スマホで解く過去問解説 !令和元年(31年)度(第2回)2級建設機械施工技士学科試験過去問題
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
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令和元年(31年)度(第2回)2級建設機械施工管理技士(補)学科試験共通過去問題
1 土木工学一般
※ No. 1〜No. 16までの 16 問題のうちから 10 問題を選択し解答してください。
No. 1 土の含水比に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 締固め試験において、乾燥密度が最小となる点に対応する含水比を最適含水比という。
2 含水比は、土の強度、土の締固め効果に大きな影響を与えない。
3 含水比は、土粒子の質量の間隙水の質量に対する比を示す。
4 一般に砂質土の自然含水比は、粘性土の自然含水比より低い。
No. 2 岩掘削の難易度を対象とした岩の分類で、中硬岩の状態に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 岩塊、玉石が混入して掘削しにくく、バケット等に空隙のできやすいもの。
2 き裂が全くないか少ないもの、密着のよいもの。
3 風化のあまり進んでいないもの(き裂間隔 30 〜 50 cm 程度のもの)
4 固結の程度のよい第四紀層、風化の進んだ第三紀層以前のもの、リッパ掘削のできるもの。
No. 3 下記に示す、コンクリートの強度に関する記述の の語句として次のうち、適切なも
のはどれか。
コンクリートの強度は、一般に標準養生を行った円柱供試体の材齢 28 日における(A)を基準とする。
1 圧縮強度
2 せん断強度
3 引張強度
4 割裂引張強度
No. 4 切土及び盛土によって形成される土工ののり面に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 のり面の勾配は、一般に(1:α )と表され、高さが1m 上がる(下がる)ときの水平距離が α mであることを示している。
2 切土のり面では、土質、岩質、のり面規模に応じて、高さ5 〜 10 m ごとに小段を設ける。
3 盛土ののり面では、のり肩から 5〜7m 下がるごとに小段を設ける。
4 のり面に設ける小段には、管理を考慮し横断勾配はつけずに仕上げる。
No. 5 切土及び盛土の土量変化率に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 土量変化率(L)は、ほぐした土量を地山の土量で除した数値で表され、1.0 より大きくなる。
2 土量変化率(C)は、地山の土量を締固めた土量で除した数値で表される。
3 土量変化率(L)は、切土工事において残土置き場の容量の検討などに用いられる。
4 土量変化率(C)は、盛土工事において必要となる地山の土量の検討などに用いられる。
No. 6 土留め支保工内の掘削底面の破壊現象とその破壊が生じやすい地盤状態に関する記述の組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(破壊現象) (破壊が生じやすい地盤状態)
1 ヒービング 掘削底面付近に含水比の高い粘性土が厚く堆積している場合
2 パイピング 水みちができやすい砂質土などの場合
3 ボイリング 地下水位が高い場合、あるいは土留め付近に地下水の供給源がある粘性土の場合
4 盤ぶくれ 掘削底面付近が難透水層、水圧の高い透水層の順で構成されている場合
No. 7 一般に機械掘削が容易な土留め支保工として次のうち、適切でないものはどれか。
1 切ばり式土留め
2 控え杭タイロッド式土留め
3 アンカー式土留め
4 自立式土留め
No. 8 アスファルト舗装の補修工法と施工機械に関する次の組合せのうち、適切でないものはどれか。
(補修工法) (施工機械)
1 表層・基層打換え工法 路面切削機
2 打換え工法 ブレーカ
3 路上表層再生工法 路上破砕混合機
4 オーバーレイ工法 アスファルトフィニッシャ
No. 9 路盤の施工に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 加熱アスファルト安定処理路盤材料の敷ならしに、アスファルトフィニッシャを用いた。
2 石灰安定処理路盤材料の配合設計で、六価クロム溶出量の測定を行った。
3 セメント安定処理路盤材料の締固めに、ロードローラを用いた。
4 粒状路盤材料の締固めを、最適含水比付近の状態で行った。
No. 10 既製杭の施工に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 中掘り杭工法における先端処理には、施工管理ができないため、最終打撃方式を用いてはならない。
2 打撃工法では、打込み途中で作業を休止すると時間の経過とともに杭周面の摩擦力が増大し、打込みが困難となることがある。
3 中掘り杭工法の杭の沈設方法には、掘削と同時に杭体を下方に押込んで圧入させる方法と、杭体を回転させながら圧入する方法がある。
4 打撃工法における打込み精度は、建込み精度により大きく左右されるため、位置、方向とも慎重に行わなければならない。
No. 11 軟弱地盤対策の工法と主として期待される効果に関する組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(軟弱地盤対策工法) (主として期待される効果)
1 サンドドレーン工法 圧密沈下の促進
2 石灰パイル工法 地盤強度の増加
3 掘削置換工法 地盤の安定性確保
4 凍結工法 液状化の防止
No. 12 GNSS(GPS)を利用した測量に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 GNSS(GPS)測量は、位置情報(三次元座標)を計測できる。
2 GNSS(GPS)測量は、観測点間の視通ができなくても計測できる。
3 GNSS(GPS)測量は、夜間には計測できない。
4 GNSS(GPS)測量は、人工衛星から発信される電波を利用した計測システムである。
No. 13 施工計画の作成に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 施工計画書の作成では、工事内容の把握のため、契約書、設計図面及び仕様書の内容を検討し、工事数量の確認を行う。
2 施工計画書の作成では、設計図書と現地条件に相違があっても設計図書に基づき作成し、発注者に提出する。
3 仮設計画の立案のため、道路状況、現場進入路、給水施設などの調査を行う。
4 施工計画書の作成は、使用機械の選定を含む施工順序と施工方法の検討が必要である。
No. 14 下図に示す、建設工事のネットワーク式工程表の説明として次のうち、適切なものはどれか。
1 この工事のクリティカルパスの所要日数は、35 日である。
2 残土処理作業は、工期には直接影響しない。
3 機械解体茜搬出作業の開始日は、工事開始から 23 日目である。
4 残土処理作業と工事資材搬入作業は、必ず同じ日に完了する。
No. 15 土の締固め曲線に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。☆
1 最適含水比に対応する乾燥密度を最大乾燥密度という。
2 一般に、最大乾燥密度が低い土ほど最適含水比は低い。
3 一定のエネルギーにおいて、最も効率よく土を密にすることができる含水比を最適含水比という。
4 一般に土の乾燥密度は、含水比に対して凸の曲線形を示す。
No. 16 担当する工事で、目的物の品質に係る重大な異常が発生し、以下に示す①〜② の状況となった。担当技術者として、この後にとるべき行動として次のうち、適切なものはどれか。
①完成時の品質が確保できないおそれがあるデータの異常が発生したことを会社の上司に報告し、対応を相談した。
② 会社の上司からは、工期を優先し、工事を継続したうえで、異常の原因を究明し対応策を検討してから発注者に相談するようにとの指示を受けた。
1 指示に従い、工事を継続しながら原因究明を行い、対応策を検討してから発注者に相談することとした。
2 工事を継続して、原因の究明ができた時点で、自分だけの判断とせずに、発注者へ対応策を相談することとした。
3 工事を継続して、原因究明の方法を複数案検討したところで、発注者に相談することとした。
4 工事を一時中断し、原因は不明であるが品質に係る異常が発生したことを発注者に報告し、今後の対応について相談することとした。
2 建設機械一般
※ No. 17〜No. 20までの問題は必須問題ですから問題すべてに解答してください。
No. 17 建設機械用ディーゼルエンジンに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 負荷変動の激しい重負荷のもとでも運転できる。
2 ガソリンエンジンに比べて耐久性がある。
3 ガソリンエンジンより出力当たりのエンジン質量が小さい。
4 ガソリンエンジンより熱効率が高い。
No. 18 下図に示す、エンジン性能曲線のA〜Dに当てはまる語句の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
(A) (B) (C) (D)
1 軸トルク 定格回転速度 定格出力 燃料消費率
2 定格回転速度 燃料消費率 軸出力 軸トルク
3 軸出力 定格回転速度 燃料消費率 軸トルク
4 軸トルク 定格出力 定格回転速度 燃料消費率
No. 19 JIS 規格で定められている軽油の特性に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 着火性を示す値であるオクタン価は、45 以上である。
2 ディーゼルエンジンの燃料としては揮発性は必要としない。
3 低温特性の違いにより1号、2号の種類に分類されている。
4 引火点は、40 ℃ から 45 ℃ の間にある。
No. 20 潤滑剤に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 作動油の粘度が低すぎる場合は、内部及び外部漏洩の増加を招くことがある。
2 作動油の粘度が高すぎる場合は、油温の上昇や圧力損失の増加を招くことがある。
3 ブレーキ液の交換後は、必ずエア抜きをする。
4 不凍液の希釈水は、天然水を使用する。
3 法規・安全・衛生
※ No. 21〜No. 25までの問題のうちから問題を選択し解答してください。
No. 21 建設業法に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 注文者は、請負契約の締結後、自己の取引上の地位を不当に利用して、その注文した建設工事に使用する資材の購入先を指定し、その資材を請負人に購入させて、その利益を害してはならない。
2 建設業者は、その者と同じ種類の建設業の許可を受けた建設業者である元請負人からは、発注者の承諾を得なくても建設工事を一括して請け負うことができる。
3 主任技術者は、建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理その他の技術上の管理を誠実に行わなければならない。
4 建設業者は、建設工事の担い手の育成及び確保その他の施工技術の確保に努めなければならない。
No. 22 建設業法に定める建設業の許可に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 建設業の許可は、3年ごとに更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
2 建設業者は、許可を受けた建設業に係る建設工事を請け負う場合においては、当該建設工事に附帯する他の建設業の建設工事を請け負うことができる。
3 建設業の許可は、建設工事の種類ごとに、それぞれの建設業に分けて与えられる。
4 500 万円未満の土木一式工事のみを請け負うことを営業とする者は、建設業の許可を受けなくてよい。
No. 23 騒音規制法上、指定地域内で特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者が市町村長に届け出なければならない事項は、次のうちどれか。
1工事請負契約書の写し
2施工体制台帳
3使用する予定の建設機械に係る技能講習修了証明書の写し
4騒音の防止の方法
No. 24 道路法上、道路占用工事における道路の掘削及び埋戻しに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 掘削面積は、工事の施行上やむを得ない場合において、道路の交通に著しい支障を及ぼすことのないように措置して行う場合を除き、当日中に復旧可能な範囲とすること。
2 わき水により地盤の緩みを生ずるおそれのある箇所を掘削する場合は、地盤の緩みを防止するために必要な措置を講ずること。
3 掘削土砂の埋戻し1層の厚さは、路床部では原則として 0.5m とし、締固め機械又は器具で確実に締め固めること。
4 道路を横断して掘削する場合は、原則として、道路の交通に著しい支障を及ぼさないと認められる道路の部分について掘削を行い、掘削部分に交通に支障を及ぼさないための措置を講じた後、その他の部分の掘削を行うこと。
No. 25 廃棄物の処理及び清掃に関する法律上、産業廃棄物に該当しないものは、次のうちどれか。
1 建設残土
2 汚泥
3 燃え殻
4 廃油
3 法規・安全・衛生
※ No. 26〜No. 30までの問題のうちから問題を選択し解答してください。
No. 26 労働基準法上、使用者が満 18 歳に満たない者に行わせることができる業務、作業は次のうちどれか。
1 クレーンの運転の業務
2 2人以上の者によって行うクレーンの玉掛けの業務における補助作業の業務
3 坑内での労働
4 運転中の機械の危険な部分の掃除
No. 27 労働基準法上、使用者に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。
2 労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱いをしてはならない。
3 労働者が出産の費用に充てるために請求する場合においては、その後に行われる予定の労働に対する賃金も支払わなければならない。
4 労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない。
No. 28 労働基準法上、労働者の解雇の制限及び予告に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 原則として、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後30 日間は解雇してはならない。
2 労働者が業務上負傷して療養のために休業している期間は、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合でも解雇してはならない。
3 労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合には、労働基準監督署長の認定を受けなくても、予告又は予告に代わる賃金の支払をすることなく労働者を解雇をすることができる。
4 原則として、産後 30 日を経過した女性は解雇することができる。
No. 29 労働安全衛生法上、作業主任者の選任を要しない作業は、次のうちどれか。
1 高さ 5m のコンクリート造の工作物の解体の作業
2 型枠支保工の組立ての作業
3 つり足場、張り出し足場を除く高さ2m の構造の足場の組立ての作業
4 土止め支保工の切りばりの取付けの作業
No. 30 労働安全衛生法上、機体重量が3t 以上の建設機械で、動力を用い、不特定の場所に自走できるものの運転業務を、当該建設機械に係る安全衛生特別教育を受けた者が行うことができるものは、次のうちどれか。ただし、道路上の走行を除く。
1 ブルドーザ
2 パワーショベル
3 アースドリル
4 ローラ
令和元年(31年)度(第2回)2級建設機械施工管理技士(補)学科試験2種ショベル過去問題
4 2種ショベル問題
No. 1 ショベル系建設機械に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1機械式ショベルは、ウインチドラムに巻かれたワイヤロープによって作業動作を行うショベルである。
2超小旋回形油圧ショベルは、後端旋回半径がクローラ全幅の 150 % 以内で旋回できるよう設計されている。
3油圧圧砕機は、コンクリート版などをはさんで、圧縮茜曲げ作用により破砕するアタッチメントを備えたショベルである。
4油圧テレスコピック式クラムシェルは、クラムシェルバケットを取り付けた油圧式の伸縮アームを、ブームの先端に装着した機械である。
No. 2 ショベル系掘削機の特徴と主な用途に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 バックホウは、機械が設置された地盤より低い所の掘削に適した機械である。
2油圧式クラムシェルは、ビル工事の根切りや地下鉄工事の集積土さらいなどに用いられる。
3油圧ショベルのクレーン作業は、用途外使用として特定の条件を満たす場合を除いて禁止されている。
4ドラグラインは、硬い地盤や砕石の原石山掘削、積込みに適する。
No. 3 油圧ショベルによる作業とその作業に適した特殊仕様に関する組合せとして次のうち、適切でないものはどれか。
(作業) (特殊仕様)
危険、有害領域での作業 無線操縦機能
夜間作業、住宅地内での作業 低騒音・低振動型
山岳地での作業 掘削深さ一定制御機能
狭所での作業 オフセットブーム機能
No. 4 ショベル系掘削機の諸元及び性能用語に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 油圧ショベルの掘削力には、ブーム掘削力とアーム掘削力の種類がある。
2機械総質量とは、運転質量に最大積載質量を加えたものをいう。
3最大登坂能力は、上昇高さを水平距離で除した割合ì%íの最大値を表す。
4動的安定性に影響する要因には、接地長、シュー幅、ブーム速度などがある。
No. 5 油圧ショベルの構造・機能に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1 クローラ式の接地圧は、ホイール式に比べて高い。
2クローラ式でのステアリングは、左右のクローラの油圧ポンプを異なる回転速度にして行う。
3走行駐車ブレーキは、走行動作を無理なく停止させるなどのために用いられるものである。
4機械リンク式の操縦装置は、リンク機構を介して手動により直接コントロールバルブやブレーキを動かす。
No. 6 油圧ショベルの構造・機能に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1旋回方向の切換えは、コントロールバルブによって旋回油圧モータの回転方向を変えて行う。
2 一般に旋回油圧モータは、小形高速モータで、減速機は、平歯車または遊星歯車を用いている。
3センタジョイントは、上部旋回体が旋回しても下部走行体の油圧機器に油を送る作動油配管がよじれないようにする装置である。
4トラック式バックホウのエンジンは、走行用とバックホウ用を共用している。
No. 7 油圧ショベルの作業装置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1オフセットブームは、油圧シリンダによってアームを左右に平行移動できるようになっている。
2エジェクタ付きバケットは、V 形溝掘削に適したバケットである。
3クラムシェルアタッチメントを装着した場合は、移動式クレーンの適用を受ける。
4グラップルアタッチメントは、底開き型のボトムダンプ型バケットである。
No. 8 バックホウの運転・取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1急斜面での上り下りでは、走行中に左右に操向を切りながら進む。
2作業上やむを得ず障害物を乗り越える場合は、作業装置を利用してクローラの前方を上げて通過する。
3運転中に異常を感じたときは、できるだけ平たんな場所に停止させてから必要な措置を行う。
4エンジン停止後に作業装置を急激に降下させない。
No. 9 油圧ショベルの運転・取扱いに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1機械から離れるときは、バケットを接地しエンジンを停止させキーを抜く。
2機械を運転するときは、ならし運転や暖機運転をする。
3岩盤、岩石地や河川敷などの荒場では、ゴムクローラを使用する。
4作業装置と機械後端の旋回半径内には、人や他の機械などが立ち入らないようにする。
No. 10 油圧ショベルの故障内容と主な故障原因に関する組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
(故障内容) (主な故障原因)
左右とも走行しない オイルクーラの汚れ
作動油の温度が上がる エンジンファンベルトの張力不足
旋回しない シリンダ内のオイルシールの破損
低圧ホースの油漏れ トラックリンクの緩み過ぎ
No. 11 開削工法におけるショベル系掘削機械の選定に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 掘削深さが 20 m 程度を超える掘削や水中掘削の場合には、ワイヤロープ式クラムシェルが適している。
2ドライ掘削で掘削深さが5〜 20 m 程度の場合は、油圧テレスコピック式クラムシェルが適している。
3掘削深さが5m 程度を超える場合や土留め切ばりなどで、掘削場所の開口間口が狭い場合には、ドラグラインが適している。
4ドライ掘削で掘削深さが5m 程度以下の場合には、バックホウが適している。
No. 12 ショベル系建設機械による作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1重掘削以外の作業は、エンジンの回転速度を 80 % 程度にして行う。
2バケットの両端の爪が摩耗して短くなり中央部との差が 20 〜 30 mm 程度になったときは、外側と内側の爪を交換するとよい。
3軽い土砂や軟らかい土砂の掘削には、大きな容量のバケットを用いる。
4積込み作業では、旋回角度を小さくしサイクルタイムを短縮するほど時間当たりの作業量は小さくなる。
No. 13 バックホウによるダンプトラックへの積込み作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1土砂の放出高さは、荷台が傷まないよう低くするとよい。
2大きな石は先に積込み、小さなものは上に積み込む。
3ダンプトラックへ積み込むときの旋回は、荷台の後方から行う。
4粘性土の積込みは、荷台に砂を薄く敷いておくと荷下ろしのときに土離れがよい。
No. 14 バックホウの作業方法に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 掘削は、主としてバケットのかき込み力を利用する。
2硬い地盤ののり切りは、バケットで小突きながらかき落とす。
3軟らかい地盤ののり切りは、バケットの掘削角度を小さくしてアームでかき落とす。
4大塊の掘起こしは、最初に大塊の手前を掘削する。
No. 15 クラムシェルによる作業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1土砂の放出は、つり上げロープが長くなる位置で行うと振れが少なく正確にできる。
2開閉ロープの本数は、硬い土質では掛け数を減じ、軟らかい土質では増やす。
3ブームは、立てるより倒し気味にした方が旋回が容易で高い所へダンプでき、重い荷をつり上げるのにも楽である。
4掘削作業におけるバケットの巻上げは、バケット開閉ロープを緩めないで行う。
No. 16 バックホウによる土工作業に関する次の記述のうち、適切でないものどれか。
1切羽の高さや深さは、一般にブームの高さ程度までとする。
2軟らかい土の掘削では、バケット掘削角度を小さくして薄く削り、できるだけ長い切削距離で行う。
3バケットの爪を切羽にくい込ませた状態での旋回動作はしない。
4掘削は、アームの引込み力を利用し、必要に応じてバケットのかき込み力を利用して行う。
No. 17 バックホウによる溝掘削に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1溝幅がバケット幅の倍以上の溝は、車体を左右に移動せずに片側に据え置いて掘削する。
2溝幅がバケット幅の倍以下の溝は、左右の掘削深さに差をつけて交互に数段に分けて掘削する。
3掘削角度の範囲は、垂直にしたアームの前方 45 度から手前 30 度が適切である。
4浅い溝の掘削は、掘削の進行に応じて車体を後退させて行う。
No. 18 油圧テレスコピック式クラムシェルによる作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1傾斜地では、横断や方向転換、谷側への旋回をしてはならない。
2アームを伸ばした状態で急激な旋回やアームの押し引きをしてはならない。
3移動するときは、アームを最長にしてバケットが地上から 50 cm 程度になるようにブームを調整する。
4作業装置がバックホウより重いため、走行や作業時は特に転倒に注意する。
No. 19 油圧ショベル兼用屈曲ジブ式移動式クレーンの作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1作業中に運転席を離れる場合には、バケットを接地させ操作レバーは中立にしエンジンを止める。
2フックとバケットが干渉しないように、事前に作業姿勢を確認してから作業を開始する。
3離れた位置の荷のつり上げは、斜め引きしてつり上げる。
4作業範囲内への立ち入り禁止措置を行い、合図者の合図で作業を行う。
No. 20 下記の条件で、バックホウにより地山の掘削積込み作業を行う場合の運転時間当たりの作業量として次のうち、適切なものはどれか。
(条件)バケット山積容量 :0.5 m3
バケット係数 :0.8
土量換算係数 :1.0
作業効率 :0.5
サイクルの所要時間:40 秒
18 m3/h
36 m3/h
72 m3/h
113 m3/h