質管理における品質特性と試験または測定方法の組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(品質特性) (試験または測定方法)
1 盛土材料の最大乾燥密度 突固めによる土の締固め試験
2 舗装厚さ コア採取による測定
3 路盤材料の粒度 ふるい分け試験
4 路盤支持力 現場密度の測定
〔No. 17〕 品質管理のデータ整理に用いられる図表として次のうち、適切なものはどれか。
1 X-R 管理図(平均値と範囲)
2 工程管理曲線
3 ガントチャート
4 ネットワーク式
〔No. 18〕 建設工事現場における騒音茜振動対策に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 建設機械の走行路は、平たんに整備して騒音、振動の発生を少なくする。
2 建設機械は、長 時間使用していると結合部の緩みや潤 滑剤の不足等により騒音、振動が増加することがあるので注意する。
3 外部電源による電動機を動 力とする建設機械を使う場合、商 用電源よりも発動発電機を使った方が騒音・振動は小さくなる。
4 掘削積込み機から直 接トラックなどに積み込む場合、落下高さを低くし、放 出もていねいに行う。
〔No. 19〕 ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの特性比較として次のうち、適切でないものはどれか。
(項目) (ディーゼル) (ガソリン)
1 圧縮比 低い 高い
2 熱効率 高い 低い
3 回転速度 低い 高い
4 出力当たりエンジン質量 大きい 小さい
〔No. 20〕 建設機械用エンジンの取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 運転中の潤滑油圧力の目安は、200 〜 400 kPa(2〜4kgf/cm2)である。
2 夏季には、SAE 粘度グレードの小さい潤滑油を使用する。
3 土ぼこりの多い場所では、エアクリーナの点検をこまめに行い、エレメントを清掃する。
4 運転中のダイナモの充電状 況は、電流計または充電ランプで確認する。
〔No. 21〕 燃料の取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 軽油やガソリンは、消防法で危険物第四類「引火性液体」に分類されている。
2 ドラム缶から燃料補給する場合は、一昼夜以上静置して、沈殿した水分が混入しないように給油するのが望ましい。
3 燃料補給は、燃料タンクの蓋の周辺や、ホースの汚れを落としてから行う。
4 建設機械への燃 料 補 給は、作 業 終了後に毎日確認し、 タンク 容量の5割程度まで減少しているときは補給する。
〔No. 22〕 エンジンオイルに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 エンジン内部の汚れを洗浄する作用も持っている。
2 ガソリンエンジン用は、ディーゼルエンジン用にも使用できる。
3 ギヤオイルや作動油に比べて交換周期が短いのが一般的である。
4 性能が合うエンジンオイルを作動油として使用する建設機械もある。
3 安全環境法令
※ No. 23〜No. 27までの5問題のうちから3問題を選択し解答してください。
〔No. 23〕 建設業法における建設業の許可に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 建設業を営もうとする者は、複数の都道府県の区域に営業所を設けて営業しようとする場合は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。
2 一般建設業の許可を受けた者が、当該許可に係る建設 業について、特定建設 業の許可を受けたときは、当該建設業に係る一般建設業の許可は、その効力を失う。
3 工事1件の請負代金の額が 1,000 万円未満の土木一式工事のみを請け負うことを営 業とする者は、建設業の許可を必要としない。
4 建設業の許可は、5年ごとに更新を受けなければ、その期間が経過したときに効力を失う。
〔No. 24〕 建設業法上、建設工事の請負契約における元請負人の責務に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 その請け負った建設工事を施工するために必要な作 業 方法を定めようとするときは、あらかじめ、下請負人の意見をきかなければならない。
2 工事完成後における支 払を受けたときは、下請負人に対して、その支 払を受けた日から3箇月以内に、支 払を受けた額のうち当該下請負人が施工した出来形部分に相応する下請負代金を支払わなければならない。
3 前 払 金の支 払を受けたときは、下請負人に対して、資材の購 入などの建設工事の着 手に必要な費用を前払金として支払うよう適切な配慮をしなければならない。
4 下請負人からその請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から 20 日以内で、かつ、できるだけ短い期間内にその完成を確認するための検査を完 了しなければならない。
〔No. 25〕 道路法上、道路占用工事における道路の掘削及び埋戻しに関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 打ち込んだくい、矢板等は、残置しないで例外なく引き抜くこと。
2 掘削した土砂が道路の交通に支 障を及ぼすおそれのある場合には、これを他の場所に搬 出すること。
3 電線が地下に設けられていると認められる場合には、保安 上の支 障がない場合を除き、試掘等により電線を確認した後に掘削を実施し、電線の管理者との協 議に基づき、保安 上 必要な措置を講ずること。
4 掘削面積は、工事の施工 上やむを得ない場合において、覆工を施す等道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないように措置して行う場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。
〔No. 26〕 騒音規制法 上、指定地域内で特定建設作 業を実施しようとする者が市 町 村 長に届け出なければならない事項又は添付書類に該当しないものは、次のうちどれか。なお、この問いにおいて「機械」とは、騒音規制法施行令別表第2の各号に規定する機械をいう。
1 特定建設作 業を伴う建設工事の工程の概要を示した工事工程 表で特定建設作 業の工程を明示したもの
2 特定建設作業に使用する機械の名称、型式及び仕様
3 特定建設作業に使用する機械の特定自主検査を行った者の氏名および資格者証番号
4 下請負人が特定建設作業を実施する場合には、下請負人の現場責任者の氏名及び連絡場所
〔No. 27〕 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 上、建設 業に係る廃棄物で工作物の新築、改築又は除去に伴って生じた次のもののうち、産業廃棄物でないものはどれか。
1 紙くず
2 木くず
3 繊維くず
4 建設発生土
※ No. 28〜No. 32までの5問題のうちから3問題を選択し解答してください。
〔No. 28〕 労働基 準 法 上、災害補 償に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。ただし、労働者災害補償保険による免責については、考えないものとする。
1 使用者は、労働者が業 務 上 負 傷した場合、その費用で必要な療 養を行い、又は必要な療 養の費用を負担しなければならない。
2 使用者は、労働者が業務上負傷して治った場合において、その身体に障害が存するときは、その障害の程度に応じて、障害補償を行わなければならない。
3 使用者は、労働者の災害補償を受ける権利を差し押さえてはならない。
4 使用者は、業 務 上 負 傷した労働者に対し、労働者の療 養 中 平均賃金の全額を休業 補 償として支払わなければならない。
〔No. 29〕 労働基 準 法における労働者の労働時間、休 憩および休 日に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 使用者は、労働 協 定に代え、労働者の同意を得た場合は、その労働者に対し他の労働者とは別の時間に休憩を与えることができる。
2 坑内労働については、労働者が坑口に入った時刻から坑口を出た時刻までの時間を、休 憩時間を含め労働時間とみなす。
3 使用者は、労働者に対して、毎 週 少なくとも1回の休 日を与えることに代えて、4 週 間を通じ4日以上の休日を与えることができる。
4 使用者は、労働者の過半数で組織する労働組合との協定により、法定の事項を定めたときは、定めた対象期間中の特定の週に、休憩時間を除き 40 時間を超えて労働させることができる。
〔No. 30〕 労働安全衛生法上、作業主任者を選任すべき作業に該当しないものは、次のうちどれか。
1 土止め支保工の切りばりの取付けの作業
2 場所打ち杭工法による鉄筋コンクリート杭の築造の作業
3 コンクリートの打設に用いる型枠支保工の組立ての作業
4 張出し足場の組立ての作業
〔No. 31〕 労働安全衛生法 上、高さが5m 以 上のコンクリート造の工作物の解体の作 業における危険の防止のために事 業 者が行わなければならない事項に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 事 業 者は、解体する工作物の形 状、周 囲の状 況 等を調 査し、調 査結果に基づく作 業 計画を定め、当該作業計画により作業を行わなければならない。
2 事 業 者は、器具、工具等を上げ、又は下ろすときは、つり綱、つり袋 等を労働者に使用させなければならない。
3 事 業 者は、外壁、柱 等の引倒し等の作 業を行うときは、引倒し等について一定の合図を定め、関係労働者に周知させなければならない。
4 事 業 者は、コンクリート破砕器を用いて行う破砕の作 業を行うときは、コンクリート造の工作物の解体等作業主任者を選任し、その者に作業の直接指揮をさせなければならない。
〔No. 32〕 安全衛生法 上、事 業 者が建設 業の仕事を開始しようとするときに、その計画を 14日前までに労働基準監督署長に届け出なければならない仕事は次のうちどれか
1 労働者が内部に立ち入らないずい道の建設の仕事
2 最大支間 25 m の橋 梁の解体の仕事
3 圧気工法により作業を行う仕事
4 橋 梁を除く、高さ 25 m の工作物の建設の仕事
4 2種ショベル問題
〔No. 1〕 油圧ショベルの走行方式と作 業 性の比較に関する下 表のA〜C に当てはまる走行方式の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
A B C
1 ホイール式 トラック式 クローラ式
2 クローラ式 ホイール式 トラック式
3 トラック式 クローラ式 ホイール式
4 トラック式 ホイール式 クローラ式
〔No. 2〕 油圧ショベルの性能・元に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 登坂能力は、上 昇高さを水平距離で除した割合(%)で表す。
2 アーム掘削力は、アームシリンダだけを動作させたときのバケットの刃先に生じる力である。
3 接地圧は、運転質量を左右の履帯幅の合計で除した値をいう。
4 最大掘削半径は、作業装置を水平方向に最大に伸ばしたバケット先端から旋回中心までの距
離である。
〔No. 3〕 ショベル系建設機械の特徴を説明した下記の記述に該当する建設機械として次の記 述のうち、適切なものはどれか。
特徴
・地表面下の垂直掘削に適している。
・機械式は、バケットの重みで土砂にくい込み掘削する。
・立坑掘削、ビルの根切り、河川茜海洋浚渫等で使うことが多い。
・足回りは、クローラ式が多い。
1 ドラグライン
2 バックホウ
3 クラムシェル
4 ローディングショベル
〔No. 4〕 油圧ショベルの安全対策に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか
1 超小旋回形には、ブームオフセットしたときに、バケットと運転席の接 触 防止機能をもつものがある。
2 TOPS は、落下物保護構造のことである。
3 後方超小旋回形には、機体後方におけるはさまれ事故を低減する効果がある。
4 OPG は、運転員保護ガードのことである。
〔No. 5〕 JIS で規定するバックホウのバケットの山積容 量の定義に関する次の記 述のうち、適切なものはどれか。
1 バケットの上縁から1:1の勾配で土砂を盛り上げたときの容量
2 バケットの上縁から1:2の勾配で土砂を盛り上げたときの容量
3 バケットの上縁から 20 cm の高さで土砂を盛り上げたときの容量
4 バケットの上縁から 40 cm の高さで土砂を盛り上げたときの容量
〔No. 6〕 油圧ショベルの油圧ユニットから走行装置までの動 力 伝達装置の油圧経路として次のうち、適切なものはどれか。
1 油圧モータ→センタジョイント→コントロールバルブ→油圧ポンプ
2 油圧ポンプ→センタジョイント→コントロールバルブ→油圧モータ
3 油圧モータ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧ポンプ
4 油圧ポンプ→コントロールバルブ→センタジョイント→油圧モータ
〔No. 7〕 油圧ショベルによる作 業 内容と作 業に適した特殊仕様の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
作業内容 作業に適した特殊仕様
1 市街地での夜間作業 遠隔操縦形
2 狭 所での作業 超小旋回形
3 建物の解体作業 分解組
4 災害等の危険領域内作業 超低騒音形
〔No. 8〕 標 準操作方式のバックホウのレバー操作に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 左操作レバーを前方に倒すと、アーム引き動作となる。
2 左操作レバーを左に倒すと、右旋回動作となる。
3 右作業レバーを右に倒すと、バケットダンプ動作となる。
4 右操作レバーを前方に倒すと、ブーム上げ動作となる。
〔No. 9〕 油圧ショベルの点検・整備の留意事項として次のうち、適切でないものはどれか。
1 点検・整備の時期は、稼働時間と経過日数の両方が指定された時期に達した場合である。
2 点検茜整備中は、エンジンキーを抜き、運転席に点検整備中等の注意札をかけておく。
3 作動油の油量点検は、エンジンを停止してから5分以上経過し、油面レベルが落ち着いてから行う。
4 電気系統を整備する時は、バッテリの端子をはずしてから行う。
〔No. 10〕 下記の油圧ショベルの故障内容の原因として次のうち、適切なものはどれか。
故障内容 作業装置および走行装置は正常に作動するが、上部旋回体が旋回しない。
1 油圧シリンダ内のオイルシールの破損
2 作動油量の不足
3 旋回駐車ブレーキ解除バルブの破損
4 油圧ポンプの故障
〔No. 11〕 ショベル系建設機械の適性に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 ドラグラインは、浅く広い範囲の河川浚渫作業に適している。
2 フェースショベルは、地表面下の垂直掘削となる立坑掘削に適している。
3 オフセットブームを搭載したバックホウは、機体を寄せられない既設構造物等に沿った溝掘削に適している。
4 スーパーロングフロントを搭載したバックホウは、河川 浚 渫を陸 上 部から行う作 業に適している。
〔No. 12〕 ショベル系建設機械による作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 作業場所では、機械をできるだけ水平に据えて、掘削や旋回時の安定を図る。
2 地下水の出やすい場所では、掘削面に排水勾配をつけて作業を行う。
3 単位体積当たりの重 量が重い土砂の掘削は、大容量のバケットを用いる。
4 軟らかい土の掘削は、バケットの掘削角を大きくして深く掘削する。
〔No. 13〕 ショベル系建設機械による作業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 硬い地盤では、バケットをツルハシのように打ちつけて掘削するとよい。
2 敷ならしは、バケットの底面を接地させた状態で左右に旋回させて行う。
3 掘削地盤が硬い場合、バケットを地中にいれた状態で機体を後退させるとよい。
4 ダンプトラックへの積込みは、荷台の後方から作業装置を旋回して行う。
〔No. 14〕 バックホウによる掘削作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 強い掘削 力が必要な作 業では、ブームとアームの交差角を 90 度よりやや大きめにするとよい。
2 斜面上の作業では、盛土などにより水平に足場を築くとよい。
3 軟弱地の作業では、枕木や鉄板をクローラのフロント側に敷くとよい。
4 基本的な作 業 姿勢は、クローラの向きを掘削方向と合わせ、走行モータは車体のフロント側
とする。
〔No. 15〕 バックホウによる積込み作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 ダンプトラックへの積込み位置は、バケットの旋回角度が小さくなるように配置する。
2 バックホウの設置地盤高さは、ダンプトラックの走行地盤高さより低くすると荷台の視認性がよくなる。
3 ダンプトラックは、バックホウの左右に両着けにすると、作業時間の短縮に効果がある。
4 ダンプトラックへの積込みは、細粒分を先に敷き込み、その上に大塊を積むと荷台への衝 撃が緩和される。
〔No. 16〕 バックホウによる溝掘削に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 溝掘削の作業範囲は、垂直にしたアームの前方 45 度〜手前 30 度が有効範囲である。
2 バケット幅での溝掘削は、溝と機体の中 心をそろえ、溝方向にバケットの向きを合わせて行う。
3 溝掘削での底部整形は、バックホウが次の掘削位置に後退する前に終わらせる。
4 溝幅がバケット幅の2倍以 上ある場合は、溝の片側からもう一方に向けて少しづつ旋回しながら掘削する。
〔No. 17〕 クラムシェルによる作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 油圧テレスコピック式は、機械式では困難な水中掘削に適している。
2 掘削場所が深く、運転者から掘削面が見えない場合は、合図者をつける。
3 機械式は、ブームをできるだけ立てた方がよいが、吊り上げロープが長くなるためバケットの振れに注意する。
4 油圧テレスコピック式は、アームシリンダでバケットを押し付けながら掘削してはならない。
〔No. 18〕 油圧式ショベル兼用屈曲ジブ式移動式クレーンによるクレーン作業に関する次の記 述のうち、適切でないものはどれか。
1 過負荷防止装置等の安全装置が作動することを確認してから行う。
2 車両系建設機械運転技能講習を修 了した者であれば操作できる。
3 10 分間の平均風速が 10 m/s 以上の強風時には作業を中止する。
4 軟弱地では、敷き鉄板で養生する等、機体を安定させて行う。
〔No. 19〕 油圧ショベルによるブレーカ作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 水平で安定した足場を選び、できるだけクローラの前後方向で作業する。
2 大きな破砕物で硬い場合は、割れやすい端から順に破砕する。
3 チゼルの先端を破砕物に入れた状態でアームを動かすと破砕が容易になる。
4 ブレーカ装置は、吊り荷作業や破砕物の移動作業の用途に使用しない。
〔No. 20〕 バックホウにより地山土 量 1,080 m3 の掘削を以下の条 件で行う場合の必要な作 業 時間として次のうち、適切なものはどれか。
(条件 1サイクル当たりの掘削量(地山土量:1.5 m3)
土量換算係数:1.0
作業効率:0.5
サイクルタイム :30 秒
1 2 時間
2 6 時間
3 12 時間
4 18 時間
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