令和元年度 2 級建築施工管理技術士検定試験 (後期) 学科過去試験問題 令和元年 11 月 10 日(日)
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
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令和元年度 2 級建築施工管理技術士検定試験 (後期) 学科過去試験問題 令和元年 11 月 10 日(日)
※ 問題番号〔No1〕〜〔No14〕までの14 問題のうちから9問題を選択し解答してください。
〔No1〕 日照及び日射に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 北緯 35 度付近の冬至における終日日射量は南向きの鉛直面が他のどの向きの鉛直面よりも大きい。
2 日照時間は日の出から日没までの時間をいう。
3 北緯 35 度付近の夏至における終日日射量は東向きの鉛直面よりも水平面の方が大きい。
4 大気透過率が高くなるほど直達日射が強くなり天空日射は弱くなる。
〔No2〕 昼光に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 直射日光は大気を透過して直接地表に届く昼光の成分である。
2 昼光率は屋外の全天空照度が大きくなると低くなる。
3 室内のある点における昼光率は時刻や天候によって変化しない。
4 室内の要求される基準昼光率は居間より事務室の方が高い。
〔No3〕 音に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 吸音率は入射する音のエネルギーに対する反射音以外の音のエネルギーの割合である。
2 床衝撃音には重くて軟らかい衝撃源による重量衝撃音と比較的軽量で硬い物体の落下による軽量衝撃音がある。
3 単層壁の音響透過損失は一般に壁体の面密度が高くなるほど大きくなる。
4 劇場の後方部はエコーを防ぐため壁や天井に反射板を設置する。
〔No4〕 鉄筋コンクリート構造に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 耐震壁の壁量は地震力などの水平力を負担させるため下階よりも上階が多くなるようにする。
2 大梁は床の鉛直荷重を支えるとともに柱をつなぎ地震力などの水平力にも抵抗する部材である。
3 柱と梁の接合部を剛接合とした純ラーメン構造は骨組みで地震力などの水平力に抵抗する構造である。
4 床スラブは床の鉛直荷重を梁に伝えるとともに架構を一体化し地震力などの水平力に抵抗させる役割も持っている。
〔No5〕 鉄骨構造の一般的な特徴に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 軽量鉄骨構造に用いる軽量形鋼は通常の形鋼に比べて部材にねじれや局部座屈が生じやすい。
2 鉄筋コンクリート構造に比べ鉄骨構造の方が架構の変形能力が高い。
3 鋼材は不燃材料であるため骨組は十分な耐火性能を有する。
4 鉄筋コンクリート構造に比べ鉄骨構造の方が大スパンの建築物を構築できる。
〔No6〕 鉄骨構造に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 丸鋼を用いる筋かいは主に引張力に働く部材である。
2 スチフナーは節点に集まる部材相互の接合に用いられる鋼板である。
3 エンドタブは溶接時に溶接線の始終端に取り付けられる補助部材である。
4 裏当て金は完全溶込み溶接を片面から行うために溶接線に沿って開先ルート部の裏側に取り付けられる鋼板である。
〔No7〕 基礎構造に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 独立フーチング基礎は一般に基礎梁で連結する。
2 同一建築物に杭基礎と直接基礎など異種の基礎を併用することはなるべく避ける。
3 直接基礎の鉛直支持力は基礎スラブの根入れ深さが大きくなるほど大きくなる。
4 直接基礎の底面は冬季の地下凍結深度より浅くする。
〔No8〕 建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として最も不適当なものはど れか。
1 地震力は建築物の弾性域における固有周期及び地盤の種類に応じて算定する。
2 バルコニーの積載荷重は共同住宅の用途に供する建築物より学校の方が大きい。
3 多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は建築物の固定荷重と積載荷重の和に積雪荷重の 1 /2を加えたものとする。
4 建築物を風の方向に対して有効にさえぎる防風林がある場合はその方向における速度圧を 1 /2まで減らすことができる。
〔No9〕 図に示す単純梁にモーメント荷重が作用したとき支点B に生じる鉛直反力の値の大
きさとして正しいものはどれか。
1 12 kN
2 6 kN
3 4 kN
4 3 kN
〔No10〕 図に示す単純梁に集中荷重2 P 及び 3 P が作用したときの曲げモーメント図として
正しいものはどれか。
ただし曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。
1
2
3
4
〔No11〕 JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する構造用鋼材に関する記述として最
も不適当なものはどれか。
1 建築構造用圧延鋼材はSN 材と呼ばれ性能によりA 種B 種C 種に分類される。
2 溶接構造用圧延鋼材はSM 材と呼ばれ溶接性に優れた鋼材である。
3 建築構造用炭素鋼鋼管はSTKN 材と呼ばれ材質をSN 材と同等とした円形鋼管である。
4 一般構造用圧延鋼材はSSC 材と呼ばれ一般的に使用される鋼材である。
〔No12〕 JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する建具の試験項目と測定項目の組合せ として最も不適当なものはどれか。
1 結露防止性試験 熱貫流率
2 耐風圧性試験 変位茜たわみ
3 気密性試験 通気量
4 水密性試験 漏水
〔No13〕 シーリング材の特徴に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 ポリサルファイド系シーリング材は表面の仕上塗材や塗料を変色軟化させることがある。
2 ポリウレタン系シーリング材はガラスまわり目地に適している。
3 シリコーン系シーリング材は紫外線による変色が少ない。
4 アクリルウレタン系シーリング材は表面にタックが残ることがある。
〔No14〕 カーペットに関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 タフテッドカーペットはパイル糸をうね状に並べて基布に接着固定した敷物である。
2 ウィルトンカーペットは基布とパイル糸を同時に織り込んだ機械織りの敷物である。
3 ニードルパンチカーペットはシート状の繊維で基布を挟み針で刺して上下の繊維を絡ませた敷物である。
4 タイルカーペットはバッキング材を裏打ちしたタイル状敷物である。
※ 問題番号〔No15〕〜〔No17〕までの3問題は全問題を解答してください。
〔No15〕 屋外排水設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 地中埋設排水管の長さがその内径又は内法幅の 120 倍を超えない範囲内で桝又はマンホールを設ける。
2 地中埋設排水経路に桝を設ける場合雨水桝にはインバートを汚水桝には泥だめを設ける。
3 排水管を給水管に平行して埋設する場合原則として両配管は 500 mm 以上のあきを設ける。
4 地中埋設排水経路が合流する箇所には桝又はマンホールを設ける。
〔No16〕 照明設備に関する一般的な記述として最も不適当なものはどれか。
1 LED は高効率で他の照明器具に比べ寿命が長く省エネ対策として広く用いられる。
2 Hf 蛍光ランプはちらつきが少なく主に事務所などの照明に用いられる。
3 ハロゲン電球は低輝度であり主に道路やトンネルの照明に用いられる。
4 メタルハライドランプは演色性がよく主にスポーツ施設などの照明に用いられる。
〔No17〕 空気調和設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 単一ダクト方式におけるCAV 方式は室内に吹き出す風量が一定であり室内環境を一定に保つことができる。
2 二重ダクト方式は別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことができる。
3 パッケージユニット方式は熱源機器でつくられた冷水や温水を各室のパッケージユニットに供給し冷風や温風が吹き出るようにしたものである。
4 各階ユニット方式は各階ごとに空調機を分散設置して空調を行う方式で各階ごとの負荷変動に対応できる。
※ 問題番号〔No18〕〜〔No32〕までの15 問題のうちから12 問題を選択し解答してください。
〔No18〕 やり方及び墨出しに関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 水貫は水杭に示した一定の高さに上端を合わせて水杭に水平に取り付ける。
2 やり方は建物の高低位置方向心の基準を明確にするために設ける。
3 高さの基準点は複数設置すると相互に誤差を生じるので設置は1箇所とする。
4 鋼製巻尺は同じ精度を有する巻尺を2本以上用意して1本は基準巻尺として保管する。
〔No19〕 地業工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 砂利地業に用いる再生クラッシャランは岩石を破砕したものであり品質にばらつきがある。
2 土間コンクリートの下の防湿層は断熱材がある場合断熱材の直下に設ける。
3 砂利地業の締固めは床付地盤を破壊したりさらに深い地盤を乱さないよう注意して行う。
4 砂利地業の締固めによるくぼみが生じた場合は砂又は砂利を補充して再度転圧する。
〔No20〕 異形鉄筋の加工に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 鉄筋の加工寸法の表示及び計測は突当て長さ(外側寸法)を用いて行う。
2 鉄筋の種類と径が同じ帯筋とあばら筋は折曲げ内法直径の最小値は同じである。
3 壁の開口部補強筋の末端部にはフックを付けなければならない。
4 鉄筋の折曲げ加工は常温で行う。
〔No21〕 型枠支保工に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 支柱にパイプサポートを使用する場合継手は差込み継手としてはならない。
2 支柱にパイプサポートを使用する場合パイプサポートを3以上継いで用いてはならない。
3 柱壁及び梁側型枠のせき板を保持する場合支保工は一般に内端太及び外端太により構成する。
4 軽量型支保梁を受ける梁型枠の支柱にパイプサポートを使用する場合パイプサポートは
2列に設ける。
〔No22〕 コンクリートの養生に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 湿潤養生期間の終了前であってもコンクリートの圧縮強度が所定の値を満足すればせき板を取り外すことができる。
2 打込み後のコンクリートが透水性の小さいせき板で保護されている場合は湿潤養生と考えてよい。
3 早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートの材齢による湿潤養生期間は普通ポルトランドセメントより短くできる。
4 寒中コンクリート工事における加熱養生中はコンクリートの湿潤養生を行わない。
〔No23〕 鉄骨の建方に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 溶接継手のエレクションピースに使用する仮ボルトは高力ボルトを用いて全数締め付けた。
2 ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物はその筋かいを用いて建入れ直しを行った。
3 柱現場溶接接合部に建入れ及び食違い調整機能の付いた治具を使用したためワイヤロープを用いず建入れ直しを行った。
4 建方精度の測定は温度の影響を避けるため早朝の一定時間に実施した。
〔No24〕 在来軸組構法の木工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 土台を固定するアンカーボルトは土台の両端部や継手の位置耐力壁の両端の柱に近接した位置に設置した。
2 柱に使用する心持ち材には干割れ防止のため見え隠れ部分に背割りを入れた。
3 根太の継手は大引の心を避けて突付け継ぎとし釘打ちとした。
4 軒桁の継手は柱心から持ち出して追掛け大栓継ぎとした。
〔No25〕 シーリング工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 充填箇所以外の部分に付着したシリコーン系シーリング材は硬化後に除去した。
2 目地深さがシーリング材の寸法より深かったためボンドブレーカーを用いて充填深さを調整した。
3 ノンワーキングジョイントでは3面接着で施工した。
4 コンクリート打継目地のシーリング目地幅は20 mm とした。
〔No26〕 セメントモルタルによるタイル後張り工法に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 改良積上げ張りは張付けモルタルを塗り付けたタイルを下部から上部に張り上げる工法である。
2 密着張りは下地面に張付けモルタルを塗り付け振動機を用いてタイルを張り付ける工法である。
3 マスク張りは下地面に張付けモルタルを塗り付け表張りユニットをたたき込んで張り付ける工法である。
4 改良圧着張りは下地面とタイル裏面とに張付けモルタルを塗り付けタイルを張り付ける工法である。
〔No27〕 金属製折板葺の工法に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 重ね形折板のボルト孔は折板を1枚ずつ呼び出しポンチで開孔した。
2 重ね形折板は各山ごとにタイトフレーム上の固定ボルトに固定した。
3 折板葺のけらばの変形防止材には折板の3山ピッチ以上の長さのものを用いた。
4 折板葺の棟包みの水下側には雨水を止めるために止水面戸を用いた。
〔No28〕 床コンクリートの直均し仕上げに関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 床仕上げレベルを確認できるガイドレールを床コンクリートを打ち込んだ後に 4 m 間隔で設置した。
2 コンクリート面を指で押しても少ししか入らない程度になった時に木ごてで中むら取りを行った。
3 機械式ごてを用いた後最終仕上げは金ごて押えとした。
4 張物下地は最終こて押えの後12 時間程度を経てから3日間散水養生を行った。
〔No29〕 建具工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 鋼製両面フラッシュ戸の表面板裏側の見え隠れ部分は防錆塗装を行わなかった。
2 木製フラッシュ戸の中骨は杉のむく材を使用した。
3 アルミニウム製建具のアルミニウムに接する小ねじは鉛めっき処理したものを使用した。
4 樹脂製建具は建具の加工及び組立てからガラスの組込みまでを建具製作所で行った。
〔No30〕 木部の塗装工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 オイルステイン塗りは耐候性が劣るため建築物の屋外には使用しなかった。
2 つや有合成樹脂エマルションペイント塗りの下塗り後のパテかいは耐水形の合成樹脂エ
マルションパテを使用した。
3 クリヤラッカー塗りの下塗り材はサンジングシーラーを使用した。
4 木材保護塗料塗りにおいて塗料は希釈せず原液で使用した。
〔No31〕 カーペット敷きに関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 タイルカーペットは粘着はく離形の接着剤を用いて張り付けた。
2 全面接着工法によるカーペットはニーキッカーを用いて十分伸長させながら張り付けた。
3 グリッパー工法のグリッパーは壁際からのすき間を均等にとって打ち付けた。
4 ウィルトンカーペットははぎ合わせを手縫いでつづり縫いとした。
〔No32〕 モルタル塗り仕上げ外壁の改修におけるアンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 モルタルの浮き部分に使用するアンカーピンの本数は一般部分を 16 本/m2 とした。
2 アンカーピン固定部の穿孔の深さは構造体コンクリート面から 30 mm とした。
3 穿孔後は孔内をブラシで清掃し圧搾空気で接着の妨げとなる切粉を除去した。
4 アンカーピン固定用エポキシ樹脂は手動式注入器を用いて孔の表面側から徐々に充填した。
※ 問題番号〔No33〕〜〔No42〕までの 10 問題は全問題を解答してください。
〔No33〕 施工計画と事前調査の組合せとして最も関係の少ないものはどれか。
1 場所打ちコンクリート杭工事の計画 敷地内の地中障害物の有無の調査
2 鉄骨の建方計画 近隣の商店や工場の業種の調査
3 地下水の排水計画 公共桝の有無と下水道の排水能力の調査
4 山留工事の計画 試験掘削による土質性状の追加調査
〔No34〕 仮設計画に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 工事用ゲートを複数設置するため守衛所をメインのゲート脇に設置しその他は警備員だけを配置することとした。
2 作業員詰所は職種数や作業員の増減に対応するため大部屋方式とすることとした。
3 塗料や溶剤等の保管場所は管理をしやすくするため資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り設置することとした。
4 工事用ゲートにおいて歩行者が多いため車両の入退場を知らせるブザー及び標示灯を設置することとした。
〔No35〕 工事現場における材料の保管に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 鉄筋は直接地面に接しないように角材間に渡し置きシートを掛けて保管した。
2 壁紙はポリエチレンフィルムを掛けて養生し屋内に立てて保管した。
3 ALC パネルは台木を水平に置いた上に平積みで保管した。
4 ガラスはクッション材を挟み屋内の乾燥した場所に平積みで保管した。
〔No36〕 総合工程表の立案段階で考慮すべき事項として最も必要性の少ないものはどれか。
1 敷地周辺の上下水道ガス等の公共埋設物
2 敷地周辺の電柱架線等の公共設置物
3 コンクリート工事の検査項目
4 使用揚重機の能力と台数
〔No37〕 バーチャート工程表に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 作業進行の度合い工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しやすい。
2 作業の流れ各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい。
3 手軽に作成することができ視覚的に工程が把握しやすい。
4 出来高の累計を重ねて表現したものは工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい。
〔No38〕 品質管理に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 品質管理とは工事中に問題点や改善方法などを見出しながら合理的かつ経済的に施工を行うことである。
2 PDCA サイクルを繰り返すことにより品質の向上が図れる。
3 作業そのものを適切に実施するプロセス管理に重点をおくより試験や検査に重点をおく方が有効である。
4 施工の検査に伴う試験は試験によらなければ品質及び性能を証明できない場合に行う。
〔No39〕 トルシア形高力ボルトの1次締め後に行うマーキングに関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 マークによって1次締め完了の確認ができる。
2 マークのずれによって本締め完了の確認ができる。
3 マークのずれによって軸回りの有無の確認ができる。
4 マークのずれによってトルク値の確認ができる。
〔No40〕 品質管理のための試験又は検査に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1 鉄骨工事の現場隅肉溶接は浸透探傷試験により確認した。
2 造作用の木材は含水率を高周波水分計により確認した。
3 鉄筋のガス圧接部は全数を外観試験により確認した。
4 摩擦杭の周面摩擦力はすべり係数試験により確認した。
〔No41〕 建築工事における危害又は迷惑とそれを防止するための対策に関する記述として最
も不適当なものはどれか。
1 掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐために防護棚を設置した。
2 落下物による危害を防ぐために足場の外側面に工事用シートを設置した。
3 工事用車両による道路面の汚れを防ぐために洗車場を設置した。
4 解体工事による粉塵の飛散を防ぐために散水設備を設置した。
〔No42〕 高所作業車を用いて作業を行う場合事業者の講ずべき措置として「労働安全衛生法」上定められていないものはどれか。
1 高所作業車は原則として主たる用途以外の用途に使用してはならない。
2 高所作業車の乗車席及び作業床以外の箇所に労働者を乗せてはならない。
3 その日の作業を開始する前に高所作業車の作業開始前点検を行わなければならない。
4 高所作業等作業主任者を選任しなければならない。
※ 問題番号〔No43〕〜〔No50〕までの8問題のうちから6問題を選択し解答してください。
〔No43〕 用語の定義に関する記述として「建築基準法」上誤っているものはどれか。
1 大規模の修繕とは建築物の主要構造部の1種以上について行う過半の修繕をいう。
2 設計者とはその者の責任において設計図書を作成した者をいう。
3 建築設備は建築物に含まれる。
4 コンビニエンスストアは特殊建築物ではない。
〔No44〕 居室の採光及び換気に関する記述として「建築基準法」上誤っているものはどれか。
1 採光に有効な部分の面積を計算する際天窓は実際の面積の3倍の面積を有する開口部として扱う。
2 換気設備のない居室には原則として換気に有効な部分の面積がその居室の床面積の1 /20以上の換気のための窓その他の開口部を設けなければならない。
3 地階に設ける居室には必ずしも採光を確保するための窓その他の開口部を設けなくてもよい。
4 病院の診察室には原則として採光のための窓その他の開口部を設けなければならない。
〔No45〕 建設業の許可に関する記述として「建設業法」上誤っているものはどれか。
1 2以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業しようとする者が建設業の許可を受ける場合には国土交通大臣の許可を受けなければならない。
2 建築工事業で特定建設業の許可を受けている者は土木工事業で一般建設業の許可を受けることができる。
3 解体工事業で一般建設業の許可を受けている者は発注者から直接請け負う1件の建設工事の下請代金の総額が 3,000 万円の下請契約をする場合には特定建設業の許可を受けなければならない。
4 建築工事業で一般建設業の許可を受けている者は発注者から直接請け負う1件の建設工事の下請代金の総額が 6,000 万円の下請契約をする場合には特定建設業の許可を受けなければならない。
〔No46〕 建設工事の請負契約書に記載しなければならない事項として「建設業法」上定めら
れていないものはどれか。
1 工事着手の時期及び工事完成の時期
2 工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号
3 契約に関する紛争の解決方法
4 工事内容及び請負代金の額
〔No47〕 労働契約に関する記述として「労働基準法」上誤っているものはどれか。
1 使用者は労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺することができる。
2 使用者は労働契約に附随して貯蓄の契約をさせてはならない。
3 労働者は使用者より明示された労働条件が事実と相違する場合においては即時に労働契約を解除することができる。
4 使用者は労働契約の不履行について違約金を定める契約をしてはならない。
〔No48〕 事業者が新たに職務に就くことになった職長に対して行う安全衛生教育に関する事項として「労働安全衛生法」上定められていないものはどれか。
ただし作業主任者を除く。
1 作業方法の決定に関すること
2 労働者に対する指導又は監督の方法に関すること
3 危険性又は有害性等の調査に関すること
4 作業環境測定の実施に関すること
〔No49〕 産業廃棄物の運搬又は処分の委託契約書に記載しなければならない事項として「廃棄
物の処理及び清掃に関する法律」上定められていないものはどれか。 ただし特別管理産業廃棄物を除くものとする。
1 委託する産業廃棄物の種類及び数量
2 産業廃棄物の運搬を委託するときは運搬の方法
3 産業廃棄物の処分を委託するときは処分の方法
4 委託者が受託者に支払う料金
〔No50〕 次の資格者のうち「消防法」上定められていないものはどれか。
1 消防設備点検資格者
2 建築設備等検査員
3 消防設備士
4 防火対象物点検資格者